ルリモンジャノメ Elymnias hypermnestra tinctoria Moore, 1878 は、タテハチョウ科(Family Nymphalidae)ジャノメチョウ亜科(Subfamily Satyrinae)マネシヒカゲ属(Genus Elymnias)のチョウで、台湾から南の東南アジアに広く分布しているが、2021年5月に西表島西岸で発見されて以降発生を繰り返し、2022年には近隣の小島および石垣島でも発生が確認され、現在では定着している。翅表が瑠璃色で、飛んでいる時には、瑠璃色と後翅のオレンジ色が見えて美しいが、止まっている時には、まったく翅を開くことがないので翅裏だけの撮影。
そのほか、環境省レッドリストに準絶滅危惧種として記載されており、名前の由来となった翅裏の複雑な波模様が特徴的であるマサキウラナミジャノメ Ypthima masakii Ito, 1947 や尾状突起が一般に短く幅広く、赤斑が発達するクロアゲハ沖縄・八重山亜種 Papilio protenor liukiuensis Fruhstorfer, [1899]、そしてベニモンアゲハ Pachiliopta aristolochiae(Fabricius, 1775)も以下に掲載した。尚、初見初撮影は2種類でルリモンジャノメは、152種目、マサキウラナミジャノメは153種目となった。
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Canon 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO / 絞り優先AE F3.2 1/160秒 ISO 100(撮影地:沖縄県石垣市 2025.4.03 12:26)

Canon 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO / 絞り優先AE F6.3 1/250秒 ISO 640(撮影地:沖縄県石垣市 2025.4.03 13:04)

Canon 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO / 絞り優先AE F6.3 1/320秒 ISO 640(撮影地:沖縄県石垣市 2025.4.03 13:02)

Canon 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO / 絞り優先AE F8.0 1/200秒 ISO 3200(撮影地:沖縄県石垣市 2025.4.02 10:32)

Canon 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO / 絞り優先AE F8.0 1/200秒 ISO 3200(撮影地:沖縄県石垣市 2025.4.02 11:13)

Canon 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO / 絞り優先AE F3.5 1/160秒 ISO 100(撮影地:沖縄県石垣市 2025.4.03 12:01)
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