ホタルの独り言 Part 2

ホタルの生態と環境を52年研究し保全活動してます。ホタルだけでなく、様々な昆虫の生態写真や自然風景の写真も掲載しています

ミヤコマドボタル

2024-01-28 17:01:18 | その他ホタル

 ミヤコマドボタル Pyrocoelia miyako Nakane, 1981 は、ホタル科(Family Lampyridae)マドボタル属(Genus Pyrocoelia)で、一生を陸地で生活する陸生ホタルである。
 真冬にホタルの記事は、本土においては季節外れであるが、生息地の沖縄県宮古島では、5月から8月頃が発生のピークであるものの冬季においても見ることができる。2012年9月8日~9日の2日間、沖縄県立宮古高等学校の招きにより宮古島を訪れて、本種を観察した結果はホームページ「東京にそだつホタル」の"ホタルに関する調査研究レポート"「ミヤコマドボタル」において記載しているので、詳細はそちらを参照いただきたい。このブログでは未掲載であったため、未発表の写真とともに簡単に紹介したい。
 以下には、発光するミヤコマドボタルの成虫と幼虫を撮影した後に、同じカメラとレンズで撮影した天の川の写真も掲載した。

 ミヤコマドボタルは、宮古列島(宮古島、下地島、伊良部島、来間島、池間島)にのみ生息する固有種であり、環境省版レッドリストで準絶滅危惧として記載(尚、ホタル科で環境省版レッドリストに記載されている種は3種のみで、本種の他は、クメジマボタルが絶滅危惧ⅠA類、コクロオバボタルが絶滅危惧ⅠB類として記載)されていが、昨今の開発等により生息地そのものが減少している。観光客数の飛躍的な伸びを背景にオーバーツーリズム(観光公害)が深刻化し、リゾート開発及びホテル整備の加速により違法な森林伐採もあると聞く。また、ホタル観賞ツアーも企画され、観賞者による人為的な光害も懸念される。
 宮古島の夜は、海ではウミホタルが、陸地ではミヤコマドボタルが、そして空では星々が光り輝いていた。12年経った今でも、その光景に変わりはないか心配である。一昨年に訪れた石垣島も、自衛隊の新たな駐屯地の開設に伴う山林の造成やリゾートホテル・ゴルフ場建設などの大規模開発は、地域固有の資源や自然資本を削っている状況であり、サステナブルとは言い難い。どちらの島へも機会を作って再度訪問し、保全状態などを確認し、ホタルを通じた保護保全に協力したいと思う。
 ちなみに、この夏は3年連続で沖縄本島に遠征することになっているので、発生時期はかなり終盤になってはいるが、本島の生息種であるクロイワボタルとオキナワスジボタルについて観察したいと思っている。

関連ブログ記事

以下の掲載写真は、1920*1280 Pixels で投稿しています。写真をクリックしますと別窓で拡大表示されます。

発光するミヤコマドボタルの写真
発光するミヤコマドボタル
Canon EOS 7D / SIGMA MACRO 50mm F2.8 EX DG / 絞り優先AE F2.8 15秒 ISO 3200(撮影地:沖縄県宮古島市 2012.09.08 19:14)
発光するミヤコマドボタルの写真
発光するミヤコマドボタル
Canon EOS 7D / SIGMA MACRO 50mm F2.8 EX DG / 絞り優先AE F2.8 19秒 ISO 3200(撮影地:沖縄県宮古島市 2012.09.08 19:18)
ミヤコマドボタルの写真
ミヤコマドボタル
Canon EOS 7D / SIGMA MACRO 50mm F2.8 EX DG / 絞り優先AE F2.8 1/10秒 ISO 3200(撮影地:沖縄県宮古島市 2012.09.08 19:26)
ミヤコマドボタルの写真
ミヤコマドボタル
Canon EOS 7D / SIGMA MACRO 50mm F2.8 EX DG / 絞り優先AE F5.6 1/60秒 ISO 400(撮影地:沖縄県宮古島市 2012.09.08 20:13)
発光するミヤコマドボタルの幼虫の写真
発光するミヤコマドボタルの幼虫
Canon EOS 7D / SIGMA MACRO 50mm F2.8 EX DG / 絞り優先AE F5.6 1/60秒 ISO 6400(撮影地:沖縄県宮古島市 2012.09.08 21:18)
発光するミヤコマドボタルの幼虫の写真
発光するミヤコマドボタルの幼虫
Canon EOS 7D / SIGMA MACRO 50mm F2.8 EX DG / 絞り優先AE F2.6 1/60秒 ISO 6400(撮影地:沖縄県宮古島市 2012.09.08 21:18)
ミヤコマドボタルの幼虫の写真
ミヤコマドボタルの幼虫
Canon EOS 7D / SIGMA MACRO 50mm F2.8 EX DG / 絞り優先AE F8.0 1/60秒 ISO 400(撮影地:沖縄県宮古島市 2012.09.09 12:48)
ミヤコマドボタルの卵の写真
ミヤコマドボタルの卵
Canon EOS 7D / SIGMA MACRO 50mm F2.8 EX DG / 絞り優先AE F8.0 1/60秒 ISO 400(撮影地:沖縄県宮古島市 2012.09.09 12:40)
ミヤコマドボタルのメス成虫の写真
ミヤコマドボタルのメス成虫
Canon EOS 7D / SIGMA MACRO 50mm F2.8 EX DG / 絞り優先AE F8.0 1/60秒 ISO 400(撮影地:沖縄県宮古島市 2012.09.09 12:44)
天の川の写真
天の川
Canon EOS 7D / SIGMA MACRO 50mm F2.8 EX DG / 絞り優先AE F2.8 11秒 ISO 6400(撮影地:沖縄県宮古島市 2012.09.08 21:03)
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嬬恋の丘 (カラマツの丘)

2024-01-17 19:54:51 | 風景写真/冬

 嬬恋の丘 (カラマツの丘) は、群馬県嬬恋村にある。キャベツ畑が見渡すかぎり続き、その丘の上にポツンとカラマツ林が佇むロケーションで、まるで北海道の美瑛のような場所である。

 まずは、阪神淡路大震災から29年。5時47分に会社の駐車場から黙とうを捧げた。能登半島地震の被災者の方々にも、一日も早い復興をお祈りした。

 さて、今回の群馬遠征は、この嬬恋の丘 (カラマツの丘) がメインであった。浅間山と星空は、月明かりがない快晴ならば撮影のチャンスは多いが、カラマツの丘では、広大な雪原の丘とカラマツ林、その星空とマジックアワー(魔法の時間)の光景を撮りたかった。嬬恋村は、13日の午後から夕方まで雪で深夜から晴れの予報。星は二の次で、とにかく雪が積もった光景であって欲しかったため、この週末は絶好のチャンスとばかり遠征を決めたのである。
 現地には14日の午前2時半前に到着。風は弱いが、気温マイナス9℃で寒い。同行した写友S氏と二人だけで、他には誰もいない。思ったより雪が少なく真っ白な丘ではなかったが、素晴らしい景色である。さて、どう撮るか・・・事前の調査でも東方向にカメラを向けるしかなく、狭い範囲ではあるが、どの位置がベストであるか、細かくロケハンを行う。それは単なる構図をきめるものではなく、自然と自分との対峙である。今何を感じ、これから起こる変化をどう表現するのか?手足の指の感覚が失われていく中で思慮する。まずは、タイムラプス動画を作成するために1時間ほど撮影。勿論、その間は車内で待機である。その後、3時半から5時まで再び車内で待機。前日の起床から不眠で24時間近く経っていたが、目を閉じただけで出動。今度は夜明けまでのタイムラプス動画作成のための撮影をセットし、三度車内で待機。その間に撮影した写真140枚を現像後に確認すると、人工衛星の軌跡が多く写っている中、流れ星が3枚に写っていた。
 この日の日の出時刻は午前6時58分。6時からカメラの前で待機するとカラマツの背後から金星が昇っていた。夜半の強風と乾燥で空気が澄んでいたため波長の短い青い光が広範囲に散乱し、約10分間だけ青い光で包まれた。ブルーモーメントである。その後、少しだけピンク色やオレンジ色に染まりだし、7時20分。ようやく標高およそ1,170mの丘に太陽が顔を出した。

 朝日を撮影後に現地を引き上げ、県道94号線で湯ノ丸の地蔵峠経由で東御へ降りた。小諸ICから上信越道に乗り、佐久小諸ジャンクションから中部横断自動車道の八千穂高原ICまで走り、その後は国道141号線で北杜市へ、そして須玉ICから中央道の府中国立ICまで走り、13時頃に帰宅した。前日の4時過ぎに起床してから33時間。久しぶりの強行軍であった。
 平日は出勤のため、まだ真っ暗な4時過ぎに目覚ましが鳴る。能登半島地震の被災者の方々には申し訳ないが、週末こそ暖かい布団の中でゆっくりと明るい朝を迎えたいと毎日思う。しかしながら、 これまで氷点下23度の上高地、氷点下16度の霧ヶ峰、氷点下15度の開田高原等に出掛け、そして今回の嬬恋の丘 (カラマツの丘) においても、凍てつく冬の朝のマジックアワー(魔法の時間)の美しさを体感してしまうと、寝る間も惜しんで、また極寒の地に出掛けていくのが私の性。そこでいつも思う。「明けない夜はない」と。過去の経験から最低でも3回は通わないと自己満足の絵は撮れていないので、ここも通うことになるだろう。ちなみに嬬恋の丘 (カラマツの丘) では、3月になると夏の天の川も撮ることができるので、タイミングを見計らって挑戦したいと思う。

以下の掲載写真は、1920*1280 Pixels で投稿しています。写真をクリックしますと別窓で拡大表示されます。 また動画においては、Youtubeで表示いただき、HD設定でフルスクリーンにしますと高画質でご覧いただけます。

カラマツの丘と冬の星空の写真
カラマツの丘と冬の星空
Canon EOS 5D Mark Ⅱ / Canon EF17-35mm f/2.8L USM / マニュアル露出 F3.5 20秒 ISO 3200 ×63カット合成(撮影地:群馬県嬬恋村 2024.1.14 2.39~3;05)
カラマツの丘と冬の星空の写真(金星と流星)
カラマツの丘と冬の星空(金星と流星)
Canon EOS 5D Mark Ⅱ / Canon EF17-35mm f/2.8L USM / マニュアル露出 F3.5 20秒 ISO 3200(撮影地:群馬県嬬恋村 2024.1.14 5:27)
カラマツの丘と冬の星空の写真(金星と流星)
カラマツの丘と冬の星空(金星と流星)
Canon EOS 5D Mark Ⅱ / Canon EF17-35mm f/2.8L USM / マニュアル露出 F3.5 20秒 ISO 3200(撮影地:群馬県嬬恋村 2024.1.14 5:46)
カラマツの丘のブルーモーメントの写真
カラマツの丘のブルーモーメント
Canon EOS 5D Mark Ⅱ / Canon EF17-35mm f/2.8L USM / マニュアル露出 F6.3 20秒 ISO 400 -1EV(撮影地:群馬県嬬恋村 2024.1.14 6:05)
カラマツの丘のマジックアワーの写真
カラマツの丘の夜明け前(マジックアワー)
Canon EOS 5D Mark Ⅱ / Canon EF17-35mm f/2.8L USM / マニュアル露出 F6.3 1/5秒 ISO 100 -1/3EV(撮影地:群馬県嬬恋村 2024.1.14 6:36)
カラマツの丘の日の出の写真
カラマツの丘の夜明け(日の出)
Canon EOS 5D Mark Ⅱ / Canon EF17-35mm f/2.8L USM / マニュアル露出 6.3 1/800秒 ISO 100(撮影地:群馬県嬬恋村 2024.1.14 7:22)
冬の星空~浅間山とカラマツの丘より~
(動画の再生ボタンをクリックした後、設定の画質から1080p60 HDをお選び頂きフルスクリーンにしますと高画質でご覧いただけます)
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浅間山と冬の星空

2024-01-15 16:46:35 | 風景写真/星

 浅間山と冬の星空を撮ってきた。

 この冬に撮りたい光景は、寄せ氷、霧氷、星景・・・様々な冬ならではの一瞬を収めたいが、すべて天候次第である。そして、できれば、私自身がこれまでに撮ったことない場所の景色を残しておきたい。
 この週末は、東京でも夕方に雪が舞った。かなりの降雪であったが、時間して1時間ほどで積もるほどではなかった。関東甲信越の特に日本海側や山地では大雪。気圧配置は西高東低の冬型。翌日14日は、高気圧に覆われるという予報である。この気圧配置と天候で、私が撮りたい光景の中から選択できるのは星景であった。そこで、昨年の10月23日以来およそ2か月半ぶりに写真撮影に出掛けることにした。ちなみに10月23日はキトンボ、その前の8月27日はホソミモリトンボで、風景写真は7月23日の滝巡りが最後で、5か月以上も空いてしまった。
 さて、13日土曜日は仕事である。朝4時過ぎに起床して会社へ出勤。終業後、19時半に帰宅して21時に出発。目指すは、群馬県の嬬恋村。まずは浅間山と冬の星空を撮ることにした。
 関越自動車道から上信越自動車道の碓氷軽井沢ICで降りて、松井田軽井沢線(長野県道92号)に入ると積雪。峠の手前では、白のベンツが車線中央で立往生していた。おそらくノーマルタイヤでチェーンも携行していなかったのだろう。私は、3シーズン目のスタッドレスタイヤで少々不安があり、万が一のために金属製のチェーンも携行していたが、特に問題はなくスタッドレスタイヤで雪道を走行できた。立往生の手助けをすることもできないので、そのまま無視して走行し、軽井沢から国道146号を進み、鬼押しハイウェイの六里ヶ原に午前0時過ぎに到着した。
 浅間山と冬の星空をどこから撮るべきか?この時期の星空が一番美しいのは、冬の大三角や冬の天の川が見える西方向である。となれば、撮影場所は必然的に決まる。今回は六里ヶ原を選んだ。
 目前に雄大な浅間山が見え、天候は快晴。気温はマイナス9℃。車を降りると強風で地吹雪状態。カメラをセットしても風でブレてしまうため、車内で待機。しばらくすると風が弱くなってきたので、撮影を開始した。5分も外に出ていると、手の指の感覚がなくなり、カメラの設定も難しい状態。タイムラプス動画の作成も考慮し、およそ1時間、午前1時半まで連続で撮影したが、その間は車内で待機した。
 掲載写真の1枚目は、明るい星をにじませ星座を浮かび上がらせる効果があるソフトフィルターを使用したが、撮影時間と画角から冬の大三角のプロキオンが欠けてしまった。ソフトフィルターを外した2枚目は、辛うじて冬の大三角が収まり、その中を横切る冬の天の川も薄っすらと写っている。これまで撮影したことがなかった浅間山と冬の星空。手持ちの機材では、これが限界の絵ではあるが、この時期でしか見られない冬の星空の美しさを堪能した極寒の夜であった。この星々に、能登半島の一日も早い復興と各国の戦争の終結を祈りたいと思う。
 浅間山と冬の星空を撮った後、嬬恋の丘 (カラマツの丘) に移動し、星空と夜明けの光景を撮影した。その写真は、浅間山と冬の星空のタイムラプス動画も併せて次に記載したいと思う。

以下の掲載写真は、1920*1280 Pixels で投稿しています。写真をクリックしますと別窓で拡大表示されます。

浅間山と冬の星空の写真
浅間山と冬の星空
Canon EOS 5D Mark Ⅱ / Canon EF17-35mm f/2.8L USM / マニュアル露出 F2.8 20秒 ISO 3200 / PRO1D プロソフトン[A](W)使用(撮影地:群馬県嬬恋村六里ヶ原 2024.1.14 1:22)
浅間山と冬の星空の写真
浅間山と冬の星空(冬の大三角と冬の天の川)
Canon EOS 5D Mark Ⅱ / Canon EF17-35mm f/2.8L USM / マニュアル露出 F2.8 20秒 ISO 3200(撮影地:群馬県嬬恋村六里ヶ原 2024.1.14 1:27)
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2024新年のスタート

2024-01-03 16:42:19 | その他
紅富士の写真
紅富士(箱根大観山より)

 2024年となり新年の挨拶をしたいところですが、1月1日午後4時過ぎ、石川県で震度7の地震があり、北陸を中心とする地域では地震と津波による大きな被害が出ました。また2日には、日本航空の旅客機が午後5時47分、羽田空港に着陸したところ、海上保安庁の固定翼機に衝突し炎上するという惨事も起こっています。海外では、今もなおロシアがウクライナへ、そしてイスラエルがガザ地区へ軍事侵攻を続けています。このような時に、新年のお祝いの言葉を述べる気持ちになれないのが正直なところです。被災された方々には、心よりお悔やみ申し上げたいと思います。
 先行き不安な新年のスタートですが、まずは、世界に平和が戻り誰しもが安心して暮らせる世の中になるよう祈りたいと思います。そして皆様のご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げたいと思います。私事では、人生の一区切りとなる年であることから、ライフワークである「ホタルの研究」においては、その生態と生息環境の調査・研究をより深く進め、環境保全の指導・協力を惜しみなく行いたいと思います。
 趣味である写真撮影の「自然風景写真」では、「美しい光景を 一番美しい時に 美しく残す。」ことは勿論「冷静に自然と対峙し、自分の心を見つめ、自分が感動し、人々にも感動していただけるオンリーワンの写心」であり「作品」でありたいと思っています。「昆虫写真」では、未撮影種や絶滅危惧種を中心に極上の図鑑写真と貴重な生態の記録を残したいと思っています。これまで、どちらの写真においても天候と休日のタイミングから撮影できずに諦めた風景や種類が多々ありますが、今年はタイミングを見計らって一番良い時に出かけたいと思っています。
 やりたいことすべてを達成できるとは思っておりませんが、やりたいことをとことん追求する2024年にしたいと思います。本年も、どうぞよろしくお願い申し上げます。

2024年1月 東京ゲンジボタル研究所 古河義仁

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