午前中はかなり雨が降っていたので、水が濁っているかと思ったが、
とても澄んでいた。6月の発生時期よりも周囲の草が茂り、流れを覆い尽くすばかりだ。驚いたのは、カワニナの数である。様々なサイズのカワニナが石にへばり付いている。これまで、この場所でこれほどの数のカワニナを確認したことはなかったので来年は、多くのゲンジボタルの乱舞が期待できる。
写真は、EOS 5D Mark Ⅱで撮影。今日が初撮りだ。
35mmフルサイズ・約2110万画素は、銀塩一筋だった自分にとっても満足できるカメラである。(写真は、クリックで大きなサイズを表示)
ゲンジボタル生息地の流れを17mmという超広角レンズで撮ってみた。手持ちだったため絞り込むことが出来ず、遠景までピントを合わせることができなかったが、50mmでは表現できない風景の広がりは超広角レンズならではのものである。

Canon EOS 5D Mark II/EF17-35mm f/2.8L USM (17.0mm)
絞り優先AE F5.0 1/160/ISO感度400
同じレンズを縦位置に構えて撮ってみた。手前の石にカワニナがへばり付いている。本当は、背後の風景も入れながらもっとカワニナをアップにしたいのだが、このレンズでは、これが精一杯。

Canon EOS 5D Mark II/EF17-35mm f/2.8L USM (17.0mm)
絞り優先AE F4.5 1/160/ISO感度400
これは、タムロン90mmマクロで撮ったオオアオイトトンボ。湿地にかなりの数が飛んでいた。

Canon EOS 5D Mark II/TAMRON SP AF90mmF/2.8 Di MACRO1:1
絞り優先AE F4.0 1/200/ISO感度400
久しぶりに訪れたゲンジボタル生息地。撮影することはできなかったが、名前の分からないヤンマやモンキアゲハ(青梅市でも飛んでいる)にも出会えた。
夜は八王子に移動し、観察のためクロマドボタルの幼虫を採集した。
東京にそだつホタル