えりも町郷土資料館ほろいずみ水産の館のBlogです。

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わら製の・・・

2017年01月14日 16時10分37秒 | 郷土資料
皆さんこんにちは(*^_^)ノ
遅ればせながら、あけましておめでとうございます(*≧∀≦*)
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現代はお店やネット等、いろいろな新しい物であふれています。
たくさんの人たちが、より使いやすく、便利に、見た目も格好良く改良してきた成果です。
とはいえ、昔の物や時代を馬鹿にする気はございません!
確かに、その昔使われていた「物」よりも、現在広く使用されている「物」の方が、遥かに性能がいいでしょう。
その高性能な物を今や画面にタッチするだけで手に入れることができるようになりました。
それでも、一概に今の方が良いとはいえません。昔の物も良い物はたくさんあります(*’ω‘*)
しかし、「これだけは、本当に進化してくれてよかった」と思う物がいくつかあります。
例えば、これ。「わらぐつ」です。

わらぐつには色々なタイプがありますが、これは「深わらぐつ」といいます。
これは冬に履くわら性の長靴です。防寒靴や、ゴム長靴が普及するまでは、一般的だったようです(☆o☆)
江戸時代から明治時代にかけて、稲作が定着していなかった北海道では、草鞋や草履などの履物などの「わら製品」は、東北・北陸地方から移入することが多かったそうです。
でも、これ、絶対寒いですよね?雪の中を歩こうものなら濡れて冷たいですよね?
使用後、炉の近くに置いて、乾燥させる風景は、懐かしくも情緒ある光景ですが、こればかりは防水性、保温性、防滑性に優れた現代の靴に感謝です(^_^;)

(幌岩京子)

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