goo blog サービス終了のお知らせ 

えりも町郷土資料館ほろいずみ水産の館のBlogです。

襟裳岬やえりもの様子や資料館ほろいずみの活動を紹介しています。

旅の必需品~行李~

2016年09月03日 14時32分46秒 | 郷土資料
皆さんこんにちは(*^-^)ノ
昨日から町民体育館で開かれている「伊能大図フロア展」は、本日16:00までです!
皆さん行きましたか?

さて、伊能忠敬も測量の旅にはこれを持ってきていたのでしょうか?(・_・)
本日ご紹介するのは「行李」です!

柳や藤、竹などを編んで作られた、ふた付きの箱です。
もともとは単なるかごであったものが、ふた付きになり、室町時代には「舌切り雀」でお馴染みの、「葛籠(つづら)」として普及しました(☆▽☆)
麻縄や締め皮などで、ふたが外れないように結ぶこともあります。
衣類や書物、身の回りの物を入れて、押し入れや納戸にしまったり、旅の荷物をいれて運んだりしました。
行李は風通しもよく、安価であったため、今でいうところの収納ボックスや、旅行鞄として、庶民の生活を支えていました(v^-゜)♪

(幌岩 京子)