本蔵院 律良日記

熊本県にあるお寺“真言宗 本蔵院 律良のブログ”日々感じるままに活動のご報告や独り言などを書いた日記を公開しています。

井堂雅夫展

2013-10-25 22:01:17 | 住職の活動日記

 今 「 京都文化博物館 」 の6階で、

創作活動40周年を記念して、

「 井堂雅夫展 」 が開催されています。

 

    

 

 

 この先生の版画はとても好きで、

京都巡礼の折のしおりの表紙を飾っていました。

色彩もやわらく、その表情は四季折々の

季節感を見事に表現しています。

 

    

 

頂いたパンフレットの表紙を飾っていたのは、

「 迷いの窓、悟りの窓 」 です。

 丸窓から見てるほうが迷いで、

隣りの四角い窓になって空間が広がって見えて

この方が悟りの窓かと思っていましたら、

その逆でした。

 四角い窓が迷いで、丸のほうが悟りの窓

ということです。

同じ窓から見た四季折々の風景も

面白いものです。

 以前から写真集はよく眺めていたのですが、

今回は本物の版画や肉筆の絵画を

見せていただきました。

 

    

 

これは版木です。

色に合わせて何枚もの版木がいるのです。

絵を描く人がいて、それを彫る彫師がいて、

それを摺っていく摺り師という人がいて版画が

一枚の絵画となっていくのです。

 

    

 

正面の入り口には、

いのちのマンダラのような大きな

版画が待ち受けていました。

 

 会期は短く、

10月の27日までのようです。

 

 孫のはる香も母の胸の中で

最初はおとなしく眺めていたのですが、

母親も心落ち着けてゆっくりした気分で

鑑賞できたのでしょう。

その気持ちをわかるかのように

すやすやとやすんでしまいました   。

 

 とてもいい時間を過ごすことができました。

 

 

 

 

 

   

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« かわいいおすわり、 | トップ | 「荘厳」するということ »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

住職の活動日記」カテゴリの最新記事