本蔵院 律良日記

熊本県にあるお寺“真言宗 本蔵院 律良のブログ”日々感じるままに活動のご報告や独り言などを書いた日記を公開しています。

国宝松江城

2016-07-10 18:05:00 | 住職の活動日記

 

 

松江城は平山で、正面は東向き

ですが、天守閣は南向き

 

 

一の門の石垣は野面積み、

自然石を上手に使った石組み

 

 

明治の初め、ほとんどの城は取り壊されたが

地元の有志により解体を免れ

その往時の姿をとどめている。

 

 

間近に見るその姿は迫力もの、

その前に突き出た所は、入り口は

敵の侵入を防ぐための櫓で

附櫓(つけやぐら)という

 

 

当初の鯱、

この上に金箔を貼ったのでしょう。

 

 

棟札と一緒に上げた弓矢の飾り

そして大般若の祈祷札も上げてあり

神仏に祈願して作った

 

 

柱の古さに驚きます。

一本の木ではなく、何層にも重ねて

それを鎹や鉄の板で締める、

今でいう積層の柱と同じ仕組み

この方が強度が増すのです。

 

 

柱は全部で308本のうち

130本に施している。

 

 

階段には感動する。

この階段を鎧を着た武士たちが

駆け上がったのでしょう。

 

 

この板のすり減り具合は尋常ではない

1611年に作られ、それから約400年

その年月でこれだけ丸みを帯びたのか

 

 

天守閣の広間、

結構広々としていて四方を見渡せる

望楼型といいます。

 

 

眺めは最高

 

 

宍道湖も見渡せます

 

 

宍道湖の嫁が島も、

松林のような木が生えたところ

気持のいい風を感じながら

殿様気分で四方を見渡し

いざ、

今度は急な階段を下りる段です。

 

 

上りはいいのですが

梯子を降りるとなると

この急な階段は少々大変

昔の方は偉かった!!

この階段を鎧をつけて上がり降りしたのです。

 

 

城のお堀は満々と水をたたえて

ある時は城の守りとして

普段は物資や人の輸送に

大活躍したのでしょう。

水路というのは町の発展の要

これをいかに利用するか

そこに昔の武将の

采配があったのではないでしょうか

 

宍道湖畔

お城の上から見た「嫁が島」

 

 

波がないのでこういう小さな島でも

風情があるようになりたっているのでは

 

 

ここ島根県立美術館から眺める

宍道湖はとても美しい

日本夕日百選にも選ばれている

 

 

ひまわりも見頃

 

 

美術館の姿もGood!!

 

 

湖畔のモニュメントもなんだか面白い

 

古いものと新しいもの

上手に対話しているようです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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