本蔵院 律良日記

熊本県にあるお寺“真言宗 本蔵院 律良のブログ”日々感じるままに活動のご報告や独り言などを書いた日記を公開しています。

鷹峰は紅葉真っ盛り

2018-11-26 19:52:07 | 住職の活動日記

悟りの窓・迷いの窓で有名な

鷹峰の源光庵

 

 

山門をくぐると境内は一面

 

 

見事な紅葉に包まれています

 

 

なんだか面白い造りの門です

 

 

天気も良く紅葉も生えています

 

 

どこを見ても真っ赤な景色

 

 

その中に山茶花の真っ白い姿も

一際際立っています

 

 

これが迷いの窓

四角いのは四苦八苦を表現して

いるということです

 

 

その隣がさとりの窓

円というのは、禅と円通の心を

表現しています

写真で見ると向うのモミジが

真っ赤に紅葉しているのですが

 

 

こういう風に悟りと迷いという

世界を感じとるように

作られているのでしょう。

 

 

その部屋の床には

たぶん、陀羅尼のお経を乗せた

亀さんがいます

 

 

もう一つ有名なのが

伏見桃山城の血染めの天井です

 

 

このシミのように見えるのが

血の後のようです

 

 

本当に燃えるような紅葉です

 

 

どこから見ても風情があります

しばし見とれて

 

 

山茶花の白もいいものです

この山茶花幹も大きく樹齢も

相当の年月でしょう

 

それから足をのばし

となりの光悦恃へ

 

 

この参道も風情があります

 

 

こちらも今を盛りに

見事な景色をみせています

 

 

葉の間に落ちた

一葉のモミジ光をうけて

赤く輝いています

 

 

これが有名な光悦垣、

これを見ながら少し上がると

 

 

今度は満天星つつじの紅葉が

見事です

 

 

これを見ながら向かいの借景の山

鷹峰になります

 

 

遥か向こうには京都市内が

微かに見えるようです

 

 

何気ない石畳も美を感じます

 

 

やっと生え出てきたもみじ

小さいながらも美しい紅葉を

見せています

 

 

紅葉を満喫する

素晴らしい一日です。

 

それから、となりには

妙見さんをお祀りする

写真撮影禁止のお寺

心の中のカメラに収めてください

と山門の入り口に書いてあります

そのせいか誰もいない

ゆっくりと

心の中のカメラに納め

やはりその方が満足するような

写真に納めれば

撮ることに追われ本当の姿を

見失ってしまうようです。

 

 

 

 

 

 

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