嫁ぐ子に
忘れずもたす
数珠一つ
いま、私の周りでは婚約ラッシュです。
指輪とかウェディングドレス、お色直しとか式場 などなど、と …
いろいろとありますが、
忘れがちなのが、 『 お数珠 』 です。
いつまでも、子ども子どもと思っていましたのに、
もう早、 … 結婚という時期になってきました。
子どもの小さいころのことはよく覚えているものです。
( 親というのは不思議なもので、
子どもの一番かわいいときのことしか覚えていないようです。)
西京極幼稚園での毎朝のお参り、
「 われらはほとけの子どもなり
うれしきときも かなしきときも
みおやの袖にすがりなん
われらはほとけの子どもなり
おさなきときも おいたるときも
みおやにかわらずつかえなん 」
と、歌っていた子どもも今度はお母さんになっていく、
幼稚園で沁みこんだこの歌のように、
今度は自分たちが、次ぎの子供たちに、
微かなことではありますが仏の種を植え付けていく番です。
お数珠一つ、持っているということが
仏さまの子どもという証明のようにも思います。
家庭を持って、いろいろと困難なこと苦しいこともあると思いますが
このお数珠一つが何かの支えになってくれればと思います。
私たちも 「 行 」 に入ったとき、
頂いたお数珠がなんとか支えてくれたように思います。
お数珠一つ、心の支えになって
これからの人生を乗り越えていってほしいと思います。
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