昨夜からよく降りました。
その音で目が覚めてしまうくらいです。
勤行が終わると、早速 『 菩提樹苑 』 の見回りに出かけました。
道路の側溝は溢れんばかりに勢いよく流れています。
別に異常はないようです。
ダムのところを見に行くと、第一ダムは満水で、
これも滝のように流れています。
そして、第二ダムもほぼ満水状態。
第二ダムがこれほど水が来たのも初めての経験です。
それから、雨も小降りになり、曇り空になって上るような気配 …
早速、お盆のお参りに出かけました。
私の行った方面は幸いでした。
車もスイスイ 何の変わりもなく 帰路へ
ところが、お寺の近くになるにつれて、車が混みはじめました。
お寺に付くころ周りには長靴を履いた人たちが ウロウロ
???
「 大変よ !!!! 」
の声で、 表に出てみると
当院の前を流れる 『 三の井手 』 は、あわや溢れんばかりです。
お寺の前はすごい渋滞、
歩道橋に上ってみると、 お寺の少し下流で
井手が氾濫して、 「 産業道路 」 を横切っています。
この井手がこれだけ流れるということは
近くを流れる 「 白川 」 は危険水域ということです。
この井手は 「 加藤清正 」 が下の田んぼに流すためにつくった
灌漑水路なのです。
普通は雨が降ると、水は止まってしまいます。
ところが、白川が危険水域になると白川の氾濫を防ぐために
畑を水浸しにしても、この 「 三の井手 」 を放流するというです。
阿蘇には記録的な雨が降りました。
一日で一月分の雨が降ったのです。 500ミリ
その水が 「 白川 」 に流れ、
数時間後には熊本に達するのです。
雨も上っているのに 「 白川 」 の水は不気味に増え続けています。
3時ごろには満潮を迎えます。
白川の水がうまく流れなければ、逆流の可能性も …
ところが、雨も降らず、その心配はありませんでした。
明日もまだ続くようです。
井手を流れる 「 水の臭い 」 なんともいえない
ふと、昔の水害の様子を思い出しました。
おかげさまで、皆無事に過ごしております。
今朝も朝から強い雨が降っております。
熊本は7月のお盆もあり、これから
雨の中でのお盆の棚行参りです。
熊本県は 豪雨で大変な被害がでていますが
そちらのお寺 家族の方 そして スタッフの方たちは 大丈夫でしょうか?
梅雨の最後の気象は 予報がつきにくいと聞きました。
気をつけて お過ごしください。