ここより西へ、木津川の畔に
流れ橋という橋が架かっています。
流れ橋、
大水が出ると流れてしまう。
なんとも、自然に逆らわない
あり方のような …??
最近修復ができたということで
出かけてみると、
完成しているのですが、
開通は3月27日からということです。
近くの「四季彩館」に車を止めて、
この付近の氏神様「石田神社」に
鳥居に掛かっている額は
外に吹きさらしにしては立派なもの
歴史も古く、
御祭神は祇園の八坂神社と同じ
牛頭天皇をお祀りしています。
鳥居の近くの十三重塔も室町時代
昔の神仏習合の名残りでしょうか、
この付近は
お茶の産地で、日本遺産にも、
河川には見事な茶畑が並び、
抹茶のもとになる甜茶(てんちゃ)の
栽培が有名のようです。
この「流れ橋」ももう度々流され
今回も復旧するか廃止にするか
随分議論があったようです。
流される度に随分の費用がかかる。
映画の撮影、特に時代劇には
欠かせない存在です。
「流れ橋」の考え方も
強固な橋をつくると大水のとき
ダム状態になり橋全体が流されるか
ダム状態によりまわりの河川に
影響が出る。
そこで、大水のときには
橋脚だけは残るようにして
上にかける部分は8ブロックに分け
それをロープやワイヤーでつなぐ
流されたら、下流まで拾いに行くか
ロープでつないでいた部分を
引っ張り上げて上に乗せる
ということだったのでしょう。
よく見ると今回の修理は
橋脚はコンクリとが打ち込まれて
強固になっているようで、
橋桁もワイヤーで結ばれ
しっかりしたものに生まれ変わったようです。
土手沿いの道ものどかで、
タンポポもまぶしそうに
顔をあげています。
桜ももうすぐ開花というところ
(今日3月23日開花宣言です)
遥か向こうにピンク色の
こんもりと見事な塊り
遠目には桃か桜か??
近くでよく見ると
なんとも見事な「紫木蓮」の大木です。
そして、春にふさわしい香り
沈丁花も咲きほこっていました。
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