本蔵院 律良日記

熊本県にあるお寺“真言宗 本蔵院 律良のブログ”日々感じるままに活動のご報告や独り言などを書いた日記を公開しています。

アサヒビール大山崎山荘美術館

2019-11-03 20:08:52 | 住職の活動日記

文化の日

あちこちで美術館や博物館での

展示会が目白押し

今日は大山崎のアサヒビールの

美術館へ

「東山魁夷のスケッチ」を

訪ねました。

京都国立博物館では

「佐竹本三十六歌仙絵と

  王朝の美」

が開催されており

もう一つ見たいのは

大津歴史博物館での

「大津絵-ヨーロッパの視点から」

という展示会です

 

11月は忙しい

13日には醍醐寺で「仁王会」へ

本蔵院の団参と参拝

14日は湖東三山へ紅葉を

という具合です。

 

JR山崎駅から巡回バスが出ていて

山荘入り口のトンネルまで

 

 

ここをくぐり

 

 

坂道を上がると

 

 

アサヒビール大山崎美術館が

見えてきます

天王山の中腹にあり

自然に囲まれた森の中の美術館

という風情です

坂道を登っていくと

 

 

門が見えてきます

 

 

もともとは美術館ではなかった

ようです。

中に入ると所狭しと

東山魁夷のヨーロッパ旅行の

スケッチが展示してあります

長野の東山魁夷美術館も

何回も訪れ、このスケッチは

初めて目にするものばかりです。

 

ケーキと紅茶で一服

ロケーションも素晴らしい

 

 

遥か向こうには石清水八幡宮の

お山が見えます

その下には

 

 

何時もの散歩コースの背割提の

桜並木が見えます

どんよりとした天気で

モミジの色が際立ちませんが

 

 

早、紅葉しているモミジもあります

右手に目を移すと

 

 

宝積寺(ほうしゃくじ)の

三重塔の屋根が見えています

 

 

途中の蔦の葉も紅葉し始めています

ここには新しくできた

「地中の宝石箱」という展示室

安藤忠雄さんの設計です

 

 

あの方独特のRCの打ちっ放しと

地下に作るという

階段を下りていくと

常設展の

クロードモネやミロやシャガール

が展示してあります

 

 

ちょっと庭の高くなった所に

塔を作り

ここから眺めて設計した

ということです

ここからの眺めは最高でしょう

 

 

二シキギも緑の葉を

ムラサキに変えこれから鮮やかな

紅葉へと姿を変えていくようです

 

 

この木は何でしょうか?

美しい紅葉を見せています

 

 

入り口にあった石碑ですが

よく見ると漱石の句が

 

「寶寺の となりにすんで

  桜かな」

 

大山崎山荘の加賀正太郎と出会い

この句を詠んだそうです。

寶寺とは宝積寺のことです。

 

 

ここから急な坂を上ると

天保山の山頂のようです。

 

今頃

気が付いて恥ずかしいのですが

「文化の日」とは

昔でいう「明治節」

明治天皇の誕生日ということです。

 

 

 

コメント
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