謹賀新年
明けましておめでとうございます。
今年もどうぞよろしく
お願い申し上げます。
今年は酉年、
漢字では「酉」の字をあてます。
調べてみると、
「酉」の字は酒を成熟させる壺の形
からきています。
このとりへんが付く字は
ほとんど、
お酒に関係しているようです。
酒・酌・酎・酔・醒・醜・醽・釂・醺・酬
と、親しんだ字もあれば
初めて見る字もあります。
それから当院の本山は「醍醐寺」
ここにもとりへんが付いています。
酪・酥・醍醐
乳が熟成される過程、
乳[にゅう]から酪[らく](ヨーグルト)・
酥[そ](バター)
醍醐(チーズのような)
醍醐味といわれるように
何ともいわれない美味なる味
ということでしょう。
そして酒から変化した
酢・酸・醢・醤・醴・釀・醗・酵・配・酋
等々あるようです。
今年も程よく酒を嗜み、酔って醒めて
人生の酸いも甘いもかみ分けて、
苦労を醸造し発酵させて
恩に酬い、醍醐の味を
かみしめたいものですね!
参考までに難しそうな字の意味
釃(シ)たしなむ。
釂(ショウ)のみほす。
醺(クン)酒に酔う。
酬(シュウ)酒をすすめる。むくいる。
醢(カイ)しおから。
醴(。レイ)あまざけ
醗(ハツ)かもす。
酋(シュウ)よい酒。
酒を司る長官。
酉年ということで鳥の姿
火の鳥のように羽ばたいて
いければと念じております。
美しい姿です。