本蔵院 律良日記

熊本県にあるお寺“真言宗 本蔵院 律良のブログ”日々感じるままに活動のご報告や独り言などを書いた日記を公開しています。

「重箱の隅を爪楊枝でほじくる」 !?

2014-03-07 19:37:41 | 住職の活動日記

 大学生の頃、

安田理深先生と訓覇信雄 ( くるべのぶお ) さんと

三浦先生の食事会に同席していた時のことです。

 三浦先生、私の紹介に、

「 この子も大谷で学んでいますよ ! 」

すると、 訓覇さん

「 先生は誰や ? 」

「 はい、舟橋先生です。 」

すかさず、訓覇さん

「 重箱の隅を爪楊枝でほじくるような、

  もんやんな ! 」

 

 少し、ムッと来たのです、

もう少しいい表現があるのでは ??  と、

 しかし、その時はかしこまっていました。

 

 不思議と、50年余りがたって

思い返してみると、

その時の言葉が妙に言い当てられていて、

今なら頷ける気がします。

 

 東寺にいるときから、ずっと

小僧さんが身についていて、

住職といわれても、小僧さんの生活が

さきに出てしまって、

何でも自分でやってしまう。

それも細かいことばかり …  

 

 今は、細かいことができるので

幸せに思っています。

 それは分解掃除です。

やりだすと、たまらなく面白い  

 

    

 

空気清浄機を掃除しました。

フィルターの埃を掃除機で吸い取り、

 

    

 

加湿する部分を引っ張り出し、

 

 

    

 

この水がたまるところのヌメリを取り、

 

    

 

加湿するところを洗い、クエン酸で漂白、

 

    

 

加湿するところを支えている所もヌメリヲ取り、

 

    

 

「 分解不可 」   と書いてあるところも

分解して、歯ブラシで洗い、

 

    

 

たぶん? 濾過機の石も開いて水洗い、

洗えるフィルターはクエン酸で漂白したのですが

匂いが落ちてなかったので、

さらに、漂白剤でつけ置き洗いをして、

乾かして完成させました。

 

 出てくる空気もすっきり

気持ちのいい空気が出てくるような気がします。

 

 はたから見れば、アホナことかも ???

しかし、こんなこともゆっくりできるのは

自分にとっては幸せなことです。

 

 やはり、

「 重箱の隅を爪楊枝でほじくる 」

ことが好きだったのです。

 

 

 

 

 

コメント
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