ちょうどお 『 不動さまの大祭 』 にあわせるかのように、
グッドタイミングで京都より 『 夏柑糖 』 ( なつかんとう ) が
届きました。
京都、嵐山にある 『 天龍寺 』 の 塔頭 『 宝厳院 』 の和尚様
からの差し入れです。
ふとしたご縁でお知り会いになり、
「 ちょうど季節のもが手に入りましたので … 」 ということで
京都嵯峨天龍寺 『 老松 』 のお店から届いたのです。
要冷蔵ということで、冷たいままでのご到着です。
お不動様へも少しだけお供えして、また冷蔵庫へ
丸々一個がそのまま入っています。
「 四月になるとそろそろ萩より夏みかんが届けられます。
夏みかんを夏柑糖に仕上げる作業の始まりです。
夏みかんをきれいに洗い、蓋用に皮を切り取ります。
皮を傷つけないように切り口から竹べらを介添えにして、
中の小袋を一つ一つ丁寧に指でとり出します。
小袋についている苦味の強いシロジョウを取り除いてから
やさしく果汁を絞ります。
これと平行して作っておいた寒天がちょうど
頃合に冷めたところで、こした果汁を加えます。
少し冷まして、くりぬいた夏みかんに流し込みます。」
と解説を読んでいるだけで、じわっと唾液が出てきそうです。
切り分けるとこんな感じです。
「 手作りにこだわることにより夏柑糖のさっぱりした後味が生れます。」
と書いてありましたが、本当に自然の風味を活かした、
とても品のいい甘さと苦味がなんともいえません。
お不動さんのお護摩の後で汗まみれになった、身体には
とてもさわやかな喉ごしで、少し京都の香りを味わいました。
弘法大師が嵯峨天皇とお会いになったとき、
みかんを持参されるのです。
嵯峨天皇はみかんの香りに、はるか唐の長安へ思慕を募らせます。
夏みかんのようなものだったのでしょう。
みかんの香りに異国の文化を想像される。
「 みかん 」 を送られる弘法大師も心憎いですが、
頂かれた嵯峨天皇も唐の絢爛たる文化に思いを遊ばす、
ということも、みかん一つで感じあう世界がすばらしいとおもいます。
そんなことをふと思い出しながら、頂きました。
グッドタイミングで京都より 『 夏柑糖 』 ( なつかんとう ) が
届きました。
京都、嵐山にある 『 天龍寺 』 の 塔頭 『 宝厳院 』 の和尚様
からの差し入れです。
ふとしたご縁でお知り会いになり、
「 ちょうど季節のもが手に入りましたので … 」 ということで
京都嵯峨天龍寺 『 老松 』 のお店から届いたのです。
要冷蔵ということで、冷たいままでのご到着です。
お不動様へも少しだけお供えして、また冷蔵庫へ
丸々一個がそのまま入っています。
「 四月になるとそろそろ萩より夏みかんが届けられます。
夏みかんを夏柑糖に仕上げる作業の始まりです。
夏みかんをきれいに洗い、蓋用に皮を切り取ります。
皮を傷つけないように切り口から竹べらを介添えにして、
中の小袋を一つ一つ丁寧に指でとり出します。
小袋についている苦味の強いシロジョウを取り除いてから
やさしく果汁を絞ります。
これと平行して作っておいた寒天がちょうど
頃合に冷めたところで、こした果汁を加えます。
少し冷まして、くりぬいた夏みかんに流し込みます。」
と解説を読んでいるだけで、じわっと唾液が出てきそうです。
切り分けるとこんな感じです。
「 手作りにこだわることにより夏柑糖のさっぱりした後味が生れます。」
と書いてありましたが、本当に自然の風味を活かした、
とても品のいい甘さと苦味がなんともいえません。
お不動さんのお護摩の後で汗まみれになった、身体には
とてもさわやかな喉ごしで、少し京都の香りを味わいました。
弘法大師が嵯峨天皇とお会いになったとき、
みかんを持参されるのです。
嵯峨天皇はみかんの香りに、はるか唐の長安へ思慕を募らせます。
夏みかんのようなものだったのでしょう。
みかんの香りに異国の文化を想像される。
「 みかん 」 を送られる弘法大師も心憎いですが、
頂かれた嵯峨天皇も唐の絢爛たる文化に思いを遊ばす、
ということも、みかん一つで感じあう世界がすばらしいとおもいます。
そんなことをふと思い出しながら、頂きました。