本蔵院 律良日記

熊本県にあるお寺“真言宗 本蔵院 律良のブログ”日々感じるままに活動のご報告や独り言などを書いた日記を公開しています。

今週の言葉 2/8~2/14 パート2

2010-02-08 22:51:40 | 今週の言葉
 「 客観的に自分を見る。

   失敗を恐れず、構えないで、

   その時その時を楽しみたい 」

 
 吉行和子さんの言葉に目がとまったのですが、

私にとっては憧れの言葉のようにも受け取れました。

なかなか自分を 「 客観的に見る 」 ことは出来ません。

失敗することを恐れ、石橋を叩きすぎて割ってしまうかもしれないと

構えてばかりいるのです。

そして、そのときその時を楽しめたらいいな~ ! 

と思いながら毎日を過ごしています。

 この言葉は自分に対する叱咤激励のようにも受け取れました。


 吉行さんの言葉に

  「 作品を作っていく過程はとても充実しているんですよ。

    舞台に上がる快感よりも、稽古で意見を出し合ったり、

    これではまだダメじゃないかしら … と考えている時間の方が、

    自分の中でちゃんと燃えていて。

    そうして作り上げた結果がたとえ失敗だとしても、

    まったく恐れはないんですね。」



という言葉にホッと頷けるものがあるのです。 

「 法話 」 の前とかはいろいろ考え、聞いてみたり、話し合ったり

でも、いざ本番となると、上がってしまい、考えていたことの半分も言えないことが

多々あります。

だから、考え中のときが一番楽しいときもあるのです。


 今では、ブログを書くことによってズ~っと考え中という状態を保てるのです。

だから日々面白く楽しいのですが、話すということになると

日々の感動が呼び戻ってこなくて、自分で    となってしまうのですが、

「 感動した 」 という、心の中の事実はあるのですから、

いつか出てくるときがあると思って、

「 法話 」 の時は今あるものが出てくるのだ、ということで

お聞きになっていて波があることはどうぞお許しください。


それよりも、この対談を読んだだけでも、

 本当に、吉行和子さんの生き方は素敵だな~と思います。  
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

梅の花がほころび始めました。

2010-02-08 14:18:10 | 住職の活動日記
 今日は、今までとはうって変わって、温度もぐんぐん上がってきました。

部屋の中より、外の方が暖かいくらいです。

 車の中も日差しが強く、窓を開けて、外の空気を浴びながら

走るのがとても気持ちよく感じられました。



    



 当院の梅の花もやっと開き始めました。

場所が表鬼門の東北の位置に植えてありますので、日当たりも悪く、

花のほころびもその分遅いようです。

 しかし今日の日差しで、一気に咲き出したようです。


 暑い盛りには毎日のように水遣りをしました。

 カイガラムシもたくさんつき、一時期瀕死の状態でした。

 歯ブラシで 「 カイガラムシ 」 を落として、なんとか    りました。

 蓑虫もつき、やはり古木だったせいか、土地が合わなかったのか、

 少しずつ、花をつけるようになったのです。

 しかし、満開に咲く 「 紅梅 」 とかを見ますと、

 まだまだ元気が足りないようです。

 新しい出てきた 「 枝 」 は真言宗では仏具の一つとしてよく使うのです。

 なんとか、この 「 梅ノ木 」 からも取れるように、

 元気な枝が出てくるのを祈っています。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする