本蔵院 律良日記

熊本県にあるお寺“真言宗 本蔵院 律良のブログ”日々感じるままに活動のご報告や独り言などを書いた日記を公開しています。

PPK  ??

2009-09-16 22:51:00 | 住職の活動日記
 この言葉も、若い方はご存知ありません。

意外 ??


 英会話で、余談で、オーウェンさんに

「 PPK , Do You Know ? 」

「 What ! 」

「 PPK is ピン・ピン・コロリ 」


 ということを、わからない英語で何とか説明、

それなりにわかっていただいたようです。

  ( 余計な日本語を押してたかな? )

でも結構、いろいろなことをよくご存知で!


 今日も 「 I am Tired 」 を

鹿児島弁では 「 です!! 」 というらしいです。

「 ( おつかれさま ) です。」 

という省略形をどこかで教えてもらったのですね。



     



  勉強が始まると、「 花子 」 がやってきて

 ホワイトボードの前を占領しています。

 「 HANAKO Teacher 」 ?


    


 オーウェンさんも生徒になって、花子の授業が始まります。


 恥ずかしがらずに、英語にはならないのですが、口に出して

言えるということは、ま~、いいのではないでしょうか。

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菊づくし

2009-09-16 12:29:16 | 住職の活動日記
 ここのお宅では、いつも玄関先に、四季折々の花が活けてあります。


  「 今月は重陽の節句で菊尽くしか ? 」



     


 と思って眺めていますと、


 「 これは小原流の黄色い菊を主に使った基本の形なのですよ。」

と教えていただきました。

こういう菊だけのシンプルなお花は実にいいですね。

そして一番難しい活け花のようにも思います。


 すべてのものは、「 単純 」 であればあるほど、

物事は深くなってくるし、その内容は大きなものを秘めています。


 ここのお宅でも、70歳を過ぎてご夫婦仲良く暮らしておられるのですが、

「 今日も、今から、二つ下の後輩のお葬式にいくんです。

 自分は生まれて着てよかったのでしょうか?

 何のために生まれてきたのだろうか。」

こういう、大変な問題が起きたのです。

 身近な人の 「 死 」 に接すると考えざるを得ないのです。

若いときは元気で、死ということを考えないのですが、

「 死 」 ということに接して、一生の総決算を迫られてくるわけです。

「 何のために生きてきた。どうだったんだろうか ? 」

ということか逃げられなくなってくる。

そういうことも 「 死 」 のもっている大きな意味です。

 そこで初めて、人間が謙虚になれると思うのです。

支店長までしてこられたので、いろいろご苦労はあったことでしょう。

「 今はじめて、人の話が身に沁みてわかる。」

とおっしゃておられました。

「 不動の光、9月号は腑に落ちました。」


 解決があるわけではありませんが、

共に悩むというところに、人間のままですが、

人間を超えた世界に触れることが出来るのではないでしょうか。




 
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