本蔵院 律良日記

熊本県にあるお寺“真言宗 本蔵院 律良のブログ”日々感じるままに活動のご報告や独り言などを書いた日記を公開しています。

Kaizen と フィロソフィー

2009-04-25 18:45:50 | 住職の活動日記
 『 Kaizen 』 とか 『 Mottainai 』

は世界の言葉になりました。

 言葉も不思議なもので、どれだけよその国の言葉を取り入れ、

自分のものとして消化していけるか、ということは

その国の文化の力ではないかと思います。


 といっても、今日は難しい話ではないのです。

先日、研修旅行でレンタカーを借りました。

今まで乗ったことはなかったのですが、興味があった、

『 エスティマ 』 にしました。

いつも見るたびに、かっこいい車、とスタイルに見惚れていたのです。

 しかし、見ると乗るのとでは大違い

車中の狭いこと、そして、シートのひどさには  …

なぜこういう、シートになるのか、理解できません。


 先日、 『 フィロソフィー 』 という ( 哲学 )

の言葉をネットで検索してみました。

 一番目には、 『 京セラ 』 の 『 稲盛会長 』 の

経営哲学がでてきます。

 そして、2番目に 『 シトローエン 』 という

フランスの車が出てくるのです。

 残念なのは 『 フィロソフィー 』 という言葉が

本来の、哲学とか思想、宗教とかで、検索にでてこないことです。


 シトローエンというフランスの自動車会社、

 車一つを作るにも、それなりの 『 哲学 』 をもっておられる。

ここの車に乗ったことはありませんが、とてもユニークな

『 車作り 』 をされているようです。


 『 kaizen 』 ということば、

日本の車業界が作り出した、言葉ではないでしょうか。

この 『 改善 』 という、 『 問題意識 』 が

この素晴らしい経済発展を遂げてきたことは確かです。

 であればこそ、なんで 『 トヨタさん 』 の

『 エスティマ 』 なんで、そんなシートになるの ?

と言いたいくらいです。


 『 kaizen 』 の根底に、なんか

『 フィロソフィー 』 が欲しいような気がするのですが 


  おやじのぼやき、としてお聞き流してください 

コメント (1)
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