本蔵院 律良日記

熊本県にあるお寺“真言宗 本蔵院 律良のブログ”日々感じるままに活動のご報告や独り言などを書いた日記を公開しています。

総本山醍醐寺

2009-03-14 22:20:52 | 住職の活動日記
 当院の本山はご承知のように、京都の伏見区にあります

『 真言宗総本山醍醐寺 』 です。

 文化財も素晴らしいのですが、何気なくある植木、品々に

歴史の重みのようなものを感じます。


   宗務所長会議のお昼に出た 「 うどん 」 ですが、


   


 湯飲みにもちゃんと醍醐の紋が入っています。

  ( きつねうどんですが、醍醐寺の油揚げは甘く煮てありました。

    東寺では刻みの油揚げです。あげ自体には味付けはしません。

    京都は刻みあげの入ったきつねうどんが多いようです。

    個人的には刻みあげの方が好きです。 )

 昔はどんぶりにも蓋が付いていまして、チャンと紋も入っていたのですが、

 近年はプラスチックに変ったようです。  残念 


 うどんをご馳走になった 『 修証殿 』 の前には

『 憲深林園 』 という庭があります。

昨日アップした 『 桜 』 はこの庭に植わっているものです。

その桜の足元、根っこ、にも歴史を感じます。



   


 このシルエットになっている枝から見事な花が咲いてゆくのです。



   


 『 椿 』 もありました。

 どことなく、うちの庭の 『 椿 』 とは趣が違います。

 
風は冷たかったのですが、とてもいいお天気で外の方が、

とても気持ちよく、境内を歩くにはもってこいでした。



    


 拝観の受付を入るとすぐに見えてくるのが、

『 三宝院の玄関 』 です。

 この枝ぶりの 『 しだれざくら 』 が見事なのです。

この桜はまだまだ蕾も固いようです。


   ここを過ぎていくと、奥に見えるのが


   



 満開の 『 梅 』 です。

 色がとても綺麗です。

 梅の木のところを左に行くと 『 修証殿 』 『 憲深林園 』

右に行くと、醍醐寺の事務所、そして会議が開催される離れ、

この建物は新しく、中は快適な椅子席で、最新の設備が整えられています。


 ほかにも、いろいろ写真も撮りましたが、

明日まで、感動が残っていれば、京都のおもしろい  

私なりに感じたところをアップします。

コメント
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