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outdoor life by mizota

ヨットでのクルージング日本の名山に登るキャンピングカー旅ダイビング野鳥撮影ジギング等溝田正行がした事する事を報告します

北岳登頂

2009年07月21日 17時14分54秒 | 日本三百名山に登る旅
一昨日の夜、ブログをアップした後で天気予報を見ると二日続いて晴れマークになっていました

夜中に起きて空を見ると星が出ています

それでは・・と4時に起きたら晴天

慌ててサンドイッチを作って5時半のバスに乗りました

そして一時間後・・・広河原へ到着。

北沢峠(甲斐駒ケ岳や千丈岳の登山口)へ行く登山者や北岳へ登る登山者が沢山いました

少し歩いて見上げると・・・北岳が見えました

吊り橋を渡って・・・沢沿いの道を登ります。

小さな谷を幾つも渡って雪渓に取り付くと間もなく「二股」(右股、左股に分かれる分岐点)です

ここで半分以上は登っているんですが・・・・昼食も摂って少し休んだんですが

二人共非常に疲れていました

ここ数年、毎年数ヶ月山旅に出て多いときは年に50座以上登る僕達を「脚が強い」とか「元気」だとか思ってくれているかも知れません

確かに美由紀は体重が軽いからか僕より登りに強いです。

問題は僕なんですが

神様は平等に人を造っているとも思ったりするんですが・・・

人間の「筋肉」は限られているのでは?と思うんです。

そして・・・僕の場合ですが・・・

僕を良く知っている人ほど「納得」すると思うんですが・・・

脚にあるべき筋肉の殆どを「アゴ」が使ってしまっているようなんです

だから・・・喋らしたり食わせたりすると・・・疲れを知りません

ところが・・・幾ら登っても大して脚力がつきません。

アゴは出ますが

そんなんで・・二股から後は数え切れない程休憩を繰り返しながら・・・それでも見上げれば北岳が覆いかぶさり振り返れば鳳凰三山

それに励まされながら・・・尾根に出ると

甲斐駒ケ岳、八ヶ岳、千丈ヶ岳、乗蔵、富士山から北アルプス連峰、中央アルプスなどが綺麗にみえました

そして間もなく・・・写真の「肩の小屋」到着です。

チェックインして寝る場所を確保

B-14と15だったんですが16と17の併せても二人が寝る広さだから・・・心配したんですが・・登山者が少なかったので二人が使えました

でも前日はそこに7人寝たと言うから

外に出て周りの山々を見ながらウイスキーの水割りを

夕食は想像以上のご馳走(カレーと思っていた)でおかわりもして満腹

間もなく誰かが「ブロッケン現象が・・・」と言うので美由紀と二人慌てて小屋を飛び出しました

まあそれを見ると・・・僕の場合「お釈迦様」になったような気がしました

美由紀は「観音様」になったような気がしたそうです

それは・・霧の中に丸い虹の輪が出来ます。

その中に自分の影が写るんですが・・・後頭部からは後光が射しています

山の上で稀に見える現象なんですが・・・僕らは初めてで・・余りにはっきりそして長い時間何度も何度も見えるのに驚きと嬉しさでイッパイでした

美由紀が自分を写した写真がありますので明日アップしますね。

今朝小屋で目覚めたら雨が降っていました

美由紀はいくらか良くなっていましたが高山病だし脚の自信もイマイチな上に雨だから・・縦走は断念

でも・・・北岳頂上を少し越えたところに・・・「キタダケソウ」が咲いていると教えてくれたので荷物は小屋に預けて合羽を着て出発

幸い風も弱く雨も大したことなく頂上へ

「キタダケソウがある場所」と教えてくれたのが・・・

晩御飯の後に書きます。

コメント (1)
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