outdoor life by mizota

ヨットでのクルージング日本の名山に登るキャンピングカー旅ダイビング野鳥撮影ジギング等溝田正行がした事する事を報告します

磯もん(ニナ貝)採り

2018年04月30日 20時14分45秒 | フィリピン クルージング 情報 ヨット

1日2日が雨の予報なので、雨に濡れながら航海したくない老人三人は、次の寄港予定地が町が小さいので買い物などで品物が揃うここで天気が良くなるのを待つ事にしました。

そんなんで今日は出港しようと思えば出来る日だったんですが休息日にしました。

オーバーナイトの疲れもあったから朝は全員7時過ぎまで寝ましたが、いつまでも寝てることも出来ませんから朝食を食べて干潮を待って品川氏が「徳島ではツベタ、正しくはニナ貝」(磯もん)を採りに行くと言い出し、続いて近藤氏も行くと言うから僕一人肴がないのは辛いので僕は人が居ない所へ。

何しろゴールデンウィークですから良い場所は人も多いのです。

結果は誰も居ない場所に行った僕は良いサイズの磯もんがとれました。

当然これらは晩酌ね肴に。

浜にはハマヒルガオが咲いてました。

朝飯が遅かったので昼飯は卵御飯とスープ、漬物で軽く済ませて品川氏はランニングに出発。

近藤氏は買い物に、僕は野鳥でも居ないかとカメラを持ってブラブラ。

4時になるのを待って磯もんを肴に飲み初めました。

ちょっと先々の天気が不順な様で沖縄到着が遅れそうなので計画してる港全てに寄港せず飛ばして進む事も考えたりしています。

徳島出港が21日でしたから今日で10日。

車で来ても7時間40分掛かるほど離れた場所に来てる事に成ります。

夜通し走ったりもしましたが

 

 

 

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赤珊瑚の価格

2018年04月29日 17時40分23秒 | フィリピン クルージング 情報 ヨット

昨日は黒潮に突入してスピードが出ず宮崎に今日の明るい間に着けるのかと心配しましたが夜の10時頃に沖ノ島を越えた辺りから少しづつ黒潮の影響が弱まりスピードも少しづつ上がりました。

満月に近い明るい月に照らされて、イルカの群れがヨットを囲んで長い間遊んでくれたり、南方から戻る途中のツバメが疲れて休みに来て長い間触れる場所に居たりしました。

見張りは二人がして一人が眠るように組みました。

僕は4時からの誰もが一番眠たい寒い時間に寝る事が出来大変楽でした。

その時はここまで進んでました。

そして午前10時40分に港に入れました。

着岸した時に話をした人の一人が親切にも軽トラを貸してくれたので100円ショップ、ホームセンター、スーパーと回って多量の買い物が出来ました。

税関の係官が来たりで残っていた近藤氏が後で出掛けました。

僕らはヨットでシャワーを浴びて晩御飯の準備をしながら晩酌をしています。

明後日、明明後日と雨の予報なのでここで4日滞在します。

やはりオーバーナイトは疲れますね。

さて今日のタイトルですが、この写真の珊瑚は足摺岬の港に居た漁師さんが朝採って来た珊瑚なんです。

横にライターがあるので大きさは分かると思いますがこれが幾ら位すると思いますか?

僕は一万円はしないと思ったんですが、これでも掃除して漁協に渡すと出荷してくれて50万円位に売れるのだそうです。

それも一番太いのが赤珊瑚で無く桃色な上に虫食い状態だからそれだけにしかならないそうで、もしもこれが赤珊瑚で虫食いでなければ500万円位だそうです。

驚きますよね。漁師さんがそんな値段で売れるとなると加工出来たのを買ったらどんなにするんでしょう。

宝石に全く興味が無いからわかりませんがこの漁師さんが今までに採った最高値の珊瑚は一本が三千万円だそうで、珊瑚採りの漁師は大抵年間4~5千万円水揚げするそうです。

徳島の山奥の上勝町の婆さん逹が木の葉で年間1千万水揚げすると有名だけど足摺岬周辺のじいさんはその4倍も五倍も稼ぐなんて驚きました。

そんな高い珊瑚買ってる人が居るんですね。

 

 

 

 

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黒潮の速度

2018年04月28日 19時28分25秒 | フィリピン クルージング 情報 ヨット

この度の徳島から台湾への航海で初めての夜間航行(オーバーナイト)をしていて、現在足摺岬から宮崎県に向かっています。

海は極めて穏やかでジイサン三人が静かに刻々と変わる夕焼けを眺めていました。

しかし海が穏やかなのも夕焼けが綺麗なのも良いのですが足摺岬の小さな漁港を昼過ぎに出港して三百メートル程しか出てないのにいきなり黒潮の中へ入ってしまいました。

赤珊瑚採りから戻った漁師から黒潮が超接近してるから足が遅いヨットで宮崎に行くのは大変と聞いていたけど、今まで何度も通ってる航路なので余り気にしてませんでした。

余りに進まないので慌てて今日の足摺岬沖の黒潮が流れるスピードを調べると2、5ノットから3、5ノットになっていました。(1ノットは約1、8キロ)

黒潮の縁を西に走っても黒潮に押されて二ノットがやっと。

風でもあればもう少し進むけれど、夕焼けの写真の通りですからどうしょうもありません。

このままのスピードなら目的地迄40時間掛かると明日の午前中到着予定が明日の夜さえ難しい事になります。

九州に近づけば黒潮の流れから抜け出す事が出来るのと風に期待したいと思います。

 

 

 

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四国最南端の漁港

2018年04月27日 15時04分11秒 | フィリピン クルージング 情報 ヨット

今日も5時には港を離れていました。

寝るのも早いけど起きるのも早いのはさすがに60歳以上の退職直後から70歳目前の老人三人だからでしょう。

そして港から遠く離れて朝日が昇るのを見ました。

小さいながら休み無く寄せてくるウネリの中を最初は順風満帆だったけど間もなく風が落ちてエンジンに頼って走りました。

右手に白い足摺岬灯台と沢山あるホテルを見ながら岩礁の間を縫って四国最南端の小さな漁港に入港しました。

この漁港は狭くて入り難いけど船も少く岸壁に横付けしています。

まあヨットでこんな旅をしてなかったら絶対に来ないような所ですから早速三人で上陸。

急な坂道や階段を登って港を見下ろすと折れ曲がった狭い水路を入って来たのが良く解ります。

赤灯台から港の奥を見ると

 灯台の所で釣りをしてたのはなんと阿南市から退職後こちらに移住してきた人のお父さんでした。

このお父さんは阿南市から時々来て2ヶ月位釣りをしてるんだそうです。

この港で網を直してる人達に声を掛けると冗談が好きな人達ばかりで大盛り上がりでした。

皆さん楽しいだけでなく親切で心温まる時間を過ごせています。

昼食の後シャワーも浴びて洗濯。

水を貰って運んで入れて次の航海に備えます。

次の航海は今航海最長の距離で20時間余り、昼過ぎに出て翌日の午前中に到着予定。

夜の見張りは寒いけどこれを何度か重ねないと台湾には行けません。

そんなんで明日のブログは洋上からです。

船酔いしてなければですが、、、

 

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今航海の初獲物

2018年04月26日 18時32分22秒 | フィリピン クルージング 情報 ヨット

今日も朝は夜明けに起きて5時にはもやい綱を解いていました。

何しろ航海は早出早着が原則な上に朝が早いので早い時間から眠たくなって皆さん6時頃から横になるんです。

そしていきなりイビキをかき初めたりもしながらでもヨットが岸壁に当たる音や波や風の音で平均に眠りは浅目で朝を迎えます。

さて土佐湾の航海は順風満帆でスタートしました

途中から風が変わって南になりましたが今航海初めてのトローリングでヒットがありました

マハリンではいつも二本の仕掛けを引っ張ってるんですが、最初に掛かったのは右舷側の仕掛けでした。

一匹以上釣っても食べられないと思いながらもマグロやカツオを期待してそのまま左舷の仕掛けを引っ張ってたらすぐにまたヒットしたのはシイラでしたからリリース。

出港から六日目の午後3時前に港に入ってモヤイをとって、、、

今日はずいぶん進んだとグーグルマップで目的地を出港した徳島県庁に入れて検索したら、、、車なら3時間20分で行けると出ました。

六日間船酔いしながら三人が必死で来たのにね。

獲物は刺身、ムニエル、干物にとなって明日も肴になります。

今日は非常に疲れたし明日も早いからもう寝ます。

溝田、近藤船酔い、品川一人元気です。

おやすみなさい。

 

 

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ロングクルージングの仕事

2018年04月25日 19時58分46秒 | フィリピン クルージング 情報 ヨット

ヨットで2ヶ月掛けて台湾まで行くのはかなり忙しいながら初歩中の初歩ではありますが一応ロングクルージングの気分は味わえます。

ヨットでロングクルージングすると短期のクルージングや家庭での生活と大きく違うのが「水運び」でこれから離れる事は出来ません。

日本の家庭では平均一人当たり150リットル以上使うそうですが、ヨットではどんなに丁寧に節約して使っても水は一人当たり1日10リットルが必要です。

三人だと30リットルですが、これは飲み水と炊事と炊事の後始末だけで、その上に三人がシャワーを極めて節約して浴びても後始末まで入れると20リットル。三人のシャツとパンツと靴下を洗ってすすぐとこれも20リットルは必要です。

家庭なら蛇口を捻れば幾らでも水が出ますがヨットの場合行く先々で誰かに頭を下げてポリ缶に水を貰いそれをヨットまで運んで来なければなりません。

運ぶと言ってもヨットの旅ですから車がありませんから人力で運ぶんです。

だから水を運ぶと言うのは一番の重労働なんです。

日本では燃料は運んでくれる店もありますが燃料も同じように運ばなければならない国も多いです。

だからヨットでロングクルージングをしてると大抵の人は痩せて行きます。

最近では75キロが普通になってる僕も美由紀と二人で世界を回っていた頃は太る余裕なく62~3キロで身軽でした。

今回も少しは痩せると思いますが、三人の最高年齢で監督してることが多いから70キロ位にしかならない気がします。

話しは変わって昨日鉄工所に注文したアンカーローラーの改造が午前中に終了。

この作業を刷る為に自作テンダーも下ろしましたが安定性抜群です。

それから修理しているメインセールを反対側から最後の仕上げをして、ジブセールも下ろして確認するとトップで予想外の傷みを発見。

やや手遅れ気味ながら補強を出来る限りしました。

また右舷のガンネルが割れて落ちそうなのを発見。

エポキシボンドで修理しようと準備中です。

そんなこんなでヨットの補修にも精を出していますが毎晩晩酌も欠かさず、食事もしっかり食べています。

今日はアメリカ産ですがステーキでした。

切って出したのでバラバラですが。

明日はまた5時出港で頑張って進みます。

 

 

 

 

 

 

 

 

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ヨット旅とは修理旅

2018年04月24日 18時00分30秒 | フィリピン クルージング 情報 ヨット

僕が世界一周をしたホロホロ三世(ジャヌーサンオデッセイ44)は注文して出来上がったばかりの新艇でしたから十年程の間に故障したのはセルモーターとレーダー、セールの破損、風力発電機、造水機、冷蔵庫、オートパイロット程度でした。

しかし10年を過ぎてからは常に何処かが壊れていて差し迫ったものを直しながら航海していました。

そしてそれは僕に限った事でなくロングクルージングしてるヨットは全てと言っても過言ではありません。

しかしヨットでロングクルージングが出来る人なら誰しも「何があってもなんとか出来る」と言う特技を持ってますのでなんとかしながら長く航海を続けています。

さて僕が今回乗ってるヨットは製造から39年になるヨットで今まで長い航海でも一週間足らずを一回か二回しただけで一泊さえ数える程しかしてないヨットです。

それを慌てて長期航海様に改造したんですが天候を考えると出発出来る時は4月末迄しかありませんから三月末に退職した人には準備期間が足りませんでした。

だから航海中に修理改造改良しながら行く以外なかった訳で、もしも準備万端と考えていたら、準備万端は長距離長期航海には絶対に不可能なので永久に出港できない事になるのです。

ただ今回に限っては準備不足が目立ちますがまあ命には別状なく目的地までいけると思っています。

さて昨日はメインセール(主帆)を直しましたが次のトラブルはアンカーローラーです。

と言うのは昨日初めて主アンカーを投入しました。

しかし南の風が強まると予想してたのに東の風が強まり夜中に錨の打ち直しが必要になったのです。

それで錨を上げようとすると、、、

アンカーローラーの構造が悪くてチェーンがローラーから外れてしまうのです。

一部取り外してますが両側のアームが短いのが原因です。

これを直してないと今後錨を引き揚げる度に問題が起きるのでこの際直しておこうと対策を考えて鉄工所に注文しました。

無理を言って明日中に仕上げて貰える事になりました。

その後土佐黒潮鉄道に乗って安芸駅に行きコインランドリーで洗濯。

スーパーとホームセンターで買い物

雨が強まり買い物も重く、洗濯物が濡れるのも嫌なのでタクシーを呼んでヨットに戻りました。

晩酌の肴は豚の耳(ミミガー)他で毎回食事は野菜も忘れずしっかり食べています。

そんなとこでアンカーローラー修理とジブセール(前帆)を下ろして確認の為天気は回復しますが明日もここにいます。

 

 

 

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順風破帆とシリコン修理

2018年04月23日 18時33分19秒 | フィリピン クルージング 情報 ヨット

今日も朝は5時に出港。

穏やかなけどウネリはある太平洋を室戸に向かって進みました。

出港3日目、今日こそ室戸岬辺りで大物を釣って晩酌は刺身でと期待したけど全くアタリ無し。(室戸岬)

昨日セールが二メートルほど破れたので得意のシリコンでパチ当てしたのが調子良く風もしっかり受けて走りました。

それに気を良くした我々は此れなら弱ってるところ全部に破れる前にパチ当てしておこうと言う事になって前代未聞のシリコン大修理

一応完成して岸壁の上で重石をして置いています。

4時に入港してすぐ修理してたのですがシリコン細工は得意だから一時間半で終了してトン汁、サバ缶、ヤッコで晩酌と晩御飯

今日も皆元気で航海しています。

しかし今日着いた港までは車で来れば三時間の所なんですからヨットの足は遅いでしょ。

しかし此は極めて順調だから3日で此処までこれたんです。

しかし明日から天気が崩れるので足止めとなります。

三時間で来れる所で4日、5日、もしかすると6日、7日と過ぎるのがヨットです。

ほんまに時代遅れの乗り物でしょ。

今はまさに「嵐の前の静けさ」で全く風が止まって海は油を撒いた様に光っています。

明日はゆっくり眠ります。

 

 

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ヨットの速度

2018年04月22日 18時51分37秒 | フィリピン クルージング 情報 ヨット

現在僕等は外国籍のヨットで徳島から台湾に向かっています。

外国籍の船で日本国内を移動する場合「財務省」の管理下にあってそれを任されているのが「税関」で港に着く前や出発時などに逐一報告したり検閲を受けなければなりません。(結構親切で優しいですが)

僕が世界60ヶ国をヨットで回って、この様に港に入る度に税関手続きが必要だったのはアメリカだけで他の国全てでは一旦入国すると後は自由に何処にでも行けました。

アメリカも日本の国籍を持つ船以外は一旦入国すれば自由に何処にでも行けるのです。

何故かを聞いたら日本だけがその様にしてるから「報復処置」だとの事でした。

意外と日本は海の世界では嫌われているんですよ。

さて僕らはその様な制約を受けながらも今日は5時に出港

間もなく朝日が昇りました

しかし太平洋独特のうねりに長い間ヨットに乗ってなかった僕は一番早く船酔いを感じました。

本当に情けない事です。

でも数時間横になって眠ったら元気になりました。

そして二日目の泊地に到着したのは12時半。

すぐに昼飯は汐サバとスープ

そして3日ぶりの温泉に行ってスーパーで今夜の食材を買い物。

戻って来て漁協に行くと大量の伊勢エビが上がっていました。

「一匹づつ買おう」と言うのを僕が却下。

そのうち巨大なのを食卓に並べますから。

ヨットに戻って乗り込もうとしている僕

破れたメインセールを二メートルほど修理したけどまだまだ破れそうです。

と言うのは近藤氏も気付いてなかった様ですが紫外線にやられて全く強度がありません。

でも先を急ぐので応急修理を重ねながら台湾まで行く積もりです。

さて今日のタイトルですが、今日は風も弱いながら横で少しは帆が役立ち時速五マイル(約9キロ)で順調に走れました。

そして七時間半掛かって着いた港は、今航海の出発地点から車で一時間半の場所なんです。

昨日6時間半と今日七時間半ヨットで一生懸命走って車なら一時間半で来れるところ迄しか来れないのがヨットです。

飛行機で九時間のハワイに行くのに24時間走り続けて37日掛かるんですから。

港に着いて品川氏が家に電話して場所を言うと「まだそんなとこ」と家族は驚いていました。

僕が美由紀に場所を言うたら「早いでぇ」と返って来ました。

さすがにヨットで世界を回ってますからスピードを忘れて無いと感心。

明日も車なら一時間の場所へ朝の5時に出発して行きますが到着は昼過ぎでしょう。

朝が早いので今日も早寝します。

最後に今日の晩御飯は魚の味噌汁と卵焼きとレタス

 

 

 

 

 

 

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順風満帆??

2018年04月21日 20時25分24秒 | フィリピン クルージング 情報 ヨット

予定通り十時の出発に沢山の方々やマスコミの人達、伴走の仲間に見送られてヨットクラブ桟橋を離れました。

しかし外海に出ると今日は運悪く真向かいの風で非常に強く、荷物を載せ過ぎてる上に長丁場だからとエンジンをいたわって回転を少し落として走ると、、、

なんと艇速は2、5ノット(時速4、5キロ)しか走りませんでした。

 

しかしそんな向かい風のなかで今回初めての走りながら作ってたべたのは中華丼。

とは言ってもレトルトでしたが飯はちゃんと炊いたんです。

向かい風で潮を被りながらくたびれて六時半に港に逃げ込みました。

同乗の二人に聞くと今日の航海は順風満帆だったとの事ですが、本当に順風満帆ど長く航海した僕には逆風落胆でした。

しかし全員無事な事を思えば感謝しなければならない航海なのかも知れません。

明日は5時に出発します。

そんなんで早寝します。

久しぶりでかなり疲れています

 

 

 

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出港前日最後の積み込み

2018年04月20日 22時36分54秒 | フィリピン クルージング 情報 ヨット

今のマハリンはずっしりと沈んで重そうな動きをしています。

今日だけでも燃料300リットル、水200リットル、発電機、コンプレッサー、のほかミネラルウォーター、補水液、カロリーメイト、ビールにワインほかお酒色々。

ほかにレトルト食品多数、ラーメン多数、缶詰め多数、パンも多数。米30キロ他に数え切れない程の食品を積み込んだので冷蔵庫も前の部屋も後ろの部屋も通路も物入れも一杯で下になってる物を出すのは大仕事になってます。

行き先の台湾の国旗も手に入り、税関手続きも終了。

突然マハリンの持ち主が外人に変わると言うハプニングもあったりしましたが出発準備は整いました。

取り敢えず明日の朝には出発出来ます。

70歳目前のジイサンですが、このコースは慣れた道だから不安はありません。

約2ヶ月糞にまみれる事など無い事を祈りながら今日は寝ます。

この後数百キロ載せたんですが、、、、

勇姿を見て下さい

10人余りが前夜祭もしてくれました。

また多くの方々から差し入れを頂きありがとうございました。

今は揺れるヨットの中でブログ書いています。

安全第一で行って来ます。

 

 

 

 

 

 

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最後の積み込み荷物

2018年04月19日 20時16分58秒 | フィリピン クルージング 情報 ヨット

今回のヨット旅は今までと全く違って僕は「クルー(船員)」ですから・・・

テンダーを作ったりしましたが気楽なもので荷物を積み込めば良いだけの気楽なものです

実際に航海が始まると波を被ったり寝ずで見張りをしたりと大変で、寝るのも床に転がってなんて言う事も普通にあります。

しかし全ての難しい準備はキャプテン(船長)がしてくれるので、今まですべて自分でしてましたから・・・本当に「乗るならクルーで」と痛感しています

船長は出航間際の数日前からいろいろ不備があった様で・・・はっきりは分かりませんが

僕らが乗っていくヨットはすでに外国船籍になっていて最終的に海外で売る事が決まってたんですが・・・数日前から急遽買い手を呼んだりと船長は殆ど夜寝ずで準備に追われているようです

しかし僕らに出来る事は無いので・・・

今日は朝から鍛冶が峰に美由紀と登って・・・

昼飯はネパール料理でカレーとナンで昼食

しばらくは海の上なので・・・散髪もしておこうと・・・60歳以上千円の散髪屋さんへ

戻ってから・・・最後の荷物まとめて・・・明日の朝美由紀に徳島のヨットまで送って行って貰うので・・・美由紀の車に積み込みました。

すでに先日二つの荷物は運んでますから・・・今回二つで合計四つと言う事になりました。

今日の荷物の一つはお酒類と僕には絶対欠かせないスタミナドリンク60日分です

お酒は家にあったワイン、日本酒、ビール、焼酎、ウイスキーと気分によって変えれるように飲みかけも全て積みました。

肴は・・・多分釣れると思うので・・・・準備してません

もう一つは夏物衣料と下着類とカメラなど

今回の航海で僕らクルーは共同で買う食い物分だけ負担します。(帰りの交通費も各自負担)

二か月分で全部で30万円位と予想していて・・・一人の負担は10万円位になると思います

お酒などは各自自分の分は自分で買うように決めています。

船長は・・・この上に燃料他整備などの掛かる費用全てを負担します。

僕らは今回二か月乗船し、台風シーズンは日本に戻ってきますが船長はヨットに残ります。(多分台湾)

戻った僕はすぐにキャンピングカーで山登りの旅に出ます

そして台風シーズンが終わったら飛行機で行って・・・再度二か月位乗船しフィリピン南部まで航海します

その先は不明ですが・・・

とりあえず明日のブログはヨットの中からです。

 

 

 

 

 

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禿げとオープンカー

2018年04月18日 21時03分53秒 | 退職生活

今更重ねて写真をアップする必要は無いと思うので写真をアップしませんが僕は正真正銘の禿げです

禿げは威張れるものではありませんが・・・それ程恥ずかしいとも思っていません。

退職して30年近くなった70歳近い男ですから余り鏡を見る機会も無く、知らない間に予想外に禿げていて自分でも驚いてるんです

さてそんな禿げが・・・買って一年余り殆ど乗って無かったオープンカーを初めて洗いました

そして・・・それに乗って徳島まで行ってきました。

と言うのは・・・随分長い間カーポートの番人をしてたこの車をヨットでしばらく旅するので倉庫の中に入れようとして・・・

セルを回したら・・・バッテリーが弱くなっていてエンジンが掛かりませんでした

良く見ると・・・半年以上放りっぱなしですから・・・虫の糞から鳥の糞、被った埃がこびりついていて・・・可哀そうになったんです。

買った時はもっと乗るつもりだったんですが・・・「本革仕様」を買ったのが失敗でトヨタやホンダなら本革仕様でも全く問題ないのですがマツダはやはり三流メーカーなんですね。

その本革仕様のシートから有毒ガスが高濃度に発散し続けていて買ってから一年以上窓を開け放ってカーポートの下に置いてるんですが未だに化学物質過敏症の僕には乗れないのです

化学物質過敏症の僕はホンダの車は全く心配ありませんがトヨタはあまり長く乗り続けると不安です。

マツダのこの車は新車が届いたときは一分も居られず僕を化学物質過敏症にしたキャンピングカーとあまり変わらない程でした

それが一年間窓を開け放って放置してたので・・・今はオープンにした状態なら一時間近く乗れる様になっています。

そんなんで・・・初めて徳島まで乗って行きました

徳島まで行った理由は・・・フィリピンの港の詳細海図を持って・・・マハリンが台湾の後フィリピンへと進んだ時に困らない様にしておこうとの考えからでした。

僕がホロホロ三世で世界を回った頃は・・・航海するのに「紙の海図」しかありませんでした。

海図とは海の地図で・・・緯度経度の他水深などが判るので常に自分が居る位置を海図に書き込んで進んできたルートを線で結んでました

当時日本で一枚が3800円位だったと思いますが出発の時は200枚ほど買って行きました。

国によって値段は違いましたが3000円以下の国は無かったように思います

航海に慣れてきてからは他のヨットに海図を借りてコピーしてましたが・・・一辺が一メートル以上角もあるので・・・コピー代も安くはありませんでした。

そして・・・14年余り世界を回って・・・買った海図の数は1500枚を超えました

昔は世界をヨットで回るのに・・・海図だけでも大変な出費だったんですが・・・今はコンピューターに何万枚ものデーターが入っていますから・・・殆どただで・・・保管の場所もとりません。

まあ見てください僕が載せていた海図の量を・・・今は倉庫で埃を被ってますが・・・数百万円だったんですよ。

ドラム缶に二杯分は十分ありまして・・・ホロホロの二人部屋の一つはこの海図が占領していました。

話は戻って・・・僕が持つオープンカーのイメージの中に・・・髪の長い女性の髪が風になびいている姿がります

昔の若い女性は・・・大体髪は長かったですよね。

おばさんは短かったけど・・・

しかし僕が乗ると・・・禿げの爺さんですから・・・髪がなびくなんてことはありませんし・・・後ろの人は禿げがまぶしかったかも知れません

たまたま徳島市内から小松島市に入る辺りで・・・若い女性が運転するオープンカーと前になったり後ろになったりしながら阿南市の羽ノ浦町まで来たんですが・・・

車もやはり乗る人次第ですね。

向こうの車より僕の車が「上」でしたが・・・乗ってる人で大差がついてました

徳島から戻って・・・二か月の旅に出るので・・・カーポートで無く倉庫の中に入れました。

そしてバッテリーのターミナルも外してあるので・・・バッテリー上りもないでしょう。

急に暖かくなったので我が家の8つの水槽の錦鯉達は活発に動いています

全ての水槽の濾過器を簡単に水洗いしたので・・・一か月は問題ありません。

しかし二か月となると・・・少々心配です

今回は隣のオジサンでなく・・・美由紀にエサやりを頼んでるんですが・・・隣のオジサンの方が安心です

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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何故台湾辺りなのか

2018年04月17日 21時18分33秒 | フィリピン クルージング 情報 ヨット

海を知らない人はどうして台湾辺りまでしか行かないのか??と不思議に思うかも知れませんので説明します

徳島を四月末に出発すると歩く程度しか進めない小型ヨットが悪天候を避けながら、出来る限り危険な夜間航行をしないように進むと・・・

僕が今まで航海した経験から言えば石垣島まででも二か月ではかなり厳しいのです

二か月後と言えば七月に近く「台風シーズン」になります。

台湾を出てフィリピンへと航海するとなるとあの辺の黒潮は強力で4ノットで北上しています。

ところがヨットは流れが無い海でも5ノットしかスピードが出ませんから・・・進めるのは僅か一ノット(時速1、8キロ)です。

24時間走り続けても24マイル(43キロ)しか進めないと言うのは・・・

フィリピンと言う国には日本の様な四方を囲まれた港は三つしかありませんから・・・はっきり言って何日掛かれば台風が来ても安全に過ごせる港に到着できるか分かりません(自然の入り江で比較的安全と言われる場所が15か所程ある。フィリピンの漁船は殆どが台風には砂浜に引き上げる事が出来る様カヌーの様な船です)

そんなコースを台風シーズンに航海すれば死にに行くようなものですから・・・

台風シーズンが終わるまで台湾で待とうと言う考えなのです

特に台風銀座と呼ばれるフィリピンから台湾、日本近海の場合小さなヨットが航海すると言うのは「安全な港に逃げ込みながら」しか方法が無いのです。

そんな事で二か月で台湾辺りまで行けたら行くと言う事で・・・天候次第ではもっと早くなるかも知れないけれどもっと遅くて日本を出られない可能性もあるんです。

いずれにしても人命第一ですから「安全第一」に航海したいと思います

このコースで僕は5度の台風に遭遇していますが・・・幸い安全な港に逃げ込む事が出来て今も命があるんですが・・・石垣島で75メートルの風が吹いた時は新品のヨットを港に置いてホテルで数日台風をやり過ごしました。

風が強くて外にも出られずホロホロが沈まない事を祈るだけでした。

また奄美大島近くで台湾坊主に追いつかれた時は一人で丸二日以上10メートルもの波の中で自動操舵も壊れ不眠不休で舵を持ち続けた時は・・・昨日書いた様に糞まみれになりました

さて今日ですが・・・届いたダイビングコンプレッサーの試運転をしました。

中国製で説明書も無く・・・あれこれ経験から考えて組み立て・・・エアー漏れを直しながら・・・何とか150気圧まで充填できるようになりました。

でも・・・あれだけ時間が掛かって音もうるさいと・・・ダイビングショップがある所ではタンクを持って行って充填して貰った方が早いし楽だし良いと思います。

しかしダイビングショップが無い所で錨が引っ掛かって潜らないといけない場合にはうるさいなんて言ってられませんから役立つと思います。

ただ・・・長持ちするようには思えませんが・・・・

20日の朝にヨットに行って・・・お金を集めて食糧他の買い出しをして・・・食事もヨットで作って忘れ物がないか確認して・・・そのままヨットで泊まって21日の10時に見送りを受けて出航となります。

自作テンダーを定位置に載せた状態のマハリン3世です

準備期間は明日と明後日だけ・・・

僕が航海で使ったフィリピンの海図を準備しなければ・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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優雅なヨット旅

2018年04月16日 18時59分19秒 | フィリピン クルージング 情報 ヨット

ヨットで2ヶ月掛けて台湾辺りまでクルージングすると言うとヨットを知らないほとんどの人達は「優雅ですねー」等と言ってくれます。

ところがヨットと言う乗り物は見ると乗るでは大違いなんです。

風でのんびり走ってると見えても実際は全くのんびりでなく、少しでも早く走らそうと必死で風を受けようと色々細工しています。

風を受けて気持ち良さそうに走ってると見える時はヨットは傾き潮水を被りながら船酔いや落水しないようにと必死になってまともに小便も出来ず垂れ流したりしています。

僕は一人で荒天の中で何回も糞も小便も垂れ流し「糞まみれ」になった事もあります。

言い換えると優雅なんて遠くから見るから勘違いしてるだけです。

オマケに台湾辺りまで2ヶ月で行かなければならないとなると、ヨットのスピードは黒潮に向かうと歩く程度ですから、、、、悪天候でもなければ疲れていても休みなく出港しないと着きません。

特に日本近海の気象は世界最悪ですから常に台風や低気圧に怯えながら港から港へと逃げるのです。

だから日本近海をクルージングしても苦しさがほとんどです。

それなのに何故するかと言えば「-海を知らない」か「苦しみを乗り越えて目的地に着いたと言う達成感」だと思います。

僕が昔ワーゲンのタイプ3(セダン)と言う古い車に乗ってた事があるんですが、いつ壊れるかと思いながら走ってますから室戸まで行けたら非常に嬉しかった思いがありますがそれに似ています。

ヨットでなかったり普通の国産車なら当たり前に簡単なのにね。

ヨットも日本近海を離れてクルージングすると気象が良いところが多いですから僕らも長い間楽しみましたけど。

こんな事を書いたのは今日太竜寺山に登って弁当を食べてた時に会った人に「優雅」と言われたからでした。

太竜寺山には一番多く行く水井橋から

境内に近付くとシャクナゲが満開

美由紀は友達三人と鶴林寺山に行くと言うのに断って一人太竜寺山に来たのは錦鯉の様子が見たかったから

しばらく観察して頂上へ

そして「優雅」と言われた弁当を食べた「流政之」氏の彫刻がある場所

下山中四人の一人歩き遍路に会ったんですがなんと三人までが外人で三人と話をしたんですが若い女性は中国から、中年男性はアメリカから若い男性はデンマークからでした。

四国八十八箇所参りも有名になったもんです。

 

 

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