outdoor life by mizota

ヨットでのクルージング日本の名山に登るキャンピングカー旅ダイビング野鳥撮影ジギング等溝田正行がした事する事を報告します

バラナシを離れます

2012年01月29日 17時24分12秒 | 退職生活
長く滞在したガンジス川の畔の街「バラーナス」を明日離れます

「インド人の心が凝縮している街」で過ごした20日間。

いろいろなシーンを見て、全てを呑み込み流れるガンジスの偉大さ

信仰が人に及ぼす様々。

なんであれ、人は生まれそして死ぬ

全ての結果には原因がある。

人が祈るのは、自分がした悪事から逃げる為。

そんな中で、朝晩に行われる「プージャ」を見るたびに・・・

そんな写真を今日はアップしておきます。

早朝、日の出とともに行われる「朝のプージャ」です。










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オートリクシャー運転手

2012年01月28日 19時46分01秒 | 退職生活
報告したい事が多いので・・・昨日書き始めた話を簡単に結論だけ書きます

日本の有名大企業は僕が思っていた以上にまだ底力があり、今後も存続できそうです

でも日本の国は・・・いよいよいけません

例えば2015年から消費税を10パーセントにする事が決まったようですが、足りなかったら余分に集めるでは益々悪くなるでしょう。

根本的な策が立ってない

増え続ける借金を減らす為や、世界各国と日本で生産するものが世界の市場で価格競争が出来る状態にするには、大幅な円安を起こすしかないと思います。

通貨を10倍ほど印刷して借金を戻す。円も売る。

でも給料は上げないと・・・

海外旅行や輸入品は高くなり、安い輸入品に依存している国民の暮らしも厳しくなります。

でも、このまま、これから結婚し、子供を育てなければならない世代の人達に、自分達が作った借金を全て押し付けなくてすみます

国内で生産できる商品も増えるでしょうから仕事も増えます

負担する事になるのは「使わないお金(ただの数字)」を持っている人達(殆どが60歳以上の老人)だけです

でも・・・お金は持っている(数字だけど)が、そうなっても「損はしたくない」と思ってる人は・・・

預貯金しておくのは最低。使うときは値打ちがなくなっている。

人口が増えてない国ですから、殆どの土地は値上がりしません。固定資産税が要るだけ。

でも会社は景気が良くなりますから・・・株価は上がる

固定資産税が要らないばかりか、配当金も入ってくる

と・・・まあ、インドにいると・・・「なんでもあり」のような気がするんです

さてさて・・・今日は汽車に乗って、仏教の4大聖地「サールナート」へ行って来ました。

汽車代は二駅だけなので一人2Rs(3,2円)おまけに誰も、何処にも切符を確認する人はいない。

でも無事サールナートに着いて、食事をして観光

帰りの汽車が一時間後(遅れてる)との事で「オートリクシャー」(初期のダイハツ「ミゼット」を人運搬用にしたような車で、運転手を含めて6人乗れる)で戻る事にしました

オートリクシャーの運転手は、インドでも「吹っかけ」で有名です。

「ゴードリア」と言う宿の近くの交差点まで幾ら?と聞くと、旅慣れてるのが一目で分かる僕らにでも300Rs位は言ってきます

「冗談言うなよなー・・・」と言うと、「幾らならいいの?」と聞いてきます。

僕らは一応観光客ですか・・・現地人と一緒にはなりませんから・・・でも・・・少し低めの120Rsから初めて・・・140Rsで手を打ちました

この値段は観光客なら、決して安くもなく、また高くもない値段です。

ただし・・・日本のタクシーのように走ってくれたら・・・

僕ら2人を乗せたその運転手は・・・最短距離でゴードリアへ向かうと思っていました

ところが・・・遠回りをして・・・人が集まるところへ行って・・・客を集めるんです

次々と三人集めて・・・おまけに・・・女2人が乗ると決まると・・・僕に・・・席を譲って前の危険なところへ座れ・・・と言うんです

僕らが雇ったオートリクシャーなのに

そして・・・ゴードリアの方面へと走ったんですが・・・

その途中で、出発したサールナートへ帰る知ってる客を見つけると・・・車を止めて我々を待たして・・・交渉

成立したらしく・・・それから猛スピードで走り・・・

ゴードリアの交差点より遥か手前で・・・女性二人が降りたら・・・もうすぐだから歩いて行けと・・・

その女性が払ったのは一人10Rs

僕らは140Rs

そして・・・もうすぐと言った交差点は・・・半時間以上歩かないと着きませんでした

インドのオートリクシャー運転手は・・・手強いですよ

ネパールの「チトワン動物保護区」ですが写真をアップします。

元々ネパールに象は居なかったそうですが・・・「タイ」と「象とトラを交換」したのが始まりで、今は沢山います。

その象はこの動物保護区で色々な仕事をしています。




観光客を乗せて「エレファントサファリ」は一人千円で4人乗せ、それを一日4回するから、この国では大きな利益です。


年老いた象は放たれて・・・ゆっくり自由に暮らします。



ワニは二種類居て、これは口が細い余り危険でないワニ。



危険なヌマワニは口が平たく・・・日本にも沢山輸出されてるそうです。

孔雀は数え切れないほどいます。 でも孔雀が20メートルもある高い木の上に何羽も並んでとまっているのにビックリ。

孔雀は這うだけかと思っていたんだから・・・



念願の野生のサイがやっと見えました



もっと近づきたかったけど・・・

最後にサバンナに沈む夕日です。













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インドから見た日本の将来

2012年01月27日 20時43分12秒 | 退職生活
はじめに断っておきますが、インド人や多くの人達が見た日本と言うのではありません。

日本を出て三ヶ月が過ぎたばかりで、それもネパールに70日居た僕個人が見て感じる日本だから、今日のタイトルは適切ではないですね

でも・・・ここに来るまで感じなかった事なのでそうしました。

常ですが、僕の独断と偏見がいっぱいの目と心と頭で感じた事ですから・・・あてにはなりません。

でも、同じ期間を旅しても日本に居たのでは感じたり、見えたりしないようにも思うので書いてみます

先ず、インドやネパールで日本の電気製品を見ることは殆どありません

その原因を考えると、日本のメーカーがこの方面への進出が遅れた事、システムの違い、先進国向けに力を注いでいたからと思うんですが、知名度が全くないのでもありません。

間もなく世界一の人口となるインドで、まだ巻き返しが可能な気もします

ただ製品を日本で作っていたのでは勝負になりませんから、日本国内の雇用が増える事は無理でしょう。

自動車、オートバイなどはメーカーによっては良く健闘しています

知名度も十分ですが、インド製の車やオートバイの技術も日進月歩。

韓国車も追い上げています。

これも日本国内で生産していては勝負になりませんから・・・雇用が増える可能性はありません。

これらを含め全ての製品がそうですが、知名度、信頼度は、今もインドやネパールのそれらを買うことが出来る層にあります。

これを一口で言えば「日本の会社」は強さが残っています。

これだけ円高になっても、殆どの策がリストラではあっても、利益を出しています。

次に「日本の国」を見ると、一向に借金が減らず、毎年増えるばかりです。

途中ですが、今日は来るのが遅かったので・・・

インターネットカフェの閉店時間になってしまいました

株のほうは昨日も今日も売れて、もう少しになりましたね

平均にすると一割ほどですが、銀行金利を考えると100年分以上ですから満足しましょう

話は変わって

食べすぎですが、二人とも元気です。

明日は汽車に乗って町サールナート(仏教の4大遺跡、御釈迦さんが始めて説教したところ)近くの観光に行ってきます。

ではまた明日。



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宿が変わると人も変わった

2012年01月26日 20時03分37秒 | 退職生活
今回移ったゲストハウス(バナーラスで三軒目)は、宿が作るバイキングの朝食が人気です

一人40Rs(65円)で不足しがちな生野菜もたっぷりとれて僕も大満足

そんな人気の朝食だから、宿泊者は全員集合します。

と言っても8割は韓国人なんですが・・・

日本人が6人いまして、残念ながら僕ら二人は63歳で最年長

続いて・・・「占いによると私は58歳で死ぬそうなので、大事にしてくださいね」と言う55歳のあまり元気が無いおじさん

ネパールに一年いて「ネパール語を習っていた」と言う45歳の痩せ型の男性。

もう一人「一つ上です」と言ったいつもパソコンに向かっている46歳、同じく痩せ型男性

一人だけ若く無口な30歳位の男性がいます。

韓国人は皆学生で、非常に元気で良く食べますが・・・お行儀は余り良くない

この前まで居たゲストハウスの日本人は30歳前後の「バックパッカー旅行者」で次の行き先の話や、行った所の情報交換などをしてたんですが・・・・

今度のゲストハウスの日本人は「完全滞在型」のようです。

ただ・・・どうもイマイチ元気が無く、僕らは「浮いています」

一番最初に居たゲストハウスの日本人は・・・30前後の若い人達でしたが短期の旅行者ばかりで、全旅行日数が一ヶ月以内

だから、一泊か二泊ですぐ移動

と・・・この様に同じインドのバナーラスの安宿でも、それぞれ特色があるんですよ。

そんな具合の変わったばかりのゲストハウスで、今日は二人とも食事に出掛ける以外は、シャワーを浴びただけで、殆ど本を読んでました(ベランダで本を読んでいて猿の集団に襲われそうになったけど)

日本の漫画が沢山あって・・・僕は大好きな「かりあげ君」

美由紀はなんか宗教的な本を読んでいます

このゲストハウスに居る間は、本を読む時間が多くなりそう。

今日の写真は、またネパールに戻って・・・

ヒマラヤで日本人が一番乗りした「マナスル山塊」を見に行った時のものです。

チトワンでサイを見た後、わざわざ引き返して・・・ゴルカに向かったらストライキに遭って、思わぬ町で一泊余分にして・・・苦労のしましたが・・・

夕方も翌朝も、少し雲がありました。





ゴルカの宿から一時間ほど山を登ると、王宮があります。


その途中から写した村の様子です。段々畑が多いでしょ。ゴルカは雲の上の村でした。


バスの終点でもある町から、こぶ牛が荷物を引いていました



お祭りかなんかで、あちこちでヤギを焼いていました



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リサイクル国家インド

2012年01月25日 15時06分05秒 | 退職生活
インドの一般的市民の一般的生活は、今まで長い間僕が持っていた、きわめて悪い印象を随分良い方向に変えてくれています

それだけでも今回の旅は価値がある旅です。

しかしこれら一般的市民も、少しでも「お金」が絡んでくると・・・正に信号が変わるが如く豹変するんです

まあ僕が旅した70ほどの世界の国々の中で、お金とセックスに関する露骨な欲は、多分共に一位でしょう

女に関してはイタリヤ人やフランス人もなかなか手ごわいですが・・・

さてそんなインド人ですが、今もインターネットカフェの入り口に巨大なコブ牛が頭を突っ込んでいます
角も立派で怖いです。

でも・・・ここの主は何かで叩いたり、突いたりせず餌を与えてからゆっくり方向を変えさせました

そして、牛に触れた手を額に当てて・・・線香に火を点けて軒の柱に差しました。

動物には・・・常に優しいです・・・お金が絡まないからでようが・・・

今日のタイトル、リサイクルの事ですが、安宿や観光客用レストランが無数にある「メイン通り」がガンジス川に沿って、南から北へと続いています。

その距離は2ー3キロなんですが・・・道幅は僅か2-3メートル

そこから枝が出るように左右に向かって、同じような幅の道が片側はガートへ続き、片側は広い通りにと繋がってるんですが・・・

それらの通りの両側にも安宿が沢山あります

そんな幅の道に、人々は次々と一日中家庭やレストランで出来たゴミを捨てます

生ゴミは買い物袋(プラスチック袋)に入れた状態で捨てられる事も多いです。

捨てると・・・間もなく近くを歩いている牛や犬がやってきて・・・袋を上手に破って中身を食べます。

食べたら「出す」のは当然で、そこら中に糞や小便を垂れ流します

牛の糞を食べている子犬も沢山いますが・・・乳が足りず?親から見捨てられて野垂れ死んでいる子犬の死骸も毎朝何匹か見ます

そのままそれらが皆育ったら、犬が多くて困るから自然がそうさせているのかもしれません。

いずれにしても、この辺の牛や犬は一日中捨てられるゴミを漁って生きています。

でも牛は毎晩自分の家を覚えていて、ちゃんと帰っていきます

家に帰ると少しは別に餌をくれるのかも知れませんが、良く太っています。

早朝には掃除する人が、牛や犬が食べ残したゴミを集めて、一部は回収してますが・・・全部は回収してません。

豚は川原で飼われていることが多いようですが・・・ゴミを漁ってゴミの中で寝ています

日本で捨てている生ゴミを利用したら・・・どのくらいの牛が育つだろう?と考えてしまいます

話が少し戻りますが・・・牛のウンコは集められ、調理用の薪としても売られています。

このウンコの炊き物を使うと、適度な湿り気と香りが煙と共に出て、食べ物に非常に良い味が付くそうで・・・

団子のようなインドのおやつはこの糞の上で直接焼いて売っていたりします

リサイクル文化が生活に密着しているインドです

今日の写真の最初は・・・牛のウンコを集めてきて・・・丁寧に一つづつ手で平たくして、乾燥し、それを積み上げて買い手を待っている「出荷寸前」の牛のウンコです。瓦みたいですが・・・



とれたてのウンコを広げている人達、芸術的と言えるように綺麗に並べて乾燥している風景など、市街地を抜けると道路脇に沢山見えます。

次の写真はネパールに戻って、お釈迦様の生地「ルンビニ」に変わります。「平和の火」です。
この周辺に各国の仏教寺院が計画的に建てられています。



この建物の中に古い遺跡がありますが、中は撮影禁止です。



木も神様になっていて、チベットの方から沢山の人がお参りに来てました。


信仰心が無い僕らには・・・いく価値もないかも??

最後に、計画通り株は半分が売れましたね

この調子なら一割は何とか確保できそう。 売れ残っているのは、そのまま続けて売りに出しておくといいでしょう。

欲張って売値を上げたりしないようにね。今日の値で8パーセントは確保だから指値を下げて早めに売るのは悪くないけど。





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老齢バックパッカー

2012年01月24日 20時22分14秒 | 退職生活
一昨日のブログで書いたばかりなんですが・・・

今朝、朝食にいつも通り「モナリザ」へ行くと

隣のテーブルに老日本人カップルがいました

昨日バナーラスに着いたばかりで、よく解らないとの事で、同じテーブルに移ってお喋り

なんと老男性は80歳奥さんは僕らと同年代でしたが・・・

その老男性、歳を聞くまで僕らと余り変わらない年齢に見えたのに驚き

その人はもう長い間バックパック旅行や滞在型で旅をしてるそうで、インドネシアのバリ島では民族舞踊のショーで鼓を演奏したりもしているそうです

最近奥さんが公務員を定年退職したので、インドの後タイでゆっくりすると言ってましたが・・・

80歳であそこまで元気だといいのになー・・・と羨ましく思いました

また・・・音楽が出来るというのも・・・国境や人種を超える特技だと思うから・・・

僕自身、音楽はまったくダメだし・・・「海外を長期に旅行できるのは75歳位まで」と考えていたから・・・

これは少し考え直す必要があるかもです

このブログやホームページの掲示板にもよく登場する「大澤氏」も80歳を超えているけど・・音楽ができます。

スリランカに長く居た後、海外にはもう長い間行ってないみたいだけど・・・

頑張って出て欲しいなー・・と思ったりしました。

話は変わって、半月ほど居たゲストハウスを明日出て、近くの違うゲストハウスへ移る事にしました

どちらも日本人が多いゲストハウスなんですが・・・

今度のゲストハウスの方が平均年齢が高いような気がします

ちらっと見ただけですが、同年代の老人も一人居た?

50代の男性とは話もしました

宿を替わると「人が変わり」違った情報が得られるから・・・同じところで長く居る場合は面倒ですが宿替えも良いのではないでしょうか??

今日もガンジス川辺の写真をアップします。

先ずは沐浴風景。



普通、ガートは石を階段状に積んであるんですが、階段がない場所もあって、そこでは牛やヤギが沐浴したり、洗濯屋さんが多量のゲストハウスのシーツを持ってきて洗ったりしています。


朝の目覚めは殆どの場合、窓の前で暴れる猿集団のたてる音です。

どのホテルも屋上に上がると、たくさんの猿と少しのリスが見えます。


ガートを散歩していると、所々でこの様に「説教」しているのを見かけます。
数人を前に置いて、色々な食料を潰したりして・・・最後はガンジスに流し、その後沐浴するんですが・・・見ていると面白いです。


最後にボートで川にでて写した数枚を(二枚は夜明けの時です)




対岸の風景です。ここに昼間だけ「御茶屋さん」が店を開いてるんですが・・・このガンジス川の聖水を使い、聖水でグラスも洗っていますから・・・インドの人達は大変感謝して飲んでいるようです。



どんな味がするんかなー・・・

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インド鉄道の切符

2012年01月23日 15時39分28秒 | 退職生活
インドを世界地図で見ると、まもなく人口が世界一になるというのにそれほど広くありません

サウジアラビアやチュニジアと余り変わりません。

しかし水に恵まれ、見渡す限りの緑の平野があるから、これ程の人口を養ってこれたんだと感心したりするんですが・・・

それ以外に、インド人は異常なくらい「子供を作る行為」が好きな人種だと感心してます

さてそんなインドの移動交通手段ですが、一般庶民は出来る限り鉄道を使います

バスよりはるかに安く・・・快適?な鉄道の料金は6-7段階あるんですが・・・

一番安い「自由席」は安く、一駅、二駅乗っても5円程度です。

ただ切符を買おうとする人が、驚くほど多くて・・・我々外国人が切符を買おうとすると・・・かなりの根性を必要とします

駅や駅周辺にたむろしている人の数にも驚く

そんな具合ですから、切符を手配してくれる「旅行会社」が沢山あるんですが・・・

半分位の人達が、法外?と思えるような手数料を払って・・・後で「騙された」と嘆いています

最近はインターネットで予約や支払い、イーチケットなどが手に入るようになって少しは減っているようですが・・・

そんな現実なんですが・・・・今日は二人でバラナシ駅へ切符を買いに行ってきました

まず、ゲストハウスを出て「ゴードリア」と呼ばれる交差点へいきます。

そこから「バラナシ駅」まで距離にして3キロ位を、オートリクシャー(運転手も含めて6人乗れるオート三輪)の乗り合いで行けば・・・普通は一人10Rs。

ところが観光客と見ると・・・吹っかけてきますから・・・交渉するのに時間が掛かります。

一人20Rsにはすぐになるんですが・・・

次に人力で漕ぐリクシャー(自転車が三輪になっていて、普通後ろに二人乗れる)で行こうとすると・・・これも観光客には吹っかけてきます

100Rsから始まりますが・・・二人で30Rsには簡単になるので・・・

往復人力リクシャーを使いました

ここバラナシ駅は外国人観光客が多いので「外人専用切符売り場」が別室になってあります

そこで、準備されている紙に、住所、氏名、行き先、出発日、等級、パスポート番号などを書いて・・・

一時間ほど待つと、順番が来て・・・パスポートを一緒に見せて・・・希望を口答で言うと、簡単に切符が買えました

一月30日、17時20分 バナラシ駅発 翌五時55分 アグラーホート駅着 の特急か急行です。

クラスは2Aと呼ばれるエアコンつき車両の二段ベッド。シーツや毛布も着いて、切符が無い人はこの車両に入ることも出来ません。

「寝台付き」は4段階あって、1A、2A、3A、SLの順。

アグラーまでの距離は650キロあるんですが・・・2Aで二人合わせた料金は1150Rs(約1800円)でした

殆どのバックパッカーや現地人が使うエアコンなしのSLクラスで行けば・・・一人300Rsも要りません。

この様に安い鉄道網がインド全土に敷かれているから・・・インドの旅は非常に安く出来ます

今後も何度も乗る鉄道。

アナウンスや駅名の表示に英語が無いから・・・降りるのも難しいんですよ

今日の写真は

近くの名所と言っても・・・お寺ですが



ガートにいつも集まっているサドゥー達と(牛の後方)その人達が飼っている牛です



狭い石畳の路地を歩いて幾つかのレストランへ通っています。
途中で何匹もの牛や犬、何より沢山のウンコお避けながら・・・ここをオートバイも走るし・・・ロバも荷車も通るから・・・





最後に・・・ガンジスに向かって瞑想している?修行者の写真です。






 

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「退職者の旅」とガート、沐浴

2012年01月22日 20時19分06秒 | 退職生活
仕事をしていると長い休みをとるのは難しいですから・・・

僕もそうであった様に、殆どの人は僅かな休暇をパックツアーなどでアチコチに出かけます

でも退職すると、今度は「幾らでも時間がある」ので? いつでも行けると思って? 意外に旅にでる人が少ないように見えます

ところが・・・余命僅か(本当に歩きかねている。75-80過ぎ)になってくると・・・慌てたように?

国内でも海外でも、そんな「超高齢」日本人パック旅行者達に驚くほど沢山会うんです

その年齢の体力を考えると「死に物狂い」としか思えないけど・・・結構元気なんですよね

話してみると片方が死んで「独身になった人」が多いようです。

そんな人達が多い中、僕のブログににも良く登場する(共にHPにリンクあり)加古川の松井夫妻と、愛媛の中野夫妻は際立って違う人達です

中野夫妻は今年も正月明けから「キャンピングカー」で九州に渡っています(ブログ見てください)

松井夫妻は先日ネパールに来たばかりですが・・・もうすぐグアムに出発

そして今回は半月ほど滞在する予定だとか

松井夫妻は60歳で退職してから、十数年、毎年何度か海外にでて、本当に世界中を潜ってるんですが・・・・

今回のように特に目的を持たず、計画も立てず、半月を過ごすのは初めだと思います。

中野夫妻の旅も、計画はあってないような・・・旅です。

僕らの今回の旅も「ネパールとインド」とは決まってますが、どこでどれだけ過ごすか、どこで何をするかは「行き当たりばったり」です

そして・・・これが「退職者の旅」のあり方として、一番楽で楽しめ、いろいろなことを安全で無理なく、体験できる方法だと思います

ガンジス川の畔「バラーナス」に来て10日以上が過ぎました。

ここは「インド人の心の故郷」と思えるので、後一週間位はここにいて、インド人を噛み砕いてみたいと思ってます

今日の写真は、ガンジス川やガート、ガートの上の風景です。



ガートはその時代時代の各地の王様などが、ガンジスの川辺に造った沐浴やお祈りなどをする為のもので、全部で100近くもあります。

そしてその造ったガートの階段をを上がった所に「館」も造っています。

立派なものは「お城」そのものです。



地方からガンジスにお参りに来た人達の殆どはボートに乗って対岸へ渡ったり、舟からガートを眺めたり、花を流したりします。

この人達は非常にカラフルな衣装を着ているので、南部から来た人達です。

この人達が沐浴するのは、南部の王様が造ったガートを使います。

色々な「決まり事」があるんです。



この様に、牛も沐浴?します。 何十頭もがするんですが・・・その下流で沐浴している人、歯を磨く人、洗濯する人など・・・なんでもありです。



大きなガートの風景を舟から写してます。 凄い人でしょ。

そして様々に過ごしている。

対岸の砂浜側に渡っても・・・

この様に沐浴してる人がいます。水はこの様にこげ茶色です。僕らは手を漬ける事も病気が怖くて出来ません。(水に入った日本人の多くが寝込む。死んだ人もいるので、絶対に水に入るなと禁じているゲストハウスもある。)

寒いですから、殆どの人達は20-30分で終わりますが、次々と水に入っている人は早朝から夜間まで途絶えません。何度も顔を沈めなければいけない決まりがある。





ガートの雰囲気がいくらか伝わったでしょうか??






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インドから株の話

2012年01月21日 15時35分05秒 | 株式投機
一昨日の一時行方不明になっていたブログににも書きましたが・・・

左の「株式投機」に書いた株を平均に買っている人は、昨日の値上がりで平均5パーセントの利益が出ていると思います

買った時から一割の値下がりを考えていたのに・・・二割以上も下がった銘柄もありました

何度も書いている事ですが、殆どの銘柄の株価は毎年「下から4割」は値上がりします。

言い換えると安値が100円なら140円まで値上がりするのが一般的です。

ところがこれを140円で売ろうとすると失敗します

ではいくらで売るかと言えば130円です

ただし・・・全部をその通りにすると、業績や人気があって必ずしも全てが売れるとは言えません。

そこで「平均」となるんですが・・・

これを詳しく書くと長くなってしまうので、とりあえず同じ値段で買っている人(多分殆どの人はこれより安く買ってると思う)は、今日の株価に直近の安値から5パーセントを掛けて足した金額で売り注文することをお勧めします。

例えば3101 東洋紡 の現在株価は108円です。

直近の安値は99円ですから5パーセントは5円です。

売り注文は113円でこの株は111円で買ってましたから殆ど利益はありません

しかし8002 丸紅や9938の住金物産は十分利益が出ています

8002 丸紅の場合、現在株価は505円です。

直近安値が373円ですから5パーセントは19円です。

売り注文は524円で421円で買っていますから二割以上の利益がでます。

今年の場合、旅行前に急いで買ったこともあって全体で一割の利益が目標で十分と思います。(最終的に7-8パーセント)

これで今月中注文を出して、売れればよし、売れなかった場合も、全体では損になってないはずですから早めに(遅くても三月中頃までには)全て処分してしまいましょう

買うのはいつでも買えますが、売れるときと言うのは「短い」事をお忘れなく。

話は変わって、風邪が本調子になって元気がありません。

そんなんで久しぶりに暖かくしてインターネットカフェに来て写真を整理しました

長い間写真アップしてなかったから・・・これから毎日数枚づつ説明をつけてアップします。

毎日のように食事に通っている「モナリザ」の前の美由紀です。



朝は焼きたてのジヤーマンブレッド。夜は美由紀はインドの定食「タリ」僕は「チキン」系統を良く食べます。

昨日三人の日本人が出発したので、記念写真を写しました。
全員日本人ですが、僕らは飛びぬけて年長者です。



今日の最後に、ガンジス川の畔、ガートで夜毎行われる祈りの儀式「プージャー」の写真を二枚アップしておきます。





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ブログの行方

2012年01月20日 20時32分07秒 | 退職生活
昨日書いたブログが・・・開いても見えませんでした

確かに書いて・・あとで確認もしたから・・・どこかに行ってると・・・探していると

パソコンの設定日が去年になってました

インターネットカフェなどでは、時々あるんですが・・・

設定の日が間違っていると、ブログがその設定の日のところに入ってしまうので・・・

開いても最新の記事が見えない事になります

やっと探し出して、昨日のところに入れましたので見てください

さて・・一昨日から水洟が出ていたのが、本格的鼻風邪となりました

少し熱もあるあるし、背中がゾクゾクしたりもしてます。

そんな中、ヨット マハリンの近藤氏に電話すると・・・

「34フィートのヨットの出物があるので買いたい」との事

もう10年近くなるかも知れないけど、最初に25フィートのヨットを買って、それは結構長い間乗っていたけど、29フィートを買ったのは一昨年(10月に広島から徳島まで一緒に回航した記事を掲載したので覚えている人も多いと思います)。

僕が今回の旅に出る頃は、そのヨットが長期航海出来るよう(僕が沖縄へダイビングに行くのもそのヨットを予定していた。最終目的地はフィリピンなんです)一生懸命改造、改良をしていたのに・・・・

ちょっと移り気がひどいけど、欲しいと思い始めると人間と言うのはなかなか止める事が難しい

そんな事で・・・僕が帰る頃には、見慣れないヨットが浮かんでいることでしょう

話は変わって、僕らが今居る「バラーナス」もここ最近寒いです。

日中の気温は20度以上はありますが、朝晩は10度位では??

テレビを見ていると首都のデリーは濃い霧に包まれて、日中の気温も10度まで上がってない様なんです

僕らはこの次にデリーに行く予定なんですが・・・寒そうだからと、様子を見ています

そんな中、時間が限られている若者が今日もゲストハウスを何人か出発

デリー方面やカルカッタ方面へと行って・・・

知った顔が変わっていきます

それで・・・・今のゲストハウスで、三番目か4番目の「古株」滞在者となっています

早く暖かくならんかなー


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バックパック旅行の練習

2012年01月19日 19時46分11秒 | 退職生活
昨日のブログに、韓国人学生のバックパッカーが八割を占めていると書きました

僕らの感覚では、バックパック旅行をするのは、全く個人でそれぞれに動いていると思ってました。

実際、ここに来ている日本人も全員と言える位「個人」です

旅の途中で知り合った人と一時的に一緒に過ごしたりしますが、日本から誰かと一緒に来ていると言うような場合は期間が短く、せいぜい10日や半月です。

バックパック旅行は普通一ヶ月とか半年、一年、二年と期間が長いですから、日本から友達と一緒に来たとしても、同じ考えの人は居ないだろうから長い期間行動を共にするのは無理だと思います

そんな事で日本人の場合、バックパッカー旅行の最初の頃は良く失敗もあるようです。

また「どのようにしたらよいか解らない」人や「いろいろな不安」もあって、景気がよい時でも日本人はそれ程多くがバックパック旅行をしなかったように思います

昨日の事ですが・・・夕方遅く、僕らが泊まっているゲストハウスから、21人の韓国人学生が一斉に出て行きました

聞いてみると・・・夜行寝台列車でデリーに向かうそうなんですが・・・・

完全なバックパック旅行と思っていたのが、実は「ツアー」なんだそうです

期間は50日程でインドとネパールを回るんですが・・・泊まるのはバックパッカーホテル。

移動も普通のバックパッカーと同じように、汽車やバスを使い、食事はすべて自分の好きなところで好きなものを食べて自分で払います。

ゲストハウスの部屋も自分が好きに選びます(部屋によって値段が違う)

買い物も同様、決まっているのは各地の各宿を出発する時間。

一箇所に5日以上滞在するようですから、結構自由に過ごせます

何より、皆と一緒に体験するから、安心してバックパック旅行のやり方を覚えます。

実際、個人で来ている人にも「初めてのときはツアーだった」と言う人がいました。

一度経験すると、バックパック旅行ほど楽でお金が掛からず自由な旅行はありませんから、時間とお金が許せば何度でもしたくなるでしょう。

そんな事で、こん後世界中に韓国人バックパッカーが急激に増える予感がします

日本人のバックパック旅行者を見ると・・・学生はあまり居ません。

30歳前後が多く、何度も旅に来ている人が多いです。

一部の人を除くと・・・いろいろ将来の事を真剣に考えています

よい若者が沢山居ます。

でも現実は・・・仕事をしたくても、ちゃんとした仕事に就けない

僕らの時代と違って・・・日本でモノが作れなくなったのもあるけれど・・・戦争がなくなって人が死なないから・・・

年寄りがいつまでも働いて「次の世代に席を譲らない」から・・・

育てなければいけない若者を育てないから・・・日本の将来は極めて危ないですね

今の日本人は・・・人を育てる方法を知らないのかも??

そんな事を思った「韓国学生ツアー」でした。

出て行ったと思ったら・・・・早速次のツアーが大勢来ています

どこに行ってもまた韓国人の新顔になりました。

そんな中、僕は少し風邪気味です

昨日Wi-Hiが使えるスマートホンに日本語のがなくて・・・買えなかったので・・・仕方なく普通の電話を買いました

ネパールで買った電話が「シムカード」をインドのモノに換えても・・・なぜか使えないんです。

サムソン製の一番安い機種で1150ルピー。シムカードが150ルピーでしたから・・・約2000円余り掛かりました。

話は変わりますが・・・株価が少し上がってきましたね

出発前に買った株も、やっと少し利益が出てきました。

でも買ってから二割以上下がったのもありますから・・・

今年は平均で一割がやっとでしょう。

もし同じ銘柄を買っている人がいましたら・・・平均で一割上がったら、損をしているのも含め全て処分しましょうね













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ガンジスに捧げる祈り

2012年01月18日 16時29分32秒 | 退職生活
先日からガンジス川と、その川辺にあるガートについて書いてますが・・・

その様に全てを呑み込んで流れるガンジス川を、インド人は「ガンガー」と呼び、それは単なる川でなく、神以上の存在に見えます

それは・・・ガンジス川に向かって、毎朝、毎夕に行われる「大規模な式典?」
を目にすると、誰もが納得するでしょう。

厳かに、粛々と行われるその式典は・・・二時間ほど続くんですが、無宗教な我々さえも、ガンジス川の岸辺のガートで焼かれ、流される事は最高の「死」であるとさへ思わせるものがあります

広大なインド国土の端々からも、ガンジス川にお参りに来て、汚物が流れ、濁っているこの川で、喜んで沐浴する人達の心が式典を見ると理解できるんです

何もかも呑み込んで流れるガンガーは「生きている神」のように思えてきました。

ここバナーラスには、沢山の猿が居て、ゲストハウスの窓から外を見ると、いつでも5-6匹の姿が見えます

屋上に出ると何十匹もの姿が見えます。

インドで象、牛、猿は神様です

ここの狭い石畳の路地を歩いていると、残飯を漁る牛が最優先

猿は主にお供えを食べているようですが・・・

犬は神様でないから・・・虐げられています

いずれにしても、犬も沢山の子を連れていて、猿も子連れ、牛も子連れ、人間も子連れでゴチャゴチャと殆ど同じように暮らしています

そもそも、日本などでは牛と人間との区別を何でしているのかと考えると・・・服を着ていることと、ウンコを便所でする事が大きく違います。

日本でも犬によっては、服も着てるし、ウンコも決まったところでしたりしますから・・・こうなると殆ど人と同じ?

ところが・・・こちらでは服を着た牛も結構居るんです。おまけに・・・服を着てない人も居るし、何より人がそこらじゅうでウンコをしますから・・・

人と動物の区別が殆どありません

そして・・・ガートで説教している人の話を聞くと・・・人もネズミも一緒だと教えているように聞こえます。

人とネズミが一緒かどうかは別として・・・

今日もガンガーに捧げる式典を見にいきます

僕は髪も髭も日本を出発してから剃っていませんので・・・かなりサドゥ化しています。

そのうちに写真もアップしますね

どうしてもWi-Fiでインターネットに繋ぎたいと思い、今日はスマートホンを買いに出かけました

当然ながら・・・フィリピンでもそうでしたが、良い機種は全て韓国製サムソン。日本製は全くありません。

いろいろ見て、この機種と決めたんですが・・・

日本語が入っていない

世界中の殆どの文字が入っているのに

そんなんで・・・結局買うことが出来ませんでした。

それにしても「韓国パワー」が凄いです。

僕らの居るゲストハウスも8割が韓国人学生

どこのゲストハウスでも・・・殆ど韓国人。

レストランも土産物屋も・・・韓国人が占領してます。

テレビを見ても、英語放送のスポンサーはヒュンダイとサムソンが殆ど。

時に極めて短くホンダが入ったりしますが・・・

世界中で一番普及している電気製品。

テレビが無い人も、洗濯機や冷蔵庫が無い人も持っている「携帯電話」で勝った韓国は、全ての韓国製品と国のイメージを高めたようです。

でも・・・最近のインドでホンダとスズキは逆襲を掛けている気配も見えます

がんばってほしいなー・・・



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バターチキン

2012年01月16日 16時26分25秒 | 退職生活
またまた食べる事の話ですが・・・

皆さんは「バターチキン半羽分」とメニューにあったら、どんな物が出てくると想像しますか?

インド料理に詳しい人は解ると思うんですが・・・

日本食ばかり追いかけている僕には、鶏一匹を半分に割ったものをグリルし、バターを塗って再度軽くグリルした物が出てくると想像して・・・

ビールも頼み、ワクワクと待っていました

ところが・・・出て来たのは

カレーで煮込んだ半羽分の鶏で、それもぶつ切りされて・・・殆どチキンカレーのタレだけが来た様なものでした

そして・・・僕は辛いのが苦手なのに・・・その店で今まで何を食べてもそれ程辛くなかったのに

これに限っては「特辛」

美由紀の注文と替えて貰ったけど・・・ビールに合わない

なかなかうまく行きません

昼食の後、ガートを散歩して途中で人気の「ラッシー(飲むヨーグルト)」を食べて帰ろうと出かけてました

店の名前は「ブルー ラッシー」で、大きな方の「焼き場」に行く道沿いにあるから、店の前を忙しく布に包まれて、竹の担架に乗せられた死体が運ばれています

それを見ながら食べるんですが・・・6畳ほどの店内?にテーブルは無く、壊れかけの長椅子が並んでいるんですが・・・20人ほどが座って出来るのを待っています。

入れない人が何人も、運ばれる担架を避けながらいます

僕の注文は「葡萄ラッシー30Rs」で美由紀は「全果物混合ラッシー40Rs」

暫く待って・・・小さなポットに入ったその「飲むヨーグルト」は・・・

かなり砂糖が多いですが、生の葡萄を潰したのと、そのままのとのバランスが絶妙で、朝から晩まで入りきれないほどの人が行くのが解ります
バナーラスに来ることがあれば、是非試して見てください。(全果物入りより単味がうまいと思う)

昼はトンカツとそばだったので・・・夜はコロッケ定食にしようと思ってます
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焼き場ガートの風景

2012年01月15日 16時26分42秒 | 退職生活
今日は朝食が終わってそのまま、ガンジス川に出て、ガートを南の端まで、人々の動きを観察しながら歩きました

昨日に続いて、お祭ですから今日も沢山の人達が沐浴しています

それに混じって何十頭もの水牛も沐浴しています

そんなガートがずっと二キロほど続くんですが・・・その中に二ヶ所だけ「火葬場」があります。

火葬場がガンジス河に面している長さは・・・30メートル程と50メートル程。

その両方に終日次々と、竹で組んだ担架に乗せられた死体が運ばれてきます

キラキラと光る布に包まれた死体は、一番に担架に乗ったままガンジス川の水に浸され、その後上半身だけ水から出るように、砂の上に置かれます。

線香をたき・・・

顔の布を外して、一緒に来た人達が交代でガンジス川の水を顔に掛けます。

一時間余りそのままにガンジスの水に浸されている間に、薪が組まれます

高さは一メートル程、幅は7-80センチ、長さは150-160センチ程です。

そしてその組まれた薪の上に、担架を残し死体だけ載せます。

組んだ薪の櫓の前後に足と頭は出ています

そして・・・男性の場合は包んでいた布を広げて・・・最初に油を塗ります。

次に何か粉のようなのをふって、それからペレット状のものやら、灰の様なものを次々と塗って顔を残してまた布で包みます

しばらくすると白衣を着た坊さんが来て、火がついた草の束を片手に回りを回りながらお祈り。

そして一番下にその火を差し込むと・・・煙が出ながら燃え始めます。

その横では子ども達が、何も目に入らない様子で凧揚げしながら走り回っています。

犬やヤギも横を通ります。

その火でフンドシを乾かしている人もいます。

胴体がかなり焼けると、なぜか生きているように腕が横に出てきます

それを焼く係りの人が担架から外した竹で押さえます。

両端である足と頭の部分は最後のほうまでそのままの姿で布も焼けて素に見えていますが・・・

炎が大きくなると・・・黒く焦げていき・・・そのままでは頭と足が櫓から落ちるのでは・・・

と思う頃、焼く係りの人が、火の中へ押し込みます。

それからまだ一時間余り・・・横や上で何体もが多少の時間のずれで焼かれてますから・・・流れ作業のようです。

頭の部分は丸いまま長く残ってるんですが・・・最後は係りの人が竹の棒で叩き壊します。

まだ太い木が半分焼け残っている位の状態で、でも死体は跡形も無くなっています。

そこに水を掛けて・・火を消します。

燃え残った木は丁寧に消されて、次に使えるように保存されます。

炭や灰となった死体と木は・・・鋤簾で竹の籠に入れられて・・・ガンジス川の中に沈められて・・・

浮く物質は流されますが・・・残った籠の中に沈んでいるものは・・・丁寧に光物が灰の処理人によって選別されます。

何度か籠に入れては選別を繰り返し・・・すべては終わります

元通り少し穴を掘ったようになった所に・・・順番がくるとまた次の薪が組まれます。

船の沈没で死体が沢山並んだのは見たことはあったけど、次々と目前で焼くのを見たのは初めてでした。

何より・・・そのすぐ下流で沐浴し、歯を磨き、うがいをしたりしている何千人も、周りを遊び場にしている沢山の子供たち。

ガンジス川は全てを受け入れて・・・流れています











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インド人

2012年01月14日 18時16分11秒 | 退職生活
今日のガート(ガンジス川辺の階段状になった沐浴などする場所)は大変な人出でした

それと言うのは、今日から17日まで「お祭り」みたいなもので、特に今日ガンジス川で沐浴すると、一年間の罪が綺麗に消えるそうです

そう思って見ると・・・こんなにも多くの人達が罪を消したいと思うような悪いことをしていたのか??

地元の人達も、インド各地から集まった人達も・・・ダウンジャケットが必要な気温の中、裸になって川の中へ・・・何度も潜ったり、手で水をすくって祈ったり・・・

そんな姿を見ながら渡し舟に乗って対岸へ

対岸でも同様に沐浴する人がいっぱい

この冷たい水に入れるのは、やはり今も多くのインド人の心の中に「神」が存在している?

話は変わって、今朝からエアーインディア(インド国営の航空会社)のパイロットがストライキをしていて、飛行機が飛べません

その理由が面白く、なんと6ヶ月も給料を払ってないそうです。

政府は、「安い民間航空会社に客をとられ、お金が無い」からだそうですが・・・

このようにしていたらJALも潰れる事はなかったかも

しかし6ヵ月給料をくれなくても働くインド人は「極めて穏やかな人種?」

どうやら一か月分の給料を払ったらしく、午後には仕事に就いたパイロットも多かったようですが・・・

まだ一部のパイロットはストを続けているらしい。

「インド人が穏やか?」についてですが・・・今回公営バスでここバラーナスに来る途中、何度も車掌と乗客が大声で怒鳴りあう姿をみました

揉め事の始まりは殆どが「決まった運賃を払わない」からのようで、途中でバスを止めて「降りろ」「降りない」にまで進展したことも二度ありましたし・・・

子供の年齢で揉める事もしばしば、払った目的地より遠くまで行こうとする乗客

各駅停車のバスに乗っていると退屈することはありません

鉄道の駅に行って、案内所で切符の買い方を聞こうとすると・・・

一つの質問に答えたら・・・もう席をたってしまい・・・次の人が

また最初から説明してたら・・・聞いているのか聞いていないのか・・・

切符を買っている人を見ると

つり銭を戻すのに・・・そっくり返って窓口を飛び越えて投げて返す。

サービス精神は全くなし

サービス精神一杯で近づいてくる人は「アブナイ」人達。

そして商売人は、かなりガメツイ。・・・

でも・・・一般の人達は・・・結構いい人みたいやなー・・・と感じています。

またまた話は変わって、僕らがカトマンズに着いた日に会った神戸の日本人カップルに歩いていたらバッタリ

このカップルとはポカラでもバッタリあって・・・毎回一緒に食事をしているので・・・

僕らのホテルでその後の話などをしたり聞いたり。

そして今晩も一緒に食事することになりました

世界は狭いですね。

旅行者が行く「観光地」が決まってるからと言えば、その通りなんですが・・・「縁」を感じてしまいます。

最後に、またまた食べ物の話ですが・・・夕べは「奥様が日本人」と言うゲストハウスの屋上レストランへ食事に行きました

同じゲストハウスに泊まっている若者3人と片道一時間ほどかけてです。

「本格的な日本食が食べれる」と思った僕は「親子どんぶり」を注文

30分ほど待って出てきた「どんぶり」を見て

最初から鶏肉、タマネギと一緒に卵を入れていたらしく、溶いた卵に無数の「カニの穴」

ご飯にカニの穴は良いけれど・・・ご飯の方はパラパラで独立精神満載

日本人女性にも料理が出来ない人は多いし、材料も揃わないから・・・仕方ないと言えば、そうだけど・・・カシワとタマネギ、卵だけは手の抜きすぎ

大失敗の夕食でした

今日の朝はまあまあ・・・昼の野菜かき揚げソバは予想以上

今晩はどうかな

では行ってきます。

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