スエズ運河が無かった頃はヨーロッパからアジアに向かう船はアフリカ大陸の南端の厳しい海域を越えていました。
私がヨットで世界一周を計画した時も一応航路として少しは考えましたが、厳しい海況からスエズ運河を選びました。
これは南アメリカ大陸の南の水路、マゼラン海峡も同様に魅力はありますが危険が伴うのでパナマ運河を渡りました。
海は北も南も緯度が高くなると厳しくなります。
今回もアフリカ大陸の東側のポートエリザベスから西側のケープタウン迄の航海は非常に荒れてこんな巨大船でも入港が3時間遅れました。
しかし入港が遅れたお陰で朝日が当たったテーブル・マウンテンやライオンズヘッドが写せました。
キャンセル待ちで滑り込んだ非常に高いツアーでしたが穏やかな晴天と天気に恵まれたので楽しく過ごせました。
最初に行ったペンギンコロニー、ここにいるケープペンギンは絶滅が危惧されているペンギンですが幼鳥も含めて結構見えました。
でも常にセグロカモメが幼鳥や卵を狙っていました。
ペンギンコロニーの後は海辺で昼食。
ワインも出てサラダは下痢を心配しながらですが食べてメインの料理は魚のフライでしたが、マアマア。
デザートのソフトクリームは皆さん喜んでいました。
その後喜望峰へ行って写真を写して、その後喜望峰の灯台へ行って20分余り掛けて野鳥を探しながら登りました。
喜望峰周辺では野生のヒヒやダチョウの他大型で馬位の哺乳類もいました。
ツアーで皆さんに合わせないといけないので、初めて写せた野鳥は3種だけでしたがじっくり探せばまだまだいると思いました。
クルーズ船に戻ったのは17時半で荷物を置いて直ぐにレストランへ。
ああその前に下痢予防の積りで正露丸を5粒飲んで晩御飯。
疲れていて余り食べれませんでした。
シャワーを浴びてブログを書いていますが、大勢の方々に合わせて動くのは疲れました。
この後ピースボートは間もなく出航して次の寄港地はカナリー諸島です。
風邪をひかないよう、コロナに感染しないように気をつけて行ってきます。