outdoor life by mizota

ヨットでのクルージング日本の名山に登るキャンピングカー旅ダイビング野鳥撮影ジギング等溝田正行がした事する事を報告します

高ボッチ高原の休日

2010年07月29日 19時27分54秒 | 退職生活
気温10度で雨が降る雲の中のバスから起きて、小便しようと外に出たけれど、トイレが少し遠いのですぐ前で初めました

ふと気が付くと濃い霧の向こうに車が二台停まっていて

まだ六時なのに車内から4人がこちらを見ていました

でも・・・途中で止める事も出来ず・・・最後まで出しましたが正面だから恥ずかしかったです

朝一番からそんな失敗はありましたが「ゲゲゲの女房」も悪魔くんのテレビ放送で順調だし僕らにとっても二日の休養は悪くありません

でも脚は休養できるけど、HP用(自分のアルバムだけど)に飯豊山から後に登った7座の合計8座の写真を選んで、文章を入れる仕事があります

これが結構時間が掛かりまして・・・

他にヨットの相談とかもあったり、テレビも見たりで今日出来たのは二座だけ

ちょっとゆっくりし過ぎた一日でした。

先日書いた「錯覚」の続きになりますが・・・

僕らは毎年山旅に出ていて、年毎に脚が強くなっているように感じます

初めは4~5時間歩くのがやっとでしたが、最近は10時間以上歩く事もあります。

それでも疲れは殆ど変わらなくなりました

それだけを言えば「若くなっている」ような気になります。

しかし他を言えば

毎年頭の毛は減るし、白い割合も増え、歯も減ったし、目も悪くなりました

目には見えないけど細胞も随分壊れてしまった事でしょう

確実に老化は進んでいるけど、山に登る事だけは「要領を覚えた」ものと思います。

人が若返る事なんて・・・ありえない事で、確実に今日より明日はと一呼吸毎に老化しています

時に見かけますが・・・「若返った」と錯覚している人がいます。

でも・・・そう錯覚できるのは幸せだから、錯覚するのが悪いとは言えませんね

一呼吸毎に老化していると思うと落ち着いていられませんから

今日の写真は飯豊山のヒメサユリです

姿は正に姫ですが匂いは成熟したオトナのオンナなんです

僕はこの花を見るたびに顔を寄せてうっとりしています。

東北の高い山にありますので皆さんも機会があれば姿と匂いに酔ってみてください

ただこの写真のヒメサユリは多情で普通は一本の茎から二つ位の花しか付けません。

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計画変更しました

2010年07月28日 21時27分32秒 | 退職生活
今朝山梨県の「雁坂トンネル」下で目覚め、天気予報を確認したら

今日一日は良いけれど・・・明日、明後日と天気が悪くなっていました

昨日のブログに「今年は天気が良い」と書いたばっかりなのに・・・

まあ僕ら退職者に何よりあるのは時間ですから慌てる必要はありません

その時間をいかに快適に愉しく有意義に過ごすかを考えるだけ

それで・・・次の登山口に近くて、涼しい所でここ数日登った山の写真を整理しようと考えると・・・

途中にあるのは「高ボッチ高原」

ここは先日も避暑の場所として紹介しましたが、僕のお気に入りの場所ですから即決定

標高が1665㍍。眼下に塩尻市と松本市の夜景が綺麗で、正面に北アルプス連峰が見えます(今日は靄でうっすらしか見えませんが)

通り慣れた山梨からの移動途中、見えると期待していた鳳凰三山や甲斐駒ケ岳はガスに覆われて見えませんでしたが(八ヶ岳はうっすら見えた)道の駅「白州」で新鮮野菜を買い、名水をペットボトルに入れ、諏訪湖の近くのかっぱ寿司で昼ごはん

スーパーで二日分の食料を買い込んで三時すぎに到着しました(買ったカツオの刺身の鮮度がイマイチでしたが

今日の高ボッチ高原は花の季節でもあり、大勢の人達が来ていましたが・・・風が強く、気温も低すぎ

慌ててフリースを出して着ました。

落ち着いてみると・・・続いて山に登ったのでやはり少し疲れているようです

丁度良い休養日かも??

夜になっても僕ら以外にもう一台車が残っています(若いアベックみたいだけど・・・何しているのかな??様子見に行きたいな~

そんな事も思いながらBSでマッキンリー登山を見ながらブログを書いているんですが・・・

現在車内気温は18度で外はガスに包まれてきました

風が益々強くなってきたので車の向きを変えたほうが良さそうです

明日一日はここでゆっくりし、明後日の午後出発して中房温泉へ移動します。

そうすると週末になるけど・・・有明山に登ります

今日の写真は「高ボッチ高原」の見晴台に建っている標識です。

機会があれば皆さんも来て見てください

慣れない人は夜が少し寂しく感じるかも知れませんが

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錯覚

2010年07月27日 19時25分52秒 | 退職生活
甲武信ヶ岳(2475㍍)へ日帰りで登ってきました

標高差1500メートル、コースタイム9時間半は僕らにとって、日帰りはほぼ限界に近い登山です

そんなんで朝の涼しい間に少しでも上に登っておこうと三時起床

サンドイッチを食べて、出発しようとしたけれど・・・

今早朝の山梨県は雲が厚くて4時過ぎまで真っ暗

折角早起きしたのに出発できたのは、忘れ物があったりして四時四十分でした

しばらく「西沢渓谷」の広い遊歩道を歩いてから登山道(徳ちゃん新道)に入りました.

尾根を登っていくんですが・・・周りの木が密生しているのと、その木の背が高くて

太陽が当らないから涼しくて良いんですが、代わりに視界が全くありません

これが延々と続き、四時間登った、標高約2200㍍位のところが崩壊していて、初めて視界を得ました

その頃の山の上は快晴。雲海が下のほうを覆っていましたが、前に富士山が・・・見えるんですが・・・何故か「非常に低い」

ここ数日、毎日の様に見ていた富士山は高かったのに・・・見下ろしている感じなんです

富士山の標高(3376㍍)と方向を知っているから、「目の錯覚」と解るけれど、もし知らなかったら「低いけど綺麗な形の山が見えた」と思っていたでしょう。

なぜそんな事を書いたかと言えば、非常に不思議でもあったんですが・・

何より「自分の目で見る」事を大事に考えて生きている「僕自身の目」(美由紀も他の登山者もそうだった)がこれほどの錯覚を起こす事に恐ろしさを覚えたからです

人の目も心も「錯覚を起こし易い」もので、考えてみればこの世は錯覚の中に存在していると言うか、うまく行っている事の殆どが錯覚しているからの様にさえ思えなくもないですね

そう考えて行くと、知識が「錯覚を気付かせる」ので、知識も無い方が幸せかもしれません。

うまく行かない事も、同じく錯覚かも知れませんが・・・その場合は知識が役立つ?

いずれにしても考えさせられた今日の富士山でした

五時間半ほどで頂上に立ちました

登山者は他に三人で合計五人のうち四人は日帰り、一人は小屋に泊りました。

すぐ隣りに甲武信ヶ岳より高くて大きい、埼玉県の最高峰「三宝山」があるのに・・・

何故、甲武信ヶ岳が「百名山」に選ばれたのか?も疑問でした

前に大きな岩を乗せた金峰山、少し離れて八ヶ岳も見えましたが北アルプスも南アルプスも見えず

ここ数日、南アルプスの良い山を歩いていた僕らには少し物足りなさを感じた山でした。

14時15分に下山

ここは下界から比べると随分涼しいのでシャワーを浴びてゆっくりしています

明日は長野県の中房温泉に移動予定で、そこで「燕岳」と「有明山」に登りたいと考えています

今年は天気がいいですね

順調に登れて幸せです

今日の写真は先日登った上河内岳から振り返って写した荒川岳(3141㍍)赤石岳(3120㍍)聖岳(3013㍍)の「百名山」三山です

立派でしょ

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縁遠い間ノ岳

2010年07月26日 18時48分51秒 | 退職生活
昨日は書かなかったけれど、大笹峠から山伏岳に登った後、急な坂道の井川雨畑林道を、北岳などの登山口へ行くバス乗り場の「奈良田」に向って一時間余り下ったんですが

もう少しで県道に出ると言う所にゲートがあって進めませんでした

仕方なく引き返し、静岡を回って52号線を北上、途中日が暮れて泊り、今日身延に来てその県道に入ろうとしたら・・・

なんと又、通行止めでした

消防署に寄って奈良田に行く道を聞いたら・・・「一般車両は入る方法がありません」との事

僕らは北岳から間ノ岳、農鳥岳と縦走したかったので、どうしても車で奈良田に行かないと都合が悪いんです。

去年は荒天で北岳まで行って引き返しているし、今年は二度も続いて通行止めに遭いましたから

今回は縁がないと諦めて急遽「甲武信岳」に変更して、現在「雁坂トンネル」西口に来て一杯呑みながらブログを書いてます

南アルプスの「良い山」に登った後では少々物足りなさを感じますが、脚の調子がいいので天気が良くて視界が楽しめれば「日帰り」に挑戦してみようかと思っています

視界が無ければ一晩泊って、視界を愉しんでから下山します

それにしても「梅雨明け10日」とは良く言ったもので、今日は雲が多く夕方には雨も降りました。

去年のブログを見ると雨が続いて今頃は日々泣いていたのに、今年は10日の内8日も山に登れたから上等ですね


話は変わり、先日白浜へ海水浴に来た関西の女子大生目当てで「下心クルージング」したヨット「マハリン」ですが・・・

白浜到着直後にエンジンがストップしてしまったそうです

その原因なんですが・・・

乗って行った三人は、お馴染みの森田、近藤、芹田と言う飛び切りの下の穴が好きな三氏だから、当然と言えない事もないんですが

幾ら「下の穴」が好きでも、オイルを抜く為の穴だけは塞いでおかなければ、この様な結果になると言う見本のような故障で、ギアがオイル切れで焼け付いてバラバラになっていたそうです

そんなんで海水浴場に乗り込んで下心を満たすどころか・・・修理のために走り回り最終的にサーモン三谷氏の協力もあって無事数日後徳島ケンチョピアに帰り着いたそうです

一般の人達は・・・そんな事があると「全く愉しくない」と思うかも知れません

しかしヨット乗りも一人前になると・・・「困ったなあ~」などと言いながら「結構嬉しくまた愉しい」のだから・・

真面目に相手にするような人種ではありません。

そんなヨット乗りの我がグループに、このブログを見てくれていた新人「奥原氏」も入り始めています

どのような人生になっても僕は一切の責任は持てませんが「愉しい」ことだけは間違いないでしょう

「愉しく無ければ生きている価値が無い」がスローガンのメンバーですから

でも・・・多分人並み以上に・・・日本の将来や世界の平和を考えて行動しているんですよ

今日の写真は荒川岳のお花畑です。

見渡す限り、高山でしか生きられないけれど、雪の無い僅かな期間に芽を吹き、花を咲かせ、種を付ける氷河期を生き延びてきた高山植物

今回、荒川岳、赤石岳、兎岳、聖岳、上河内岳、茶臼岳と周って花の種類と数の多さにも驚きました。

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南アルプス山小屋最新情報

2010年07月25日 19時47分16秒 | 退職生活
長らくブログのアップが出来ずすみませんでした

久しぶりの報告なので、少々長くなりますが・・・

19日に南アルプス、荒川岳の登山口(サワラ島)へ行くバス乗り場の駐車場(畑薙ダム)に静岡から入りました

ここを地元では「南アルプスの表玄関」と言ってるんですが・・・街から60キロ、大きな山にドンドンと登って、

もう到着かと思ったら、またドンドンと下ってダム湖に出るんですが・・・途中からAUのデータ通信カードも携帯電話も圏外

昔はAUの方が山では良く繋がったけど、今は山間地でも山に登っても完全にドコモに負けてます

さて翌日の20日、八時発のバスでサワラ島まで行って、九時到着後すぐに「千枚小屋」に向って登りました

千枚小屋は、荒川岳に登る途中にある山小屋なんですが、火事で焼けて二つの仮設ハウスと少し離れた所にある、二つの小屋とトイレの5棟がありました

この後泊った山小屋も全てですが、非常に新しく、登山者の荷物置き場を考えて造られているので、混雑していない平日だった事もあり、非常に広く快適でした

この一人当たりの広さは北アルプスの平均的小屋以上でした。

食事についても、昔と全く違って、競うように山小屋としては豪華なものでした(但し千枚小屋だけは、今時、修行僧でも食べないような精進料理で、夕食のたんぱく質量は煮カボチャの上に乗った5グラム程のひき肉だけで、登山口から標高差1500メートル、七時間を登ってきた僕には大変な不評でした

千枚小屋で良かったのは、富士山を見ながら朝食を摂れた事です

どの小屋も一泊三食で8500円から9000円。寝具は封筒型かミイラ型の寝袋でした。

翌21日、5時過ぎに出発、千枚岳に登った後、悪沢岳(荒川東岳)中岳と登り、荒川小屋に着いたのは10時半

体力も充分だったのと、有名なボリュームあるトンカツが食べたくて「百間洞山の家」まで進む事に決定

赤石岳に登って、長い道程を下りました。

結局10時間歩いて15時に小屋に到着

噂のトンカツは揚げ立てを食べさせる為に8人づつの食事となりますが、確かに驚く大きさで美味かったです

朝食もたっぷりのオカズで宿泊者全員大満足でした

22日は聖岳に向ったんですが・・・百間洞山の家から聖岳に向うには途中に二つの大きな山と幾つかの小山があって・・・4時間必死で登って下ってを繰り返して、兎岳と聖岳の間に到着するんですが・・・そこは小屋より遥かに低い場所なので疲れが倍増します

気を取り直して・・・聖岳に登るんですが、実はその日は朝から強烈下痢で水を飲んでも、何かを食べても直通状態(千枚小屋を出た時から少し不調だった)

その度に力が抜けて行き、15時に聖平小屋に着いた時は朦朧としていました

焼肉の夕食も食べられず、安静に

翌朝23日は「おかゆ」を作ってくれて、梅干で何とか腹に収めました

下山しようか先に進もうかと少し迷ったんですが、聖岳から見た上河内岳が立派だったので、予定を一日延長して上河内岳から茶臼岳に登って11時過ぎに茶臼小屋に到着

下山すれば充分できる時間だったんですが、寒い程涼しい山から下りる気になれず、宿泊に決定

夕食は刺身でこれは全員がオオー!と歓声が上がりました

ここも富士山を見ながら朝食が摂れる小屋でした。

24日遂に下山の日

ダムに掛かる登山者用の大吊り橋まで4時間余り、途中の横窪小屋(夕食はハンバーグステーキ他)ではお茶とお菓子の接待を受け
長い間話し込んで、その後も沢に出て大休止、またヤレヤレ峠で大休止

吊り橋の上で弁当のいなり寿司を食べて十二時五十分のバスで駐車場に戻りました。

今回の南アルプス4泊五日で今まで持っていた「南アルプスの山小屋」のイメージは全く変わりました

小屋は広くて綺麗、食事は各山小屋(千枚小屋以外)が工夫して、毎回登山者が愉しみとなっているほどで弁当も美味しく工夫されたものでした

トイレ全て非常に綺麗で臭くも無いんですが、全体に遠くて夜には寒いし、雨でも降れば結構大変です。

ただ今回泊った千枚小屋、百間洞山の家、聖平小屋、茶臼小屋、泊らなかったけど横窪小屋も水が豊富なので、毎回体を綺麗に拭く事が出来たので、汗臭くもならず、快適でした

下痢で辛い日もあったけど、毎日晴天(小屋に入った後、一日だけ夕立があった)

視界も午後は落ちたものの大満足の五日間でした

駐車場に戻った昨日は温泉に入って、山伏岳の登山口「大笹峠、標高1800m」に移動してダウンの布団を被って眠り

今朝山伏岳に登って、静岡で洗濯と買い物をして、今は山梨県身延町です

6日で百名山三座、二百名山一座、三百名山二座と合計六座に登ったので、雨で長く待機したマイナスを取り返しました

これで今年の山旅で35座

明日は奈良田に移動して、次は去年悪天候で途中リタイアした北岳、間ノ岳、農鳥岳の三山縦走をしたいと思います

最後に上河内岳の頂上から、歩いてきた荒川岳、赤石岳、兎岳、聖岳を眺めながら

障害があって出来ない人は仕方ないとしても、健康に生まれながら「こんな気持ちが良い愉しさを知らないで死んでいく人達」が可哀想で気の毒に思いながら「人生やな~・・・」とつぶやいていました

写真は茶臼岳山頂から中央アルプスを眺める美由紀です


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溝田は生きています

2010年07月25日 14時01分03秒 | 退職生活
長い間ブログアップできずすみません

AUの電話も届かないけど・・・涼しい南アルプスの山の上に居ました

久しぶりに街に下りて、暑さに驚いていますが後ほどゆっくりブログ書きますのでお待ちください

現在移動中の静岡市です

では後ほど
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東北から東海へ

2010年07月18日 20時54分23秒 | 退職生活
殺人的な暑さでしたね

今まで涼しい登山口の生活をしていたので驚いています

喜多方市で目覚めた時は肌寒い位だったんですが・・・

コインランドリーで洗濯して、燃料を入れて高速道路に入りました

昼飯のためにSAに停まったら・・・暑い暑い。

今年の山旅で初めてエアコンを掛けました。

今日が特別に暑い日なんだろうとは思うんですが・・・南下するに従って暑さも増して

少しでも涼しい所で泊ろうと、頑張って走って富士山の麓まで来ました

高速道路を乗り継いで来たんですが、今日は東京から富士山が見えました

会津を出るとき磐梯山を見上げて走り、午後には富士山が見えるから・・・高速道路は早いですね

休日割引が無かった頃は「全部一般道」を移動していたから、驚きです

でもちょっと寂しいような気がしないでもありません。

さて今回は550キロ移動して明日の午後には南アルプスの登山口「畑薙ダム」まで行きます

北アルプスの方が近かったんですが、泊る予定の雲ノ平の山小屋が工事中で八月10日まで行けないんです

そんなんで先に南アルプスになっています。

このニュースもインターネットがあるから簡単に解ることで、今日の朝のコインランドリーの場所もですが、インターネットに頼り切ってしまうこの頃です

ヨット「マハリン」は明日から近藤、森田、芹田の三氏が小松島の港祭り花火大会を見た後、和歌山の白浜温泉に向かうそうです

ヨット「ラー三世」はマレーシアの東海岸を北上予定だそうで、この暑さに水際の遊び報告を羨ましく聞いています

でも僕らも明後日は三千㍍近い山の上の「千枚小屋」で泊っていることでしょう

今日の写真は一昨日泊った切合小屋から写した飯豊山「大日岳」です

雪が沢山残っていて涼しそうでしょ

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退職者の山登り

2010年07月17日 19時15分59秒 | 退職生活
僕自身、90歳までの50年間を遊び続ける計画で41歳の時に早期退職をして、最初の一年は時間もお金も全く配分が解らず、今考えると「狂っていた」時でした

それまでの僕は一応順調な会社の「経営者」だったので、給料以外に経費も使い放題でしたから、その気分が抜けませんでした。

一年を過ぎて、「このままでは90歳どころか数年で破綻する」と慌てたものの、相変わらず配分が解らず、「したいことはする」そして「必要な費用は仕方が無い」と半ば諦め、場合によっては、仕事を再開しなければならなくなるとさえ考えました

幸いだった事はヨットで世界一周をする計画が最初にあったことです

日本には数十年間遊ぶ計画を持って、それを実行している人は皆無と言える位居ませんでしたから、見本となる人がいません

しかし欧米諸国には沢山います。

ヨットで出てみると、右にも左にも見本ばかりでした

それを教えてもらって、やっと僕も一人前の退職者になれたので、今度はそれを出来るだけ多くの日本人に教えてあげたいと思ってこのブログも書いています

日本人は経済的に豊かになってまだ日が浅いのと、島国性から世界の事を考える事が余り出来ない人種のようです

一口に言えば「心にゆとりが無い」ように思います。

「心のゆとり」がどうすれば出来るかと言えば、これは僕が思う事で確かではありませんが「時間とお金の配分」のような気がします

これは僕自身がそれが解ってゆとりが持てたからなんですが・・・

小さい子供は無知なのでお化けや幽霊を怖がり、暗い部屋でも不安になります

ところが知識が付いた大人は怖がりません。

将来についても「配分」が出来れば怖いものはありません

メクラ勘定は知識が無い子供と同じです。

きちんと計算した「時間とお金の配分」が出来れば、ゆとりが持てて、日々が大変愉しく過ごせます

こんな事を書くのは、退職者で山登りをしている人が「忙しい」からなんです。

退職者は時間が充分あります

天気が悪い時に登る必要は何もありません。

いい天気を待って、体に無理がないように愉しく登る事をだけを考えれば良いのではないでしょうか

余命宣告されたように、限った日数に決めた幾つもの山に登るのは狂っています。

そんな登り方をしている多くの人が体を壊したり、あんまり長生き出来る様に見えないし、見ていて気の毒です

無理をすれば日帰り出来る山でも、出来るだけ山小屋で泊り、小屋の周辺を散策したり、日が沈むまでの時間をゆっくり過ごすのは愉しいものです

土日の山小屋が混雑する時を避ければ、睡眠も充分にとれます

子育て中は仕方ありませんが、退職者は退職者だから出来る山登りをして欲しいと思いました

安定した生活のためにお金はどうしても必要ですが、決して多くは必要ありません。

僕自身も計画を立てすぎていて、少し忙しいんですが「時間配分」はしっかりしています

とにかくもっとゆっくり人生を愉しんでください。

天気予報は雨だったのに、昨日の朝目覚めたら青空が見えていました

急遽出発の準備をして、飯豊山に登ってきました

13時の山小屋(切合小屋)到着まで殆ど霧の中だったんですが間もなく晴れて、大日岳や飯豊山(手前の山に隠れて頂上は見えない)がすっきり見えました

小屋の宿泊者は10名足らずで、広々眠れたし、今日は朝から晴天

頂上周辺はさすが花の百名山。花が一杯でした

ここでしか見えない「イイデリンドウ」も丁度見頃でした

頂上から身近な磐梯山から吾妻山、朝日連峰、蔵王、遠くは鳥海山、日本海も眼下で充分な視界を堪能して下山

飯豊温泉に入って、今は喜多方市街に来ています。

今日の写真は昨日の午後、山小屋から見上げた草履塚(左)と飯豊山の前衛峰とも言える一王子です

小さく本山小屋も見えていました。

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末期の日本LPガス業界

2010年07月15日 19時41分04秒 | 退職生活
今日、会津若松でキャンピングカーに使うプロパンガスを充填してもらおうとガス屋さんに行きました

ところが・・・「危険だから」保安基準が厳しくなって充填できないと言うんです

どのような業界にも言えることですが、末期を迎える業界は「危険」と言う言葉を利用して「利益」を確保しようとします

そして実際に一時的に利益が確保できますと言うか「そのように仕向ける」為に「決まり」を作るんですから当然ですが。

今回のプロパンガス協会は、プロパンガスは「極めて危険なもの」だから、専門業者が配管、据付、器具設置、メーター取り付けなどをしたものでなければガスを使ってはいけない

と言うのが基本でそれに付帯して自分達が利益を確保できるように、消費者も本来のガスの特性も全く無視して自分達の欲の為だけに作った法なんです。

しかし・・・その効果は絶大で一般市民の潜在意識の中に「プロパンガスは危険」と言うのが入り込み、全世帯の全員が「オール電化」を望み始めます

現実にそうなっていますが、これで益々衰退が加速することは間違いありません。

実際に我が倉庫ハウスはオール電化ですが、ガスの時より経費は遥かに安くなりましたし、ガスより遥かに早く煮炊きが出来、火力調整が簡単で美由紀は非常に喜んでいます

今のIHヒーターの火力はガスの3倍くらいあるんでしょうか、茶瓶一杯の湯を沸かしても驚くほど早く沸くし、炒め物も楽々です

だから自然淘汰で消える運命だったのかも知れません

実際には電気だって間違えって使えばガスと同様危険なんですが、電力会社は馬鹿で無いから危険とは言いません

僕がヨットで世界を周っていた時もLPガスを使っていましたが、世界中の国で14年間に100回ほど充填してもらって(自分で入れたのも多いけど)「ガスは危険」と言う言葉をただの一度も聞きませんでした

むしろオーストラリアなどでは「ガスは安全」と吹聴するのに努力しているようで、ガソリンスタンドで入れるんですが、ガスを周りに漏らしながら充填してくれます

オーストラリアのLPガスのバルブは、ネジを緩めると空気が抜ける装置が付いています。

大きなタンクから10キロボンベに液化ガスを移す時、上に溜まる気化したガスを放出したほうが簡単に充填できるからなんですが、街中でも平気でやっています

どんな物でも扱い方を間違えば危険にもなりますが、日本のLPガス業界は目先の欲に走って、将来の自分達の首を絞めているのが解っていないようです

これは色々な業界に言える事ですが自分達の業界が扱っている物を「危険」と言ってしまった業界に先はありません。

ヨットやダイビングの雑誌の売れ行きが思わしくないと、先が見えない編集者は「事故特集」を組みます

いかにヨットが危険か、いかにダイビングが危険かを「これでもか!」と言うほど誇張までして書きます

そうすると、怖いもの見たさで間違いなくその号は良く売れて儲かるんです

ところが読者は「危険」が頭の中に残り、始めようと思っていた人は止めてしまうし、すでに始めていた人も「止めたい」と思い始めます

そして日本のヨット業界もダイビング業界も今や風前の灯です

先に立って普及に努めなければならない人達が業界を潰しにかかるんですから、馬鹿らしいと言ったらありません

ただ全ての人がそれ程馬鹿かと言うと、LPガス組合の中にも、その間違いに気付いて直そうと努力している人も少しはいます

目先の欲に走って将来が見えなかった例は漁業の世界も同じです

昔は誰もが自由に海に潜って魚や貝が獲れました

ところが欲張った漁師が組合を作り、それをさせないようにしてしまいました。釣りさえも止めさせようとしてたんですよ。

子供の頃から貝や魚を獲って食べていた人は、幾つになっても、何処に引っ越しても「魚や貝を食べたい」と思うので、買ってでも食べます

ところがこれを禁止してしまったから、禁止されてからの子供は親が連れて行く事も出来ず「馴染みが無いから」大人になっても、魚や貝を食べたいと思いません

「魚が売れないから安い」と嘆いている漁師の方々は、自分が目先の欲に走った事を反省するべきです。

全ての日本人なのかも知れませんが、特に各業界の上に立つ方々には目先のお金でなく「先を見る目」を持って頂きたいと思います

まあ見ていてください。LPガス業界が心を入れ替えない限り20年後はありません

過去40年余、常に20年先を見て生きてきた僕が思う事で多少の年月に差があっても間違った事はありません。

そんな事で、今のボンベのガスが切れたら・・・キャンピングカーの場合はカセットコンロしかありませんね

ただ県に拠ってですが「独占禁止法違反」かそれに近い、LPガス販売組合の「申し合わせ価格」が世界的に見て異常に高いから、自由競争で販売されているカセットボンベを使った方がかなり安くつきます

今日の僕らは久しぶりに街に出たので、外食と買い物をして飯豊山の登山口を下見に行きました

途中の橋に「マイクロバス以上通行できません」と書いてあったけど、進入しました。

ところが・・・山旅を始めてから初めて途中で行けなくなりました

コーナーに岩を置いている家があるんですよね~

置いて無くてもカーブが急だからダメかも知れませんが・・・

そんなんで歩く距離が二キロほど増えます

電波が入らないので、村営の温泉「いいでの湯」の前まで下ってきて天気待ちになっています

予報では日曜日まで悪いようです

これが辛いんですよね~

ここも捨てて南アルプスに移動したほうがいいのかも

はやく梅雨明けして


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大事の前の小事

2010年07月14日 21時18分32秒 | 退職生活
天気予報によれば、今日は「雨、一時止む」でした

これを解釈すると殆ど終日雨が降るけれど、一時的に止む時もあると言うことでしょう

そんな事で朝まで降っていた雨が上がった時間は七時前だったけど、「すぐまた降るだろう」と思ってしまい、最近少し調子が上向いて来たゲゲゲの女房を愉しく見終わっら・・・

濃い雲の隙間から太陽が

でも・・雲が厚いし・・・予報だと間もなく降り出すだろうと・・・

そして今週一杯は雨のようだしここで会津朝日岳と御神楽岳に固執していたら、今年の本番とも言うべき「飯豊山」と三泊四日で予定している「南アルプス三座」同じく三泊四日で計画している「北アルプス四座」の「晴天に登る」チャンスを失う可能性が出てきました

山登りに限らず、人生の計画で最も必要な事は「優先順位」を見失わないことです

一般的に計画を持たない人は順位が無いから常に「お金」の様ですが、知能を測定する最も簡単な方法は「片付け」をさせる事だそうです

小さな子供や頭が良いチンパンジーに片づけをさせると、片手に自分が大事な物を持って離さず、片手だけで散らかっている物を箱に入れる場合が多いのだそうです

ある程度知能が付いてくると、それは置いておいて両手で箱に入れます

そして知能や知恵に優れた人は、次に使うであろう順序を考えて箱に入れます

その人には常に先の計画があるからそれが出来るんですが、全てにおいていかに計画を持つ事が大事であるかが解り、計画こそが知能の程度であると書かれている本がありました

実際良く考えてみると、生涯の計画を持たない人は「社会の邪魔」までしてしまっていると思います

何事でもそれが正しいと思うと、それを実行する僕はやたらに計画を立て順序や順位を重んじて生きてしまい、このブログにもいつも書いていますが、人にも常にそれを奨めてしまいます

結果的に「先を見すぎる」事も多々あるんですが、今までは殆ど計画通りにツボを押さえて思い通りに生きてこれています

しかし小さな事ですが今日の場合「曇り一時雨」で少し遅い出発になってはいても、「登れた日」でした

今年の計画の「50座に登る」については、かなり難しくなりましたが、「本命」だけは逃さないようにしたいと思います

そんなんで現在福島県の「会津若松市」に移動して来ました。

「二つの山を残した」この決断が正しかったかどうかは・・・・神のみぞ知るです

連休になって混雑が予想されるんですが、この雨が上がったら一泊二日で飯豊山に登りすぐに静岡に移動して荒川岳、赤石岳、聖岳と南アルプスに連なる3千メートル峰に「梅雨明け十日」を利用して登ります

果たして・・・梅雨は明けるのでしょうか










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山と空想的オンナの関連

2010年07月13日 20時25分00秒 | 退職生活
昨日も書きましたが雨の時や視界が無いと解っている時は基本的に山に登らない事にしています

とは言っても現実には大丈夫と思って登り始めても、雨になったり、視界が無かったりの事は起きてしまいます

極めて溝田的解釈だとは思うんですが

雨に登らない理由は、標高が2千㍍近い山やそれ以上の山は下界から比べると随分気温が違います。

晴天なら真夏でも「気持ちいい」と感じる位の涼しさですが、雨になると寒くて凍えます

そんな所で「楽しみの弁当」を雨に濡れながら食べるのが辛いからと言うのが雨に登らない一番の理由です

次に視界が無いと解っている山に行かないのは・・・

僕は山が好きです。オンナも海も宴会も同じくらい好きです

山をオンナに例えたり、海をオンナに例えたりもしますが

山に登って、その山を見られる限り見ながら登りたいし、周りの山や下界を目でも愉しみたいんです

そして、それをしないと「山に失礼だ」と思うんです。

ただ「頂上に行くだけの行為」をオンナに例えれば「突っ込んで出すだけ」の行為に似ていると思いませんか

頂上に来た証明に写真だけ写したらすぐ下山する人に至っては・・・証明に一本の陰毛を抜いてそれをアルバムにテープで貼り付けるのに似ているよね

姿形も性格も何も見ずに「頂上に立てば良い」は「穴があれば良い」のと同じだと思ってしまうんです。

山ほどある山の中から、名山と言われる選ばれた数百の山に登るのは、山ほどいるオンナの中で数百人しか居ない魅力的なオンナとヤルのに似ています??

だから・・・お尻や胸の膨らみから、うなじから肩の流れ、ヘソから谷間などなど、目でも充分見たいというスケベエ心なのです

哀しい事に現実は、「待てば海路の日和あり」で山では恵まれているんですが

オンナの場合はそんなチャンスも無く、服を着て歩いているのを「見て想像するだけ」です

それなのに・・・今回の様に数日待機が続くと「溜まってきて」・・・「出すだけ」でもと出かけたくなったりするんですが

でも・・・シースルーもチラッと見えるのも悪くないよな~

今年の計画は「50座に登る」事でした

今月初めまで順調だったので28座を済ませ、残る22座も楽に登れると思っていたんですが・・・・

荒沢岳から平ヶ岳までに4日の待機があり、平ヶ岳から会津朝日岳の間が今日で五日待機となっています

「溜まって」るんですよね~・・・赤い粉しか出ないのに

さて・・・どうしましょうか

等と考えながら田子倉ダムの巨大なコンクリートの壁を靄の間に見ながらウジウジと登山靴の防水処理をしたり、本を読んだり、テレビを見たり、雨が止んでいる時に周辺を散策したりしながら過ごしました

データ通信カードは昨日と違って今日は何故か快調に繋がります

明日も雨のようなので動くのは止めました。

ヨット「マハリン」は19日に小松島の花火を見て、そのまま和歌山の白浜温泉へ数日クルージングする計画をしているようです

それも・・・いいよな~・・・体が二つに分かれるなら行きたいけど10月までお預けです
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待機の一日

2010年07月12日 18時27分03秒 | 退職生活
雨は登らない、視界が無いと解っていても登らないと決めている僕らは、夜中に何度も起きて天気予報を見ました

色々な予報の中で一番確かで役立つと思うのが、ホームページの天気情報を開けてレーダー・ナウキャスト(降水・竜巻)を開けて

ここの場合だと「甲信地方」を見て、この後移動してくる西側の雲や雨の状態を見るのが良い様に思います

このレーダー・ナウキャストは常にリアルタイムで「現在の事実」が発信されているので、いつ見ても信用できます

次に登ろうとしている「会津朝日岳」の半日後までの予想は、富山市位までに「雨の地域」が無ければ大丈夫だろう考えています

ところが・・ボツボツと雨が降っているんですよね~・・・そうなると何故かその雨の面積が大きくなったりして・・・結局今日も雨が降ったり止んだりのお天気で「登らなくて良かった」一日でした

このような場合「待機の一日」となるんですが・・・

このキャンピングバスの場合は充分な広さがあり、何より有難いのは両サイドのガラスの上のほうが開く事です(HPのキャンピングカーを見てください)

そこに網戸を張っているので窓を開けると風が常に通り、虫も入ってきません

それでも直射日光が照り付けると車内の温度は上がりますが、天気待ちをするような場合、駐車している場所も標高があるし、曇りか雨なので気温は快適です

そして自動追尾式のBSアンテナが大活躍し、BS放送が常に見えます

最近の地上波テレビは「お笑い芸人」ばかりが出て来て、僕らが見たい番組は少ないんですが、BSは古い昔に放送されたのが殆どですが韓国物も含め「ドラマ」や「サスペンス」が殆どだから「テレビっ婆」になりそうなほど美由紀は見ています

本も僕より余計に読んでると思う(僕は今回の山旅でまだ30冊くらい)

僕は朝の世界のニュース、ゲゲゲの女房、夕方六時位からのサスペンスが日課ですが、美由紀は12時からと三時からの韓国ドラマを見れる限り見ます

それで間に合いそうなら・・・早く下山して見ようと・・・僕を捨てて早く下山したりするんです

一つだけ「天気待ち」で困るのは、屋根の上の4枚のソーラーパネルが曇りや雨だから、余り活躍してくれません

それで・・・心苦しいんですが、エンジンを掛けて充電しています。今日も三時間くらいはアイドリングしました。

昨日は4時間くらいしたかも

今日は昨日のブログに書いた橋の横の土手を昼前に出て、15分ほど走って「季の郷 湯ら里」と言う温泉に行ってきました

入浴料700円と少し高いですが広くてゆったり出来ます。

露天風呂ばかりに入って、食料が乏しくなってきたのでスーパーを探して・・・見つからないので駐在所に寄って教えて貰いました

そこで・・そこの駐在所の人は・・・今朝僕らが温泉へ移動していた時に通報があって見に行く途中ですれ違ったそうです。

確かにあの場所で二日も居たら「不審」かも知れないけど、何度も書くけど「こんな世界に一台しかない派手な色のバス」で悪い事をする馬鹿は居ません

通報する人が「悪い心」を持った人だからそんな想像が出来るとしか思えません

これも何度も書いていますが、僕が世界を14年間ヨットで周って、何処に何日居ても不審者と通報されたことは一度もありません

お金を落としに来てくれている人は何処に行っても「お客様」です。

そうじゃないですか?

それだけ日本人は自由な発想が出来ないと言う事なんですが・・・それを気付かない人がまだ存在するから恐ろしい国です

遊んでいる人と仕事をしている人がぶつかったら、仕事をしている人が避けて「遊んでいる人が優先」は世界の常識なのに、まだまだ日本でも教養が無い人は「仕事の邪魔」などと言ったりする位、遅れた国なんですから

それはさておき、今は只見ダムが決壊したら、間違いなく死ぬような巨大ダム直下にある公園に来ています

今日の晩酌の肴は徳島では見た事が無い「〆さんま」の刺身とキューリ、豚肉とマスタケ(平ヶ岳で採集)エリンギ、ニラの炒め物です

ここは広いしトイレもあるんですが・・・電波の状況が非常に悪くて繋がったり、きれたりするので明日は元の場所に戻ろうと思います。

まあ明日登れたら、次の御神楽岳のほうに移動しますが

今日の写真は先日の「平ヶ岳」頂上から池塘越しに越後駒ケ岳、中ノ岳、兎岳をバックに写したものです

二千㍍以上ある山の頂上一帯にこんな池塘があるのも不思議でしょ

写真をクリックすると大きく見えます

こんな天気にまた登りたいな~・・・

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六つの自分

2010年07月11日 18時12分15秒 | 退職生活
気難しい話しですが

随分以前に「三つの自分」と言うタイトルで書いた様に思います

その時は「人が思っている自分」「自分が思っている自分」そして「本当の自分」の三つしか自分と言う者は無いと思っていました

しかし、良く考えてみると・・・もっと「自分がある」のに気付き、これが「一番大事な自分」と思ったので、ここに訂正して「六つの自分」について書きたいと思います

前回書いたのはそのまま、その通りなので省きますが・・・

今回の三つは「自分がなりたい自分」「自分がなりたくない自分」そして「自分がなれる自分」です

「過去」と「未来」の自分でもあります。

前回書いた「過去」から見た自分の場合は「評価」なんですが、今回の場合は未来であり「希望」です

希望なら「自分がなりたい自分」だけで足りるように思うんですが・・・・

殆どの人は常に「不安」も携えて生きているようです

だから、「こんなにだけはなりたくない」と最終防御線を引いています。

そしてまた醒めた目で「自分の限界」を見ていたりするように思います

そこで、「自分がなれる自分」をどのようにして薄々でも知るかと言えば、「過去の自分が思う自分」の評価から体力であったり、知力であったり根性だの努力、財力などなどから判断しているように思います。

確かに「三日坊主」の人も居れば、酒にだらしない人も、女(男)にだらしない人も、お金にだらしない人もいるかと思えば、何でも辛抱が出来ない人も、根性が無い人も、限りなく欲な人も、努力しない人も居るし、その他限りなく沢山の種類の短所を持った人がこの世には居ます

今回こんな事を書くのは、皆さんに今日書いた「三つの自分」について考えて欲しいと思ったからです

「このようになりたい」と思う自分がありますか?

「こんなにだけはなりたくない」と思う自分がありますか?

「多分こうなるだろう」と思う自分がありますか?

三つ目の「多分・・・」は本当は考える必要がない自分だとは思うんですが・・・

多分・・・一つ一つが一言では納める事が出来ないと思うんですが・・・

それを敢えて一言にしてみてください。

多分将来に何かの役にたつように思います

今日の僕達は昨夜何度も起きて、天気予報のレーダー等をみて予報どおり「雨」と判断したんですが・・

確かに10時頃より時々パラパラと雨は降っていますが、薄靄が掛かっていても充分登れる一日でした

そんな事で少し残念な気持ちですが、窓の外はイワナやヤマメが住む川です

柳の新緑が目に柔らかく川の流れる音が心地よく、また非常に涼しいので本を読んだり、テレビを見たりで過ごしました

昨日の釣り人「丹伊田氏」は4~5匹のイワナを釣って昼前に帰りました。

今日の写真はパソコンを開いたり、ご飯を食べたり、一杯呑んでいる所の窓から見た景色です

川沿いの別荘

ちょっとだけ我が倉庫ハウスのデッキからの景色に似ていますが・・・

ここは福島県の会津地方です

左に写っている橋のたもとの土手の上にバスを停めているんですが、この橋は渓流釣りの人しか通らない橋です。

写真をクリックすると大きく見えます

でも・・・今日で二晩目だから・・・不審者と思われているかも
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大きなイワナ

2010年07月10日 20時43分09秒 | 退職生活
朝から雨の福島県伊南村の農村公園で目覚めた二人は・・・雨なので「安心」してゲゲゲの女房を見ました

この公園は小さくて誰も来ない公園ですがトイレがあって、水のみ場もあって「水」が取れるので何年か前に来た時にカーナビに登録してあったんです

カーナビは賢いですね

水を補給してテレビを見た後、雨が降る中「会津朝日岳」の登山口「イワナの里」まで下見に行って・・・

インターネットの電波が届かないのを確かめてから少し戻って橋を渡った所に適当なスペースがあったので、そこを今日の泊地と決めました

川の流れる音が賑やかですが・・・僕は大好きです

少し昼寝をして、本(三度も買ってしまった有島武郎の「或る女」)を読んでいたら渓流釣りの二人が来て、それを見ている一人と話をしながら見ていました

手頃なサイズのイワナ一匹釣り上げてその二人は帰ったんですが・・・

僕がいつもの様に晩酌をやっていたら・・・先ほど釣りを一緒に見ていた人がバスの道路向いに車を停めて一杯呑んでいました

その人は渓流釣りに来ている、いわき市の丹伊田(にいた)さんで「何か釣れたら一緒に呑みましょう」と声を掛けました

時間はすでに六時半にもなっていたんですが・・・丹伊田氏が釣竿を橋の上から出すと・・間もなく釣れたのが写真のイワナです

27.6センチの立派なサイズを早速塩焼きにして、椅子と蚊取り線香、焼酎などを持ち出して今まで一緒に呑んでいました

丹伊田氏は明日一日釣るそうです。

僕らは天気予報が合っていたら明日も休みなんですが・・・今は星が綺麗に見えています

夜中に変わらず星があれば心の準備をして、朝の4時ごろ晴れていたら・・登山口に移動して明日「会津朝日岳」に登ります

目の前でイワナを釣り上げるのを見て・・・釣り道具を持って来なかった事をちょっぴり後悔している溝田です

そんな事で今日の晩酌は焼酎3合を少し超えてしまって・・もう寝ます

写真はたまたま知り合った、いわき市の丹伊田氏が橋の上から釣り上げた27.6センチのイワナがカレー皿に乗ったものです

すぐに塩焼きとなり、隣にキューリが添えられ、間もなく二人の胃袋にお酒と共に納まってしまいましたが・・・美味しい岩魚です

写真をクリックすると大きく見えます。

立派なサイズでしょ
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遥かなる平ヶ岳

2010年07月09日 08時33分46秒 | 退職生活
二日に渡りブログのアップが出来ず、ご心配お掛けしてすみません

国道とは名ばかりで林道のような352号線にある平ヶ岳登山口は駐車場もトイレもあるけれど、山深い所でAUの電波は全く気配がありませんでした

どうも・・この周辺は「ドコモ」なら通じるようで、昨日も遅くなって下山して、電波が届く所までと頑張って「燧ケ岳」登山口の「尾瀬御池」まで移動したのに・・・ドコモだけしか電波が来てませんでした

以前はAUの方がずっと広いエリアをカバーしてたんだけど

話は変わって、「平ヶ岳」です。

日本百名山の平ヶ岳には山小屋も避難小屋も無く、「日帰り」が基本の山なんですが、国道登山口から頂上を往復すると・・・25キロあります

標高差(頂上の高さと登山口の高さの差)では1300㍍ですが、尾根を歩くのでアップダウンもあるので、どこの山もですが、実際には何割か余分に登ります

百名山の中でも一日の歩行距離では最大級の山なので、朝四時35分に出発しました

僕らが準備していた4時に一人が先発したので二番目の出発です

初めはブナ林の間の林道を進みます

そして林道から登山道に入ると急登で二時間ほどの間に一気に800メートル登ります。

すぐ横に大きな双耳峰の燧ケ岳を見ながら、先発の人を途中で追い越し、快調な滑り出しでした

800メートル上がった所は「下台倉山」でそこで初めて平ヶ岳が見えるんですが・・・遠い

おまけに・・・尾根道は平ヶ岳に向わず、違う方向へ続いています

しかし、進まない限り頂上に立つ事は出来ませんから・・・少し腹ごしらえをして・・・

二時間歩いて、もう一度腹ごしらえをして一時間ほど登ると平ヶ岳の隣りの「池ノ岳」の
「姫ノ池」に飛び出しました

ここからは木道がずっと続いて回りの高山植物を荒らさないようになっています。

一面は高所の湿原の名物ワタスゲの白い綿が風に揺れ、その間に可愛いヒメシャクナゲが無数に咲いており、チングルマ、イワイチョウ、コバイケイソウなどなどのお花畑

なにより一面にある無数の池塘

その池塘の最大が「姫ノ池」なんですが、その奥に見る大きい平ヶ岳の勇姿はここまでの厳しい五時間で疲れた体を癒してくれました。

もう残りは一時間です。

気合を入れなおして、周りの景色を見ながら頂上へ

頂上周辺もそこまでの道の周りも池塘が続き、お花畑が続きます

先日登った荒沢岳、越後駒ケ岳が見え、中ノ岳や巻機山、至仏山、燧ケ岳、遠くに日光白根山や武尊山などなど

晴天にも恵まれて、それはそれは大満足の頂上で弁当を食べ、下山に掛かりました。

姫ノ池まで戻って、後から来る三人に次々出会い少し話をした時は、僕らの脚も強くなったと自信をもっていたんですが・・・

六時間の登りは、予想以上の疲れがあったようで・・・徐々に先日痛めた右足首が痛くなり、それを庇うので左の脚にも負担がかかり

ゆっくりゆっくりの下山となりました

美由紀は極めて元気で、先へ先へと進みます

時々止まって待ってはくれるんですが・・・先に行かれると益々焦って

とうとう呼び止めて後から付いてくるように言って、5時間半掛かってやっと下山しました

疲れが強くなると、眠たくなってくし・・・ほんとに11時間以上歩くと言うのは初めてだったし、疲れました

すぐにシャワーを浴びて・・一時間余りしても誰も下山して来ませんでした。

皆さん苦労しているんだと思いながら、電波が入るところまでと移動したんですが・・・

疲れがひどく、「尾瀬御池」で諦めて泊る事に決定

焼酎を二合ほど呑んだら、どっと疲れがでて、太腿他の筋肉痛も強く横になったらたちまちのうちに朝になっていました。

しかし、思い出すと本当に「素晴らしい山」でした

最近は「皇太子ルート」と呼ばれる非常に楽なコースがあるそうですが・・・この苦労があって初めてこの山の深さと素晴らしさが解り、喜びが大きいと思います

それで今は少し山を下り、福島県檜枝岐村の中土合公園に来てブログを書いています

次は「会津朝日岳」に登る予定ですが・・・足の調子を見なければ

今日の写真は池塘「姫ヶ池」と後方は平ヶ岳です。

綺麗でしょ

写真をクリックすると大きく見えます

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