遥かなるエベレスト

エベレスト周辺をトレッキングしようと思うと、飛行機でルクラに来るか、バスでジリに来るかのどちらかを選択しなければなりません。

ルクラに来る飛行機は毎年一機以上の割合で墜落するので、僕らは今回バスを選びました。

ところが、なんと僕らがバスでジリに着いた日の、僕らのすぐあとのバスが転落し、８名即死重傷多数でした。

聞いてみると、バスの転落の方が飛行機の墜落より多いそうです。

そんな事でどちらを選んでも登り口に来るのも、命がけです。

そして今回ジリから歩いた結果、言える事は絶対に飛行機でルクラまで来るべきです。

さて僕らは昨日から、ルクラからなら一日で来れるナムチェに居るんですが、これは高所に体を慣らすためです。

体を慣らさないと、高山病になって毎年何十人と死んで居ます。

そのナムチェの展望台から、今日はエベレストを見てきました。

写真見てください。これは毛深い牛の仲間のヤクです



この写真のまん中が
エベレストです。



回りにはぐるりと高山が聳えています。





兎に角凄いところです

どっぷりヒマラヤ

歩き始めてもう何日になるでしょう。

先程やっとエベレストトレッキングのスタート地点と言っても良い、ナムチェと言う大きな町に着きました。

今までに、連泊して休養したのが二回あって、ここでも連泊するんですが、歩く日は6時間から１０時間頑張ってます。

殆ど毎日、標高差で８００から１４００メートル、これを登って下りるので、かなりの体力が必要です。

そして当然ながら、かなりくたびれて居ます。

今回目標のカラパタール5545メートルは先日の雪で、ずっと登れなかったのが、除雪して一昨日から登れてる様です。

僕らが行くのは一週間も先ですが、それまで雪が降らないでくれるといいんですが、、、

まあ兎に角、エベレストは予想以上に難しく、折角来ても登れなかった人は多いようです。

とりあえず、今までの写真を少しアップします。

車が通る道がない山の斜面に作られた、動物と人が歩ける道を、段々畑を見ながら登ります。



農家の前には保存されたトウモロコシ。



この様なロッジに泊まりながら進みます。ツインベッドの部屋で大体100円です。でも食事代が高く、二食食べると二人で2000円位です。



花も結構沢山の種類が咲いてます。





僕らが通って来た道は、ハイウェイと呼ばれ、ロバや牛の背中に乗せられた荷物がどんどん運ばれて居ます。



羊も大移動



そんなのを見ながら、登ります。登山道にはチベット仏教のお経を刻んだマニ石と呼ばれる石垣がアチコチにあり、それを右に見て歩きます



ロバの運送屋さんが、準備中。この様に何日も掛けて荷物を運ぶので、上に行くほど全てが高くなります。



お洒落してたおばさんの鼻飾りに注目



足を踏み外すと数百メートル落ちます。



そんなところを子供達が薪を運んでました。



チベット仏教に関する建物が次々あります。





槍ヶ岳を大きくしたような、岩山が幾つもあります。



つり橋も数え切れない程渡りました。高所恐怖症の人は来れませんね





そしてやっとナムチェに着きました



ここは標高3440メートルで非常に寒く、どうやら風邪をひいた様です。

軟弱な体なので困ります。

エベレストトレッキング開始

今回のトレッキングの大体の予定は一ヶ月です。

多分途中で何度かは、ブログのアップが出来ると思いますが、もしかすると、全く出来ない可能性もあります。

そんなんで、アップの無い日が続いても、心配なさらないで下さい。

では、行ってきます

インフレの恐怖

長い間デフレが続いた日本と違い、インフレが続くネパール

そしてそのインフレが、去年から今年は極端で、それは特に低所得者の生活を直撃しています。

日本人も間もなく、インフレの恐怖を感じると思いますが、今のネパールの様子を今日は書きます

先ずはネパール人の生活に、切っても切れない「チャイ（紅茶）」ですが、これは僕ら旅行者もですが、気候に合うので毎日何杯かは飲みます。

街中のアチコチにチャイ屋さんがあるし、配達もしています。

勿論食堂でも飲めます

そのチャイが、去年の正月に僕らが居たとき、このホテルの下で毎日朝夕に飲んでいたのが、一杯５円でした。

ところが、今は同じ店で一杯１５円します

理由は砂糖が三倍、ミルクが二倍半上がったからだそうですが、全ての物が値上がり。

中には明らかな便乗値上げも見られます。

電気代も倍になって、兎に角なんでも値上げなんです。

ところが、ここネパールも人が余ってます。

仕事をしたくても、仕事に就けない若い人が大勢居ますから、雇ってる側は足元を見て給料を上げません。

このホテルも、僕は宿泊代を随分値切ってますが、それでも前回の倍の800円です。

でも、ホテルで働いてる人は、部屋代等の交渉決定権を持つ人でも、住み込み、食事付きながら、今で一ヶ月6000円です。

去年より500円は上がったそうですが、他の物の値上がりから比べると、僅かですよね。

経営者の収入は倍になってるんですが、、、、

アベノミクスの恩恵を受けたのもですが、お金の流れは川の流れと違って、上の方へばかり行ってしまうんですね。

暴動が起きるかも？と感じます。

しかしインフレは怖いですね。

さてさて話しは変わりますが、エベレスト方面へのトレッキングですが、命が惜しいのでバスにしました。

その切符を今日買いに行ったんですが、実は明日からネパールでは１年で最大のお祭り連休なんです。

当然民俗大移動が起きます。

そんな時に、外国人が切符を買おうとするのが間違いなんですが、それはそれは戦争みたいでしたが、なんとか二人分買いました

でも、、、お釣りの紙幣は破れて使えないのを受け取ってしまいました。

そんな事はありましたが、とりあえず明日のバスで（ジリ）に行きます。

８時間から、１０時間掛かるそうです。

そして、、、、飛行機だけでなく、バスも良く落ちるそうです。

そう言えばバス代も五割程上がってました。

山に担いで行く荷物も準備出来ました。



それから今日も街中の様子を一枚

TIMSトレッキング許可証

今日は朝から張り切ってました

朝食はホテルの近くの、前回からお気に入りのレストランで、セットブレックファースト

珈琲が美味しいんですが、去年の正月過ぎには１８０ルピーだったのに、今日は２２５ルピー。

二人だから、９０ルピー多く必要になってました

この様にかなりのインフレです。

しかし山用品を殆ど持って来てませんから、二人の用品を買ったんですが、３万ルピー余り掛かってしまいました。

これは持って来た方が良かったです。

日本にはみんなあるのに、、、、、、

でもこれで、トレッキング用品が揃うから、安いです。

買ったのは６０Lと９０Lのバックパック、ダウンジャケット２着、雨カッパ上着２ズボン１、防寒手袋２、夏物ズボン２、等でした

揃ったので、次はトレッキング許可証（TIMS）を貰いに、観光局へ。

今回はエベレスト方面を申請したんですが、一人2000円程です。

これと入山料が一人3000円で、ネパール政府に払うお金は、一人の合計は５千円程です。

手続きが終って許可証を手に出来たのは１４時。

遅い朝食を食べて、バス乗り場へ行って、切符を買おうとしたら、、、、、

一日前のしか買えず、明日出直すことに。

ただ、今も飛行機にしようか、バスにしようか迷ってます。

このコースは毎年一機は墜落する、危険度が極めて高いんです。

ただ今年は６月にすでに落ちてるから、大丈夫な様にも思えるんですが、、、、、

飛行機を使うと運賃は14000円程、バスより高くなりますが、６日か７日早くベースキャンプに着けます。

その間の宿代や食事代が二人で３万円位だから、費用的には同じ位です。

余分に歩く、６日から７日間のコースを楽しめるか、苦しむのか、と安全性を量りに掛けると、、、

貴方ならどうします？

僕らは今晩一晩考えてみます。

観光局へ行く途中のスナップ写真です。







人が多いでしょ。

最後の写真は今日の夕飯で、うどんとラーメン、ソーメンの中間のようなチベット料理（ツクパ）です。



これは（ミックスツクパ）で肉や卵、野菜がたっぷり入って１２５ルピーでした。

両替レートは、今日も１万円が１万ルピーでした。

カトマンズ到着です。

数え切れない位飛行機に乗ってるけど、今回程恐ろしい思いをしたフライトは二度目です。

そしてそれも三回あったんですから、これは最悪のフライトと言って良いでしょう。

まず最初は沖縄上空、台風のせいで出来た乱気流だったそうですが、飛行機が一気に多分３００メートル以上落ちたんです。

速過ぎるスピードで下りるエレベーターで、脱いであった登山靴が、椅子に掴まってる僕のヒザまで上がって通路に飛んで行きました。

落ちてる時も怖いけど、落下が止まる時のショックたるや大変なもので、落ちてる時と、止まった時の悲鳴は大変なものでした。

僕も翼が折れるのでは？？と思ったんですが、飛行機の翼って折れないものですね。

僕らが乗ったエアーアジアの飛行機は、全部エアバスA300



こんなのが、今回日本からカトマンズ迄に三回あったんですから、生きてるのが不思議な位です。

実際、昔だったら色んな所が壊れたとおもいます。

そんな事がありながらも、無事カトマンズ空港にやり直し一回だけで、無事到着。

タクシーは３５０ルピーでホテルまで。

そして去年４００ルピーだったホテルは、随分値切ったけど、８００ルピーにしか成りませんでいた。

少し買い物して、夜は日本食のカツカレー、２８０ルピー。

両替レートは丁度、１万円が一万ルピーに成ります。

明日はトレッキングの許可証を申請し、必要な山用品を買い揃えます。

気温はほぼ日本と同じ位です。

懐かしの手触り

現在マレーシア、クアラルンプールの空港で、カトマンズ行きの搭乗券を貰うのに待機してます。

関空からクアラルンプール迄の乗客は７割位が３５歳以下に見えました。

６０歳を越えてると思える人は５パーセント位。

それも殆ど外人で、日本人客は僕らの他は一人だったようです。

朝、クアラルンプールに着いて、空港のトイレに行くと、紙がありません。

そして便器は和式に似てるけど、金隠しが無いタイプです。

そして便器の横に、ホースが繋がった蛇口があります。

用を足した後、その蛇口を開けてホースの先を、お尻の穴に向けて、片側の手でキクモンの周辺を綺麗に洗うんです。

その手触りが懐かしく、何となく心が温まりました。

これから先のネパールやインドも同様で、毎朝お尻の穴の手触りが楽しめます。

これをしてると、紙で拭くのは（不潔）だと思う。

それが証拠に、不潔だから紙を使ってる国には痔の人が多いです。

まあ、今の日本は殆どの家が、手では洗わないけど、ウオッシュレットですから、痔の患者も減るでしょうね。

でも、毎朝、挨拶の様に、触ってやると喜ぶ様な気がします。

是非試して見てください。

関西国際空港です

LCCの飛行機会社が増えて、第一ターミナルだけでなく、第2ターミナルからも、国際線が飛んでいて、LCCは殆どが第2ターミナルだと聞いて、田舎者の僕はかなり慌てましたが、エアーアジアは第一ターミナルのAカウンターでした。

これは今後気をつけないといけない事で、第2ターミナルまではかなり遠いそうです。

LCCの飛行機に乗らない人には、関係ない話ですが、、、

今回来て、変わったと思った事は、若い東洋系外国人が一段と増えています。

それから前回は無かったのか、気付かなかったのか、フリーWi-Fiのステーションがありました。

こんな看板があります。



このフリーWi-Fiの電波でブログも書いてるんですが、スマホの普及で回りはそんな人が多いです。

暫く日本食が食べられないので、何を食べようかとウロウロして、うどん屋さん、蕎麦屋さん、ラーメン屋さんと迷った末、ラーメンを食べました

あれっと思うかも知れませんね。

実は昼飯は回転寿司だったんです。

そうでなかったら、やはり寿司だったでしょう。

何時も帰国したときの最初の食事も寿司かうどんは多いです。

僕は歳をとる程に（にほんしょく）が良くなってますが、
美由紀はインド料理が食べれると喜んでいます。

僕よりずっと長生きしそうです。

８時３５分から、チェックインが始まりますので、そろそろ移動します。

今の関空の中は、こんな感じです。



では、、、、

バックパック旅行ネパール編

旅をした時に「バックパック旅行」のカテゴリーがなかったので、後で解りやすいようにスタート日のみ作りました

二度続いて旅先で体調を崩したので「今度こそ」と５カ月の計画で中東まで足を伸ばす計画で出発しました。

そして先ずは「エベレストトレッキング」だったんですが・・・

しかし・・・結果はこの通り

２０１３年１０月７日～１１月２５日の帰国まで、興味がある方は順を追って読んでください

危ないところでした

予想外の強い台風が本土に向かってますね

出発日が今日だから良かったですが、明日だったら危ない所でした。

なぜなら、もし飛行機が飛ばなかったら、クアラルンプールからカトマンズへの乗り継ぎが出来なくなってました。

接続チケットでなく、別個に航空券を買ってるから・・・関空からクアラルンプールは無料で新たな航空券が貰えると思うけど・・・

多分クアラルンプールからカトマンズのチケットは買いなおししなければならなくなったと思います

こうも「危機一髪」的な事が続くと、ＬＣＣの安いチケットも考え物ですね

まあ何がどうでも今回はラッキーな事に二つをクリアー

でも「二度あることは三度ある」と言うから、もう一度何かあるのかも知れません

そして「三度目の正直」で、次はクリアーできないのかも？？

関空発２３：３５エアーアジアＫＵＬ行き

殆どの方はご存知と思いますが・・・

関西空港の事を、世界の空港の掲示板では何故か「ＫＩＸ」と表示されます。

「ＫＵＬ」はクアラルンプールで、カトマンズは「ＫＴＭ」と表示されます

今回使うエアーアジア航空は、いわゆる「ＬＣＣ」と呼ばれ、ロー、コスト、キャリアで経費を出来る限り絞って兎に角「安い運賃を提供」する航空会社の代表のような会社です。

今年の初めに行った、カンボジア、ベトナムの旅で使ったから二度目なんですが、座席にテレビなんか付いてないし、椅子も少し小さいですが、注文していた食事も安いけど、味付けは悪くありませんでした。

僕らは機内に持ち込める荷物だけ（一人当たり７キロ以内が一個と、もう一つハンドバックやパソコン程度の合計二個）それ以外は別料金が発生しますので・・・持ちません

それを払うくらいなら、向こうで買った方が安いのと、移動が楽ですから・・・

買ったもので特に山用品は、使った後で航空貨物で送ります。

それで運賃は片道二人で８万５千円程でした

前回はコリアンエアーで行ったんですが、往復で二人の料金は２７０１６０円でしたから、多分１０万円位安くなってると思います。

何より今回の方が便利なのが、帰りの空港を決めてないので（切符をまだ買ってない）都合が良い日に都合の良い場所から帰国することができます

これは僕らの様に、コースも期間も決めてない旅人には便利です。

ただし・・・もしも何かあって旅が中止になっても、払い戻しがありませんから、先日の胃カメラでもしもポリープがあって、生体検査が必要なんて場合は、ＬＣＣでなければ払い戻しがありますから、運賃が高くても得になります。

予約も切符の購入もインターネットでして、チケットはメールで送られてくる「予約完了番号」が書かれたのをプリントアウトして、空港のカウンターに持っていくシステムで、一旦買ったチケットは、日時の変更もキャンセルも出来ませんから・・・航空会社は殆ど手間が掛かりません。

それで・・・そんな安い料金でも、結構儲かってるようです。

明日の１４時４５分の関空行きリムジンバスに乗る予定なので、息子に送って貰う事になっています

家を昼頃に出て途中で飯を食えば丁度いい時間でしょう。

空港には１５時半頃着くので、ゆっくり夕飯も食べて・・・手続きが出来るでしょう

そんな計画で、今日はソーラーパネルが付いてるキャンピングカー以外の車、ジムニーと軽トラと美由紀のザッツのバッテリーが、長い旅の間に上がってしまわないよう、マイナス側のターミナルを外しました。

それから、倉庫が汚れてたのを綺麗に掃除

余った時間はエベレストトレッキングの報告文をインターネットで読んだり、「地球の歩き方」のネパール版に掲載されてる地図をコピーに行ったり。

多少の忘れ物もあるかも知れませんが、パスポートとお金さえあれば何とでもなります

まあ準備万端でしょう

旅の途中も前回同様、殆ど毎日ブログはアップできると思いますので、生の情報にご期待ください。

それから・・話が変わりますが、我が家に三年前に植えてる「次郎柿」が一個だけですが初めて収穫できました

それを三人で分けて食べたんですが・・・収穫が少し早すぎたけど・・・充分甘くて美味しかったです

では行ってきま～す

報告忘れてました。

今回は携帯のメールをＷＩＦＩで送受信出来るようにしています。

すぐに返事は出来ませんが・・・市内のホテルではＷＩＦＩが繋がるので、トレッキング時を除けば毎日とは行きませんが夜にホテルから返事書けます。

勿論ラインも繋がります。

電話は掛けてくれても取りませんので、ご了承ください

貧富の格差

インターネットのニュースの中で、中国の大気汚染と貧富の格差のことが目を引きましたので、クリックして読んでしまいました

多分今の時代の多くの方々は、僕の様にインターネットで世界の出来事を知るのでは？？

まあ我が家の場合、新聞をとっていませんから、テレビかインターネットでしか知りようもないんです

時々長く徳島に居る時に、新聞を頼むこともあるけれど、テレビの番組を時に見てただけ。

忙しくて新聞に目を通す時間がありません。

「死亡欄」だけしか見ていないという人も多いですが・・・

さて本題ですが、中国の大気汚染はかなり酷いようですね。

ＰＭ２．５の濃度が最悪レベルの６だそうで、日中でも薄暗く車はライトを点けて走ってるとか。視界が１０メートル余りだとか

マスクをつけないと外にも出られないそうです。

この大気汚染ですが、僕らが行くヒマラヤトレッキング。

その最初に到着するネパールの首都カトマンズも、中国の隣ですが大気汚染が酷いところです

一日中曇り空の様で、太陽がはっきり見えるなんて事はありません。

飛行機で上空から見ると・・・街が見えないほど、まるで「朝もや」の様に街を汚染物質が覆っています

当然ながら「マスク」が必要で、マスクなしで１日街中を観光して歩くと・・・洟をかんだら「真っ黒」です

まあカトマンズ周辺だけですが、カトマンズは盆地だから汚染物質が溜まるんだそうです。

話は「貧富の差」に進みますが、中国の上位５パーセントと、下位５パーセントの所得格差は２３４倍もあるそうです

これって滅茶苦茶ですよね。日本は３～４０倍位？？

アメリカでは１パーセントの富裕層がアメリカの富の２０パーセントを持ってると言うのも驚きですが

そして日本ですが、小泉政権以後日本の所得格差は急激に開き始めました。

人が物の様に、使い捨てにされる世の中に変わってしまいました

現在日本の労働者の平均年収は４０８万円だそうですが、正規従業員が４６０万円に対し非正規従業員は１６０万円で、同じ仕事をして約３倍の差があるんだそうです

ついでながら、日本の家庭（一所帯）当たりの平均年収は６１２万円（平均二人労働）

平均金融資産は１６６４万円。ただし中央値が９９１万円なので、９９１万円の金融資産があれば真ん中辺りに居る事になります

さて今日の僕らは、朝から雨が降ってましたから・・・いい休養日になりました

キャンピングカーの中でゴロゴロしたり、旅に持っていくものをザックに詰めたり。

でも殆どの山用品は、安い飛行機で荷物が持てないから「現地調達」します。

結構いいものが安く買えるんですよ

ネパールの最新情報を集めようとしたけど・・・僕らも行ったのは一昨年だけど去年の正月過ぎまではカトマンズに居たから・・・それより新しい情報は少ししかなくて、おまけに役に立つのは殆ど無し

人それぞれ感じ方、見方が違うから「行って見るしかない」と解りました。

カトマンズの宿は、前回長く居た「カンサーゲストハウス」を目指します。値段交渉がうまく行くといいんだけど・・・

前回僕らは値切って一泊４００円だったんだけど、他の日本人は殆ど７００円位払ってたから

それとインフレもかなりのようだし・・・４００円でスタートして５５０円位で手を打とうかな

６００円くらいまでは・・・払ってもいいかな？？？

空港から宿屋街まで、前はタクシーで２５０円だったけど・・３００円位は要るかも？？

インドもネパールも何をするにも、何を買うにも「正札が無い」から、全て交渉しなければなりません。

それが愉しいとも言えるけど・・・疲れてたらつい面倒になって、そこそこで手を打ってしまうんです

胃カメラ検査結果

「癌かも知れない」と言うのは、先日友達が肺がんで無くなったばかりなのも手伝って、なかなかインパクトある出来事でした

もしも胃がんだったとしても、死ぬ確率はほんの数パーセントでしょうし、それだってすぐに死ぬわけではありませんから、時間は充分あるんですが・・・

「死を身近に感じた」時間を持ちました

そして実際にここ数日の呑み過ぎが原因かも知れないけど、胃の調子も悪くなっています。６

「早く決着をつけたい」と思う気持ちが強く、朝も６時から起きてウロウロ

でも朝御飯も食べられませんから・・・水だけ飲んでたんですが・・・

家に居ても仕方ないので・・・診察予約は１０時なのに、七時に家を出ました

でも八時に着いて受付を済ますと・・・九時過ぎから問診があって・・予定より早い九時半からカメラを始めてくれました

そして・・・そのカメラも今までで一番楽に終わって・・・

後でパソコンに写した写真をアップして、説明しながら見せてくれたんですが、一つのポリープも無く、腫れなどもなく全く心配ないとの診察結果でした

バリウムで撮影して「怪しい」とあったのは、胃の中の襞だったようです。

病院に支払った今回の胃カメラ他の金額は三割負担なので・・・５２００円程でした。

そんな事で、皆さんにご心配お掛けしましたが、憎まれ爺はまだまだ死にそうにありません

安心したのと・・・なんか拍子抜けしてるんですが、ザックに旅の準備の靴下だの、パンツだの・・・爪きり、歯ブラシ、乾電池などなど

美由紀と二人で荷造りしてます

買ってる切符も無駄にならず、月曜日のフライトは先ずはマレーシアのクアラルンプールまで、そこで乗り換えて・・・

火曜日の昼過ぎには、ネパールのカトマンズに到着となります

しかし・・・「ちょっと不安あり」なんです

去年はインドから調子が悪くて、戻ってすぐ入院したし・・・今年はカンボジアで殆ど寝てたし・・・おまけに美由紀が痙攣起こして意識失ったし・・・

そして今回は、行く前から「胃がんの精密検査」なんですから

忘れかけていた「海外恐怖症」がチラチラ顔をだしています。

出来るだけ良いコンでションで出発できるよう、明日、明後日はのんびり過ごしたいと思います

その「のんびり」がなかなか出来ない性格なんですが・・・

胃がん検診 要精密検査

人の人生には、時に予期せぬ出来事が発生します

今日の午前中の僕は、月曜日に出発するヒマラヤトレッキングの準備に、早朝から大忙しでした。

昼前に家に戻って、食事をした後また次の事を片付けようと思いながら・・・家に入って郵便受けを見ると、二通の封書がありました。

僕の分と美由紀の分の「胃がんの検診結果」が送られてきたんです

出発までに間に合って良かったと思ったものの、美由紀の封書から比べると、僕の封書は「分厚い」

だから・・・少しは覚悟もしてたんですが・・・

開けてみると「精密検査を受けてください」と書かれていました

こんな具合です。



そして怪しい場所に印も・・・（右の絵の左の胃の後ろの方？小さな丸が三つ書いてある）



今朝空港行きのバスのチケットも買ったばかりなのに・・・

ただこの定期健診はバリウムを飲んで、何度もレントゲンの前で転げまわって、調べた結果です。

だからそれ程はっきりした診断では無いわけです。

しかし・・・・このまま旅行に何ヶ月も行く程無鉄砲ではありませんから、今日にでも胃カメラではっきりさせたいと思って、アチコチ電話しました

そして今日は駄目だけど、明日の朝に見てくれる病院が決まりました

胃カメラで見て、何も無ければ予定通り旅に出られます。

しかし、もしもポリープがあったら、細胞検査になって・・・それが良性にしろ悪性にしろ、旅は延期となります

良性なら・・・結果がでた後でまたチケットを買って行くことができます。

悪性なら・・・手術になるでしょうから・・・当分無理でしょう

今回買ってるエアーアジアはチケットは安いけど、キャンセルしても払い戻しはありませんから、捨てることになってしまいます。

まあその後も準備を続けたので・・・何もなければ、出発は何とかできます

それにしても・・・胃がんの可能性があるなんて・・・

その封書の中身を見てから「胃の調子が悪い」です

それまで快調だったのに・・・

そんな事で、急遽明日は「朝飯抜き」で徳島市内へ出て、胃カメラ受けてきます

多分大丈夫でしょうが・・・

ほんまに・・・驚きました

オオワライタケ効能の続編

昨日の夜、お酒も呑んでオオワライタケも沢山食べました

前回食べたのと違って、今回のは収穫時期が遅れて「錆色化」してたので、歯ごたえ、味共に前より落ちました。

こんなでしたから・・・



前回のは若くて、大きさはあったものの傘もまだ開いてなくて、黄金色でした

こんな感じ



でも今回のも、キノコの出汁は良く出て、キノコ汁としてそれ程悪くはありませんでしたから、前回同様「爆睡効果」はあると思ってました

実際、早くからかなり眠くなって、布団に入るなり眠ったんです。

ところが・・・オオワライタケの鮮度が悪かったことが原因としか思えないんですが、夜中の二時頃目が覚めて・・・それもシャッキリ目が覚めてしまい、眠れなくなってなってしまいました

だいたい僕は低血圧ですから、寝ようと思えばいつでも眠れるんです。

それなのに・・・眠れず、起き出して二時間余り本を読んだりして過ごし、再度布団に入って・・・六時まで眠りました。

やはりあの爆睡効果は、若い新鮮なオオワライタケでなければ味わえないように思います。

そんな夜でしたが、朝には元気で昨日に続いてヨット　ホロホロの整備

ヨットに行って一つの作業を済ますと・・・電動工具が必要なことに気付いて、倉庫ハウスまで引き返したりで・・・

時間が無いのにロスばかり

午後に人が来ると勘違いしてたから・・・外に出られず・・・仕方なく倉庫ハウスで「例の修理したサンダル」が、また底が減ってきたので修理したり・・・次の作業の準備をしたりして・・・

一日が終わってしまいました

出発まで残り平日は二日。

１０日や２０日の旅行なら、どうでもいい事だけど・・・体調が良ければ３月まで５ヶ月続く旅行の予定ですから。

仕事をしてるような余り強い意思がない人は、毎日何時間もお金に縛られて過ごせますが、強い意志があって遊んでる僕は一日中忙しくてそんな時間が無いんです。

したい事、しておいた方が良いと思う事、しておかなければならない事がありすぎます

そんなんで８時半まで残業してました（もう平日のオフィスアワーにしか出来ないことばかり、二日で片付けるのは難しい）

ところが・・・美由紀はノーテンキで・・・全く準備もせず、毎回僕がパスポートも写真も切符も外貨も全て準備して渡すから・・今も元気にカラオケ歌ってます

そのくせ何か一つでも僕が準備を忘れてたら・・怒るんですから・・・

まあ明日も「怒られないように」精一杯頑張ります