英軍が続いたので今回は相手方であるイタリア軍のセモベンテを作ります。
キットは35078、今から42年前の1976年発売という非常に古いキットです。
現在は、みなさんがご存知の通り分割式の履帯やエッチングパーツ、良質なフィギュアがセットされたリニューアル版が流通しています。
さて、セモベンテはドイツのIII号突撃砲に範を得て開発された自走砲でした。突撃砲がIII号戦車をベースとしたのと同じようにセモベンテもM13/40 CARRO ARMATOの車体に背の低い戦闘室を設置しそこに75mm榴弾砲を装備したものです。セモベンテの主戦場は北アフリカでしたので主として英軍と戦火を交えた車両となります。
組み始めに砲身のマズルブレーキの穴が貫通していないのでピンバイスを使って貫通させました。バイスは0.4mmです。
履帯はかなり古いキットなので塗装のためにカーショップで購入したバンパープライマーを吹いておきます。
開口部の広いハッチを開き状態にしますので、車内の塗装をしながら組立ていきます。
車内色はホワイトかライトグレーの指示でしたのクレオスラッカーNo.325航空自衛隊F-1迷彩色を瓶生で使用しました。
砲尾部分は黒鉄色No.28を使用。乾燥させたのち、車内の塗り分けに進みたいと思います。
なるほど、いただきます。
戦車キットのことはよく判らないので参考になります。
MMシリーズの2ケタ台のキットはかなり好物なんです(笑)
タミヤの発売が古いキットは塗装が乗らない履帯がある様なので要注意です。チーフテンはメタルプライマーを使っても塗装が剥げてきました(悲)。
あと、ドラゴンのDS素材の履帯も注意です。以前プライマー処理せずにアクリル塗装を施した時は、履帯をはめる時にはがれてきた記憶があります。一度塗装を落とし、サフを吹いてクレオスラッカーのダークアイアンを筆塗りしてリカバーしました。
履帯は戦車屋には重要な部分なので気を使います(笑)