トランペッターのロコ組は無事はずすことが出来ました
このキットは、プラ製の部分組立てキャタピラとベルト式キャタピラが入っています。
余ったベルト式のキャタピラは、キャタピラが気に入らなくて蜜柑山で埋没していたタミヤのKV-1(C型)にめでたく活用させていただくことと相成りました。
タミヤのキットはなんと1972年の刻印!があり、車体にきっちりとモーターライズの名残があります。このため、ギヤボックのシャフトをはめる溝と電池をおさめるために空いている穴をふさぐ作業が発生いたしました(笑)
2005年刻印のトランペッターと比べるのは酷ですが、それでも35年以上前の製品と考えるとたいしたものです。手を入れようとするとかなりの手かずとなりそうですが、資料もないし、腕も伴わないのでそこはタミヤのオリジナリティを尊重させていつもの素組で進めております。
Lightweightって表記ですが、MM誌Vol.57によると品番00359の表記と入れ違っているそうで、
キットの中身はHeavy cast Turret、つまり装甲強化型だそうです。
日本では考えられないミスですよね。しかも直されることもなく、ず~っとまんまの表記で売られています。
ま、つまらない講釈はこの辺でやめ、キットを少し作りすすめました。
まず最初は定番の足回りからですが、1/35で部分連結プラキャタピラを始めて組みました(恥ずかしい)
やっぱ、たるみ表現が成型で表現されているので楽ですね。
一番の良さは、その「薄さ」です。戦車のキモのひとつキャタピラがいいと作るモチベーションも上がります
誘導輪、起動輪まわりが最小単位での連結部品ですが、取説より1枚少なくて収まりました。
もっかの不安は、ロコ組したんですけど、うまくはずれるかです。
やっと塗装を始めようかなと思い、まずはサフ吹きをしていたところ、
約50cmの高さから落としてしまい、見事に車軸が折れました。
仕方が無いので0.8mm真鍮線で修理(?)です。
72ドラゴンはスケール感があるのはいいのですが、それに伴って車軸も結構細いんです。
おかげさまでキャタピラをつける時、いちばん力のかかるところが片方ですが補強できました。
今回は落として折れましたが、手すり類なんか知らないうちに折れてることもあります(恥)。
72ドラゴンをもう1台サフ吹きしました。
スカートをつけてしまうと、転輪が塗りにくくなってしまうので懐かしいマスキングゾルを塗ってやってみました。ただ、これ、割とはがしにくいんですよね。
ぼちぼち塗装モードになりそうな気がしてきました。
5月1日に半分位組み立てたものを5日に残りを組み上げました。
砲塔内部は塗装済みです。予備キャタ、凍結時の滑り止めは適当に付けています。キットにはメタリックケーブルが付いているのですが、説明書のように取り付けると長さが足りません。仕方がないので右側のケーブルは写真のような状態です。こういうところが「なだかなぁ」になるんです。他のモデラーの方は足りない分を自分で調達するんでしょうが、面倒くさがりの自分は「足りないんだからしょうがないじゃん」となってしまいます。モデラー失格ですね。あ~あ、エンジングリル用には使えるすばらしいエッチングパーツが付いているのに……。
ここんところ組み立てばかりしていたので組み上がった車両が10両以上になってしまいました。天気が悪くて塗装できないせいもありますが、そろそろ塗らないと思う反面、もっととりあえずがんがん組み立ててしまおうと思う気持ちが交錯しています。