神野町をゆく(32) 万才池の研究(3)・池づくりが始まる
村人は、池づくりをはじめました。
・・・この池がある辺りは、元はだんだん畑で、村のお墓もあるさびしいところでした。
そこへ、6ヘクタールもある池をつくるのですから、それこそ大変でした。
機械のない頃なので、鍬で土をほり、じょれんで土をもっこにのせ、天秤でかついで運びました。
岡の上の池ですから、土手が崩れたら、家も流されてしまいます。
だから、じょうぶな土手にしなければなりません。
工事のためにかかるお金は、農家の人たちが出しあったりしたそうです。
そして、働いたのも、この村のお百姓さんたちでした。
みんな、農業仕事のないときに、工事作業にでたのです。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます