台風一過。
久しぶりの晴天なので太田ぎょろっけさんへ
ポスターを貼らせてもらいに行こうと嫁を誘う。
津久見に行くんだったら「もくれん」で まぐろチャンポン を食べたいという。
ここ「もくれん」は他にひゅうが丼も有名だ。
もちろん私はおいしいのは前から知っていたのだが訳あって(仕事柄)
津久見での飲食はなるべく避けていた。
なのでチャンポンが大好きな嫁は大喜び。
店名
Cafe・鍋 もくれん(かふぇなべ もくれん)
定休日 月曜日
住所
〒879-2412
津久見市高洲町21-6
TEL0972-82-1105
私が頼んだのはひゅうが丼。
本当に美味しい。
午後12時に一度行ったのだが満員の為
時間をつぶし再度13時に行く。
待ったかいがあった。
これで700円は絶対に安い。
嫁が頼んだ まぐろチャンポン。
「おいしいから食べてみて」とまぐろをくれたが
これまた絶品。
もちろん津久見市内にはおいしいまぐろ料理屋がたくさんある。
これから一軒一軒食べ歩くのも悪くないなと密かに思った。
次に行きたい店
(新美賀久寿司、三幸寿司、源兵衛)の3軒は何がなんでも行きたい店。
値段もひゅうが丼 700~840円と格安
腹もいっぱいになり、イルカ島を横目に過ぎて「四浦展望台」へと向かう。
今日の景色は最高で空と海の青さがくっきりはっきり見える。
「どこまでも青い海と空」
「水平線は交わっているのに」
どこかで聞いたことのある歌詞が頭の中に・・・(笑)
一番手前にあるのが「赤碕・観音崎」
その右手の灯台が「白石灯台」
で、その奥が「長目・楠屋鼻」
さらに奥に薄く見えるのが「関あじ」「関さば」で有名な
「佐賀関」となる
この小さな島には苦い思い出がある。
もう20年以上も前の話。
正月の1月1日(元旦)
私が所有する小さな船でこの島にアオリイカを釣りに行った。
午前中はべたなぎ(波の無い状態)だったのが午後からは突然の大時化(海が荒れる)。
気がついたときは私の小船で操船できる状態ではなかった。
携帯も無い時代。
連絡が出来るわけもなく仕方が無いので島に一晩泊まる決心をする。
とはいえ、帰らないとなると家族が遭難届けを出す恐れもある。
それでも命が一番と船を固定し、泊まる準備をしていると
私達の前を親戚の船が来た。
私達が船を出すのをたまたま見ていて心配になって
来た とのこと。
無事に私達は助けてもらい、私の子船は翌日(1月2日)に
再度、親戚の船に曳航されたというしだい。
今でこそ笑い話だがそのときは生きた心地がしなかった。
いやぁ、海をなめてはいけない という良い教訓になりました。
赤崎・観音崎の右手にある「白石灯台」
潮が早く、冬は荒れることでも有名だ。
今の時期は「大イサキ」や生きたアジを餌に「紋ダイ」などを釣った
記憶がある。
右手に見える島が「無垢島」・・・むくしま
左手奥が うみねこで有名な 「高島」
右手の奥に見えるのが四国・三崎半島。
こんな大自然の風景に接すると青葉(孫の名前)に見せてあげたいとつくづく思う。
海を見て山を見て風を感じて季節を知る。
そんな心豊かな男の子に育ってもらいたいとこの風景をみて心から願う。
大分と広島はやはり 近くて遠い。
その帰り道。
いつもの太田ぎょろっけさんへ新しいポスターを貼らせてもらいに行く。
社長と会うが何か元気がない。
聞くと半年前に打った手首が完治してないとのこと。
私が社長の体を心配していたら「あんたはトリニータの心配をしよ!」と言われた(笑)
その後ポスターの前で嫁と一緒に必勝宣言をさせられたが、それもこれも
トリニータを心配してくれてのこと。
本当にありがたい。
「俺はトリサポじゃあねえけどあんたのせいで完全にトリサポっち
思われちょんなぁ」(笑)
と言われ、返すことばもありません(笑)
「いつも綺麗に貼ってくれてありがとう」と社長にお礼を言われた。
又 「ここはあんたのボードじゃけん、あんたの好きなように使っていいけん」と
言われた時は涙が出そうになった。
帰り際「何かの時にはぎょろっけの100や200送ってやるけんいつでも言いよ」と言われたが
いやいや、津久見でも一等地のこの場所に貼らせてもらうだけで
ありがたいのにこれ以上のわがままは言えませんよ。
と言ったが・・・甘えてもイイのかな? (笑)