タデ原湿原(長者原)・・阿蘇くじゅう国立公園

2013-09-17 21:26:04 | 


「子供達が○○に行きたいち言よんよ」

昔からこの「子供達が~」という言葉に弱かった。
当然その事を知っている嫁はここぞというときには
必ずこの魔法の言葉を使ったものだった(笑)

しかし子供達が巣立ってから、いつしかこの言葉は自然消滅していった。

だが、最近より強力な言葉になって復活してきた。


「青葉がドライブに行きたがっちょんよ」と。

まだ5ヶ月の孫の気持ちが何でお前にわかるんか?

というような常識は置いといてついつい目尻が下がってしまい
「しようがねえなぁ、青葉はどこに行きたいんか?」となってしまう。

その言葉を待っていた嫁と娘は「長者原に行きたいって青葉が」

この2人は悪魔か(笑)

てな事を思いつつ台風も過ぎた青空の下。

長者原の「タデ原湿原」に向けて出発。

途中寄ったのが道の駅「たけた」




野菜を買ったり手作りジャムを買ったり新鮮なものを求めて買い込む。
孫にはできるだけ無農薬を食べさせてあげたい・・が難しい。





展望レストラン「あざみ台」で昼食をとる。




今日は晴れているので緑と青が本当に鮮やかだ。
風は強いがまだ寒さは感じない。






青空に浮かぶ雲もすっかり夏から秋に変わってきた。






姉妹? いえいえ「ばぁば」と「むすめ」です(笑)







さて、ここからがタデ原湿原(長者原)・・阿蘇くじゅう国立公園





出迎えてくれたのが秋風に揺れる「ススキ」





と、紫も鮮やかな「ヒゴタイ」






木で作った道がとても歩きやすく、ベビーカーでもまったく
問題なかった。






台風の影響なのか雲の流れが早く、それが又季節をせかしているように感じた。







四季のある日本に生まれた事を嬉しく思うのもこの季節があるから
なんだろうな、きっと。







嫁と娘は「綺麗」「気持ち良い」と大はしゃぎ。
こんなところでもアイフォンを手放さない嫁(笑)










「サワギキョウ」の花。







「アキノウナギツカ」









「ヒゴシオン」









「タムラソウ」







高原を風が吹き抜けていく。








左から「硫黄山」右に「九住山」
さらにその右が「星生山」「扇ヶ鼻」となる。









正面の山が「三俣山」





風の中で踊る「ススキ」と「ヒゴタイ」







肥後躰-ひごたい

キク科ヒゴタイ属 多年生植物

開花時期8月上旬~9月中旬

一見アザミにも似ていますが、実はキク科の植物です。









真ん中に白く煙を上げる硫黄山は、今も活発な活動を続けている活火山で大地の鼓動を感じる事ができる。






これから多くの山々では、一面に咲きほこるミヤマキリシマの群落をみることが出来る。

その時期になると「孫がミヤマキリシマを見たいち言よんよ」なーんて
嫁と娘が孫をダシに言ってくるんだろうなぁ(笑)







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