2017年3月23日(木) 環境省のトキ観察施設の設計委託を受けている関係で、佐渡市で毎年開催されている「人・トキの共生の島づくり協議会」にオブザーバーとして設計担当者と共に出席した。 今回はほぼ固まった施設の基本設計概要の説明が含まれていたが、特段の指摘事項などはなく、このまま進めることになったので一安心であった。 今日は新潟港を出航する時は雨だったが、両津港に」着く頃には晴れ間が出てきた。 帰りには雪に覆われた大佐渡山脈のパノラマを望むことができた。 タクシーの運転手の話では、大佐渡山脈には1,000mを超える山が2つあるという。 島の景観には珍しい山岳景観が広がっている。 今日は野生復帰したトキの姿は見ることができなかったが、林の中から鳴き声が聞こえた。 既に200羽以上が野生化しており、そう遠くないうちには、普通に飛んでいるトキを見ることができるだろう。 それには、トキと共生できる環境を整備し続けている島の人たちの努力に負うところが大きいことを改めて知らされた会議であった。
〈新潟港を出る時は雨模様だった。〉
〈トキとの共生に関する活動を行っている人たちと、行政や関係団体等から構成される協議会〉
〈帰りの両津港屋上展望室からの景観〉
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