2022年9月3日(土) 午前中降ったりやんだりしていた雨が午後には上がって時折晴れ間も出てきた。 昨日から急に秋めいて涼しくなり、日中でもエアコンはいらない。 散歩を兼ねて、近くの海岸で昨年施工された土塁と自生植物による緑化工の現状を見に行くことにした。
当社が設計を担当したので気にはなっていた。施工した技術担当者から近況の写真を送ってもらっていたので、うまくいったことはわかっていた。
自宅から歩いて20分くらいの場所なので、散歩がてらにはちょうど良い。
今日は海岸沿いでなく海岸林の中の園路を歩いてみた。 実はこの道を歩くのは今日が初めてだった。
昔、ボランティアでこのクロマツ林の枝下ろしをしたことがあるが、その時はまだ小さい幼齢林だった。いつの間にか立派に育って一人前の海岸林になっていた。
海岸の施工値は、過去に土塁が繰り返し冬の強風による風食を受けて、飛砂が背後の国道まで及ぶようになってしまった場所の復旧と植生復元であった。
新しい工法をいくつか提案して昨年設計を行った。
今のところ想定より早く植生が復元し、飛砂も抑えられていた。既に一冬経過しているので、ここまで植生がはりつけば、そう簡単に風食で破られることはないだろう。もちろん丘頂部の補強もしてあるので大丈夫と思うが、自然は想定外のことをやってくれるので、長期的に見ていくしかないだろう。
いつの間にか立派なクロマツ林に育っていた〉
植栽されたケヤキやタブノキなどの広葉樹も大木になっていた〉
思ったより早く、半年で在来種による海浜植物で覆われた〉
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