2012年10月29日(月) 今日はいよいよ実習で森づくりのスタートとなる苗木植栽を行った。 植栽地は学部の正面玄関脇の一角を、植栽基盤造成から土壌改良、苗木植栽、表土のチップマルチの施工まで、重機以外の作業は全て学生たちに実習としてやってもらった。 そして完成後は、将来のモニタリング調査のためのベースとなる植栽苗木の種類、大きさ、植栽位置図などを作成してもらった。 朝から夕方まで丸一日の肉体労働であったが、学生たちは思ったより積極的に動いてくれて計画通り作業を完了することができた。 これから10年後、20年後にどのような生長を示し、新たに林床にどのような樹種が侵入してくるのか楽しみである。 学生たちには、今後の密度管理や、鳥散布などで新たに侵入してくるであろう植物の推定をしてもらい、将来目的とする森に相応しいものは残し、相応しくないものは除去するなどの、今後の管理に関する指針づくりも検討してもらうことにしている。
〈苗木の植栽を行う学生たち〉
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