故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。
絵のタイトルは、「お兄ちゃん、弟よ」です。
炎天下のアスファルトに咲くアザミ兄弟です。
彼らも必死なら、刈り取る私も必死です。
豪草は 白を切っても 赤が出る
今日のタイトルは、「3勤4休」です。
これまで、4勤3休を続けて来た。
雨が降ってできない日も加え、休みの日であろうが、軽い仕事は続けた。
実家の畑の草を刈る予定が、混合油を作ったまま忘れて、道路際の雑木伐りになった。
雑木伐りは、日陰での仕事で夏日でも何とかなった。
剪定鋏で、下草といばらを切り、木の根元を切り倒す。
15m長の木を3分割にし、道路わきに並べる。
翌日は混合油を持ち、ミカン畑の草刈をした。
昼を挿む炎天下のタンク2杯分の草刈は、体力を奪う。
今年の最低体重を2日続けて更新した。
クマンバチに刺された。
花芽を飛び交う受粉の名手も、よほど気に障ったんだろう。
梅もぎの後、腰の具合がよくない。
起き上がる時、腰回りに激痛が走る。
背中の筋肉は、張り通しである。
サロンパスを6枚貼っても、気休め程度である。
とうとう、「3勤4休」にせざるを得なくなった。
生きるためにルーチンワーク(炊事、洗濯、掃除)は欠かせない。
今の時期、妻も苗の定植と収穫、加工に忙しい。
腰の痛みが、内臓の不調から来るものではないことが救いです。
ビールを飲んで、泥のように眠る毎日です。
草刈の依頼(未施工)が、2件になった。
身体をいたわりながら、出たとこ勝負です。
2023年6月21日
絵のタイトルは、「わくわく」です。
この娘から受けた第一印象です。
50年ぶりに故郷に帰って来て、「二回目の夏」を迎えた。
都会では、季節にも疎く年ごとの変化にも鈍感でした。
故郷に帰る前にいた、東北の夏は新鮮そのものでした。
地縁血縁がない。
誰からも期待されない。
何をやっても良いが、さて何をやろう。
7年間暮らしましたが、自分探しの毎日でした。
故郷に移住して、「何をしなくてもいいんだよ」と天の声を聞いた。
どうしてここにいるのかしらと、我が家に帰る道に戸惑いを覚えた。
妻は、どうして一緒にいるのかしら。
浦島太郎を知ってるものは、一人もいませんでした。
東北で7年続けた自分探しが役に立った。
「何もしなくてもよい」とは、言い換えれば、「何をしてもよい」でした。
生れて初めて好きなことをしています。
疲れるまで身体を動かし、疲れたら眠る。
その暮らしが、心地よい。
「二回目の夏」は、すべてが順調です。
出来なくても、なーんも心配しない。
できたとしても、次はもっとうまくできると挑戦させてもらえます。
楽しみがいっぱいです。
少年の頃のように、わくわくしています。
2023年6月16日
絵のタイトルは、「時空」です。
ザルツブルグ駅前のショーウインドーに収まっていた、モーツァルトの石膏像です。
朝方も雨が降った。
冬布団の代わりに上掛けと毛布にし、2週間後には毛布もとり上掛けだけにした。
午後になり、晴れて来た。
網戸にし風を入れ、洗濯物を外に出し、布団を廊下に干した。
今日のタイトルは、「晴れた晴れた、ああ嬉しい」です。
高温多湿で汗をかくことが多い。
部屋干しが続いていたので、晴れ間は貴重です。
日曜日に収穫した梅の色づきが早い。
先輩に5Kg送り、
梅酒に3Kg、
梅シロップ用に2Kg、
梅干し用(塩漬け)に5Kg、
傷んだ梅をジャムに5Kgと大忙しで処理をした。
塩漬けした梅のびんの上まで塩水が上がったら、土用干しです。
年取ったおばさんの分まで漬けた。
今年の梅は傷ついているけど、大きな実で美味しいものが出来そうです。
気に入ってもらえると嬉しい。
1億円の売り上げを3億円にしろと言った、スイスに住む元上司からメールが届いた。
家族と10日間ほど来日するので、出来れば会いたいと書いてあった。
コロナワクチン、健康診断、肺炎球菌ワクチンの接種及び受診をする。
合間を縫って会いたいものである。
わが社の機械は一台も売れないが、売上が必要かと上司(年下)に尋ねた。
本社に内緒で受注しようと、上司は即座に応えた。
機械売り上げの1億円に、エンジニアリングだけで3億円にした。
女性がいる飲み屋さんに一緒に行った。
背広のポケットに入っていたホステスの名刺を、上司の奥さんが見つけ詰問した。
きつい奥さんに、私のために預かっていたと上司は弁解した。
沖縄にも行き、同じホテルに泊まった。
こっそり抜け出そうとしたら、ドアを開けてにっこりする顔が見えた。
仕方なく、行きつけの飲み屋に連れて行った。
帰ったら、お前は仕事にかこつけ女を訪ねていると言うもんだから、
一カ月口を聞かなかった。
10mも離れていない職場なのに、メールだけでやりとりした。
仕事もよくやったが、つるんでよく遊んだ。
彼は5か国語を話す。
ナンパのために覚えたとしか思えなかった。
国は違えど、気候は違えど、晴れたら嬉しい。
お互い馬鹿なやつで、同志です。
どんなに立派になっているか確かめたいと思います。
2023年6月15日
絵のタイトルは、「金目鯛」です。
食って元気を出せと言ってるような気がします。
今日の釣果は、カワハギx2、キスx11とコチが2匹でした。
カワハギ(25cm)は、草刈を依頼した先輩にあげました。
お礼に、農家が作るトマトときゅうりを袋一杯いただきました。
多いので、近所におすそ分けしました。
とにかく、遊んで働けです。
皆さま、お仕事ご苦労様です。
子供のため、会社のため、そして自分のために働いてきました。
故郷に帰り、恩返しの真似事を始めました。
近所の年寄りに替わり草刈をしたり、農作業や家事を手伝っています。
時間は余るほどあるものの、気持ちに貯金がありません。
今日のタイトルは、「気持ちを切らさぬために」です。
皆さんの勤労意欲は、どこから来るのでしょう。
楽しい仕事も、責任が増すごとにプレッシャーになります。
新たに草刈依頼が来ました。
友人から梅の木を伐る相談を受けました。
実家の畑と庭を見に行くと、新しく植えたレモンの苗は、草に埋もれていました。
私の場合、草刈は仕事ではありません。
役に立てるならと、手伝っています。
一度手掛けると、草が伸びただろうと心配になります。
終わりのないジレンマです。
雨が上がったので、一時間だけ近所の草刈をしました。
風呂に入っても疲れが取れず、気分は晴れません。
飲んで、食べて、寝ることにしました。
悩みも疲れも先送りにします。
気持ち切らさぬよう、良い知恵が浮かんでくるのを待つことにしました。
皆さま、お仕事ご苦労様です。
良い子は、よく眠る。
そんなことでいかがでしょう。
2023年6月14日
絵のタイトルは、「寒くなーい」です。
それだけのことです。
今日のタイトルは、「ピンピンコロリ」です。
死ぬまで健康(ぴんぴんして)でいて、突然死(ころりと)となることを言う。
一方、「ネンネンコロリ」は、寝ながら生き永らえて死ぬことを言う。
ほとんどの人がピンピンコロリを望むが、全体死のわずか3%である。
宝くじに当たるようなもの。
97%は、「ネンネンコロリ」である。
平均7年間は、家族や医者などの世話になる。
統計の話をしているのではない。
望んでも得られないことの話でもない。
若かろうが、年寄りであろうが、身体の器官を使わなくなると、
固まり動かなくなる。
痛かろうが、辛かろうがリハビリをする者だけが、元通りに近い身体になる。
日々の生活も、ご飯を作らない、掃除をしないとごみ屋敷になり健康を損ねることになる。
これ(ピンピンコロリ)は、年寄りだけの問題ではない。
万人が何らかの不幸になる(悩む)ことがある。
幸福とは何ぞやと考えながら、日々を過ごす。
不幸なものがすべて「ネンネンコロリ」ではない。
汗をかき、無理に挑戦し、生きている。
共感でき、助け合うことも、不幸から脱却できる道である。
朝ごはんづくりも草刈も毎日の苦行であるけど、私にとっては楽しみです。
生きることそのものが、サバイバルです。
梅もぎだけで、疲れ果てました。
梅畑は耕作放棄地斜面にありました。
もぐ前に草刈をしなければならない。
木に昇り、枝を伐りながら枝についた梅を採り、落ちた梅を拾う。
買えばいいじゃん。
いっぱい(100Kg)採れたものだから、梅酒や梅干し作りに挑戦する。
それでも余るから、友人や親せきに送り分ける。
ピンピンコロリなんていらぬ。
しぶとく、ネンネンコロリを生きてやる。
2023年6月13日