故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

塩入ウーロン茶

2020-06-11 13:08:00 | よもやま話

絵のタイトルは、「名物男」です。
副題は、「いたらうるさい、いなきゃ寂しい」です。
今年の春に亡くなられました。いい男でした。


塩梅と言う言葉があります。
料理の真髄のような言葉です。
雨でも嬉しい。野菜が潤うから。
晴れでも嬉しい。野菜が育つから。
熱中症対策として水分を採っている。
喉の渇きをいやすのにウーロン茶を用意した。
沸かして井戸水で冷やした。ついでに塩を一つまみ入れた。
試飲した。まずい。
塩分が必要と思うなら、別に舐めた方がよい。
脳は期待するウーロン茶の味を覚えており、拒否反応を示した。

今日のタイトルは、「塩入ウーロン茶」です。
子供が困るだろうと、転ばぬ前に助けてしまう。
よけいなことをしてしまう。
子供にとって、困ることも必要だろうし、痛みを知ることも大事なことです。
我が家では、痛くても眠くても助けてはもらえません。
自分で何とかしなさい。妻の方針です。
冷たい女です。

腹が減ったら料理を自ら作る。
まずくならないよう、必ず味見をする。
なにもかも自分でやる。できないと妻に相談する。
妻には簡単なことだけど、私には途方もなく難しいことである。
逆に、筋肉労働となるといの一番に妻は助けを求める。
やって当然と言う顔をする。
ちょっと図々しいかなという時は、「こんなことができたらよいな」と独り言をいう。
私は、何度も聞くのがいやだから、すぐに実現する。
やってとは言わなかったのよ。勝手にあなたがやったのよ。

「塩入ウーロン茶」は、飲んでみなければ分からない。
普通の状態ならまずい。
汗をかいて、へとへとの時はどうか、これから試してみる。

古今東西、驚くような味付けに出会うことがある。
パクチーは、とても辛い。
タイで食べた時は、経験したことがない辛さだったけど、美味しいと感じた。
こんなものまで食べるのか。見た目がよろしくない蜂の子ごはん。
食べたら、油が程よく乗ってジューシーで美味しかった。
どれもこれも味付けがよかったからに他ならない。

都会では、一万歩の散歩をしていた。
足らぬと片足ⅠKgの重りの入った靴を履いて歩いた。すぐに筋肉痛になってやめた。
ところがここではどうだ。
毎日が2Kg入りの重りの靴を履いているような苦行の数々です。
畑仕事や山仕事のことです。
何年も徐々に重しを増やしていくと、何とかできるようになっています。
仕事が待っているので、筋肉痛なんて言ってられない。
片づけなければ次の仕事に進めない。
仕方なくやっている。

きっと、「塩入ウーロン茶」にもなじめるはずである。
作ったからには飲み干してやる。
それには、身体が欲しがるよう汗を流すしかない。

卵先 鶏が先 答えなし

2020年6月11日
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