故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

のんびりの時間

2015-02-20 06:46:17 | よもやま話
静岡荒波、風車のアグリー海岸

することがない。

これは、義務のような仕事から解放されたことを意味するのでしょうか。
それとも、何にもやる気がおきないからなのでしょうか。

どちらでも良いのです。
まずは、のんびりとしましょう。

音楽を聞いて、本を読んでそして散歩をしましょう。
私は、時間を潰すことを、ことさらに怖がってきました。

毎日、寝て起きての繰り返しです。
人生に意味など追求することが、そもそも間違いだったのです。
あるがまま。毎日の営みをひたすら繰り返す。
少し頑張っていれば、たくさん頑張ることもあります。
頑張ることが、目的となるのは悲しいことです。
勢いで頑張ってしまったくらいが丁度よいのではないでしょうか。

先日、仲人さんを訪ねて老人ホームに行ってきました。
毎日、暇だと言われていました。することがない。
インフルエンザにかかってはいけないから、外出は控えておられました。
老人ホームは限られた個人のスペースしかありません。
多くの荷物と共に、思い出もしがらみも自分の部屋に置かれて、
着の身着のままで出てこられたのです。
哀しいことでしょうか。嬉しいことでしょうか。
生まれて来た時は、何にも持たずに出て来たのです。
冷静に受け止めることにしました。

時間があってもやることが無い。
やりたいことがあっても、時間がない。

どちらも結果は同じです。
やらないのです。
気持ちのベクトルの方向が違うだけです。
大したことではないのです。

怖れるな。
と自分に言いたいのです。
たくさんの宿題の夢をみます。
若い時にできなかった、果たせなかった事柄のオンパレードです。
夢で良かったといつも冷や汗です。

のんびりした時間こそ、自分そのものです。
そんな時があることを喜びたいと思います。

ちいさ子の あのねどうして 忘れたか。

2015年2月20日
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 年よりの小言 | トップ | 夏休みの宿題 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

よもやま話」カテゴリの最新記事