故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

夜は魔物

2016-06-23 02:53:33 | よもやま話

何がいるわけでもありません。
夜は、とても怖い。

昼間に行った「ほたるの里」に、妻と二人で夜8時過ぎに行きました。
数百の蛍が飛んでいました。大きな源氏蛍で、光も大きい。
すーっと飛んでいく様は、とても速いように感じました。
しばし、幻想的な夜の闇をロマンチックな気分で見ました。

帰り道、ライトに映る目前の闇は、黒一色で威圧感がありました。
子どもたちに見せてやりたいと大人は思います。
きっと、親の心配もよそにはしゃぐことでしょう。
それで良いのです。心配しても始まらない。

夜、ものを考えたり、記事を読んだり書いたりします。
眠くなるまで、その仕事は続きます。
決して嫌いではありません。
時々、孤独になることがあります。
エアーポケットに落ちた時のような気持ちの悪さです。
世の中から忘れ去られているような錯覚です。
自らそうしているのにも関わらず、勝手な錯覚であり弱さです。

今日のテーマは、「夜は魔物」です。
夜は、別世界です。
点けたままのテレビがうるさくて起きだしました。
床に就いたら、消すべきだったな。と少し反省します。
寝なくちゃと思いながら、うとうとするくらいならと
起きだします。
絵を描いていると、どんどんマイナス思考になっていくことがあります。
破らなければと思いながら、決心がつかぬまま塗り続けます。
ここまでと決めて寝ることにします。

朝の光の中で、もう一度見てから決心します。
一生懸命描いているではないですか。
夜は、この良さに気づきませんでした。
悪い所ばかりが目に付きます。

要するに、自分の世界に入り切っていると思われます。
眠気にも誘われ、精神的に追い詰められているとも言えます。
普段とは、違う考え方をしてしまう。
こんな気持ちになったら、さっさと寝ることにしています。

病院に肉親を見舞いにいくことがあります。
夜に起きだし、昼間寝る患者に会います。
長期入院の方に多いように思います。
夜も明々と点いてる病棟の電気です。看護のためには仕方がないことなのでしょう。
個室なら消す必要もなく、夜中点いていたりします。
病室が白い壁であったらさらに状況は悪くなります。
痴呆が進む原因ではないかと思ったりしました。

夜は魔物です。
ほどほどにして寝ることにしましょう。

そのうちに 昼寝から覚め 朝じたく

2016年6月23日

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