故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

間抜け

2024-02-13 23:27:19 | プロジェクトエンジニアー

絵のタイトルは、「跳べよ未来へ」です。
立川駅前にあった銅像です。
この人の夢を陰ながら支えた人がいたはずです。
その人は、さぞかし苦労しただろうな。


今日のタイトルは、「間抜け」です。
かつて、付き合った女がいます。
何をするにしても、いつも一生懸命でした。
私は営業でした。
移動中に、恋文めいたものを送り続けました。
帰ってくるのは、1番目に送ったメールから3番目のものまで、数行にまとめた返信でした。
それも、途中まで書いたものが返信されました。
島まで帰る高速艇で書いたメールです。
どうやら、寝惚けて途中のメールを発信したらしい。

9時から晩ご飯を作り10時までに済ます。
それから明日の準備をする。
夜中の2時を過ぎたころ、メールが届きました。
私は、携帯を握ったまま眠る癖がつきました。
すぐに、返信しました。
会社に行き、同僚に
「女が夜寝かせてくれない」と愚痴を言いました。
同僚は、「果報なこと」と笑っていました。

間抜け。
いや、間抜きでした。
彼女は、10時から2時まで休んで(寝て)いました。
夜中の2時に起きだし、さっさと洗い物をし、簡単に準備を済ませていました。
知らぬは私ばかり、間抜けでした。

疲れたときは、短時間でも居眠りをする。
所謂、「間抜き」です。
頑張ることはありません。
15分も熟睡すると、元通りです。
やっと座われた通勤電車では、極上でした。

彼女は、相変わらず「間抜き」だそうです。
いつしか眠ってしまい、仕掛けたパン生地がふたを押し開けそうなくらい膨らんだらしい。
やおやおの生地では、ベーグルにならない。
そんなことを聞きました。

2024年2月14日

間抜けとは、
間(ま)の抜けたこと。
する事にぬかりのあること。
また、その人。
とんま。
(広辞苑より)
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