ルーチンワークのことを,「型にはめる」と言います。
私は、仕事の速度を優先するあまり、この型にはめることをやってしまいました。
品質は、いまいちです。
でも仕方がないことと思うことにしました。
少しの残業はいまでもします。
だけど長い残業はできなくなりました。
若い人は、もっとやりたいかもしれません。
精度をあげたいのではないでしょうか。
やってもやってもきりがないのです。
私は、「型にはめる」生き方が嫌いでした。
学校で、大学で、社会人の一年生で、とにかく反発してきました。
結局、自分もやってしまいました。
無駄を恐れるあまり、シンプルなルーチンワークにしてしまいました。
90度、角々を通ることをやめて、スパッと斜め横断しました。
美しくないのです。
形だけはできました。
私の仕事は、''IN'' と ''OUT'' を明確にすることです。
インとアウトをつなぐ条件は様々です。
今回の条件は、速度でした。
1月で、設計をし、理想的な金額を出す。
冷静に受け止めることにしました。
求められている仕事をこなすことが使命です。
与えられた時間が短いと良い仕事にはなりません。
私達のポーション(依頼者)をできるだけ簡素にし、
次のポーション(実行者)の時間を長くとる工夫をしました。
来週は、パッチワーク(継ぎを当てる)をしなければなりません。
社会では、「型にはめる」のを好む人たちがいます。
型を作る経過が忘れられたままで、「型」だけが残っていきます。
反省もなにもないまま、形骸化した「型」が受け継がれます。
そこに、「型破り」が現れると皆でバッシングします。
それもヒステリックに、謙虚さなど忘れ去られています。
気をつけなければなりません。
型の説明をしなければなりません。
形の意味を伝えながら、練習を続けなければなりません。
先人達の知恵の結晶だからです。
型破り いつの時代も フロンティア
2015年3月29日
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