故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

痛風のお酒飲み

2014-12-24 00:27:08 | よもやま話

短編小説に挿絵を載せるために、時間を費やしました。
1枚描き上げるのに、長い時は3時間短くても1時間かかります。
構想から、下絵そして色のせです。

出来るだけ、写真を見ないで自分のイメージを絵に仕上げます。
どういう気持ちで書いたかを、浮かんでくるイメージを絵にします。
苦しいけど楽しい時間です。
けっして出来は良くないのですが、オリジナリティー溢れる
私の心の泉の再現です。

前置きが長くなりました。

土曜日に、上野である会社のOB会がありました。
OBと言っても、ほとんどの方がスピンアウトされています。
仲間の飲み会です。全員、先輩です。ここでも一番歳下でした。

中に、痛風の先輩がおられました。
お酒を遠慮しながらお注ぎすると、旨そうに飲まれました。 
二杯目も愛おしそうに飲まれました。
常に、盃は空でした。それからもずっと姿勢を正して飲まれました。
明日は、飲めないかもしれない、今日が最後かもしれない。
一旦、痛風が爆発するともう飲めないのでしょう。
醸造酒は痛風には良くない。いいえ蒸留酒も同じだそうです。
先輩は、やっぱり日本酒が良いと言われました。
焼酎は、アルコールで酔えるけど日本酒が楽しいとも。

皆さん、ドクターストップ寸前で、アルコール中毒のなり損ないのようでした。
飲めるのは、良いことです。
胃に入れる肴は少なくなるけど、思い出話ばかり増えていくのでしょう。
今のことより、昔のことを話されることが多いようにも感じました。

雨の中、2軒目の飲みどころを探して歩きました。
楽しい酒でした。正直な話ばかりでした。

来年もまた、痛風の先輩と飲みたいと思いました。

2014年12月24日






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