できたら先延ばしにしたい。
妻が、行こう、やろうと背中を押してくれます。
猪どんよ めじろ知らせる 野の道で
今日のタイトルは、「10Kgなら」です。
3婆ならぬ3姉妹が段取りを進めてくださる。
自分たちのこうしたい、ああしたいが詰まっている。
耕作放棄地の持ち主に次から次に連絡をとり、
「自由にしてください」のお墨付きを取り付けてくださる。
あんたならあと15年はできると、勝手に太鼓判を押してくださる。
戦後、親が良かれと子ども達に教育の機会を与え後押しをした。
私も妻もその世代で、大いに恩恵を受けたものです。
その結果、都会で就職し、都会で伴侶をみつけ、そのまま都会に住みついた。
育ててくれた源の土地は無用になった。
戦後、食糧難をなんとかしようと開墾した畑は、山に返っている。
種が芽生え、枝をはり、歩くこともままならない。
アプローチができないと、その後の展開は望めない。
蜜柑が20Kg入ったコンテナは運べない。
「10Kgなら」運べるかもしれない。
ハードルを下げていくしかない。
お墨付きで、第一段階のハードルは落ちた。
「10Kgなら」とハードルを下げていく。
私は、食糧難を解消した畑群を見てみたい。
畑からの景色は、海が半分を占める。
多島美の片鱗が見渡せる。
歩くことは達者な島人を誘導したい。
花で釣る。
香りで誘導する。
美味しいものでお腹を満たす。
「10Kg」を下まで運ぶ必要はない。
「10Kg」を作らなければよいし、1Kgずつなら持ち帰っていただける。
残っている、生きているものが、昔を語ればよいのです。
2022年1月11日
<<あとがき>>
朝ドラ史上の快挙。
30歳も鯖を読む深津絵里さんのことです。
ここまでいかなくても、この頃皆さんきれいです。
我が家の裏のブルーシートで覆われた畑がきれいになりました。
わずか500m2の耕作放棄地です。
ブルーシートで覆われていたし、放棄して数年の畑でした。
二人でかかり、夢中になってやりました。
半日でした。
夜には、普段使わぬ筋肉がつりました。
それも一晩明ければ心地よい。
(筆者)
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