ドイツにあった「Hofbrauehaus](絵のタイトル)です。
昼間から飲みたい男たちが集まるビアガーデンです。
世界一入りにくい飲み屋かもしれません。
葉に隠れ つんと咲くのか 寒椿
我が家のインターネットの工事がいつになるのか分かりません。
こうして、インターネットが接続されている妻の家と我が家を行ったり来たりです。
「喧嘩した時、ここに来ようか。」
と妻が言う。
それは考えてもいませんでした。
そうか、そんな使い道もあったね。
私も鍵のコピーを作ろうかなと思ったものです。
今日のタイトルは、「隠れ家(Part3)」です。
隠れ家で密会する。
訳アリの二人だったり、秘密の行動の打ち合わせだったりします。
まったりと過ごす。
ゆっくり流れる時間です。
あらもうこんな時間と奥様方は帰っていかれました。
カフェの平均滞在時間は3時間でした。
一組だけが、時間も忘れておしゃべりに興じる空間でした。
私達と話したければ話し、そうでなければ時々お茶屋を届けるだけのほったらかしでした。
夜の予約の準備があったり、いつ売れるか分からないジャムを作ったりパンを焼いていました。
幼い頃より隠れ家に興味がありました。
押し入れであったり、野山に子供だけで造った空間でした。
誰しも独りになりたい時がある。
私達は、二人だけの小さな家族です。
24時間、共に動く。
時々は隠れたい。
そんなことから、夫婦の間で時間差生活が生まれました。
私は夜8時に寝て、夜中の3時に起きる。
妻は11時に寝る迄、好きなテレビを観たり編み物をする。
起きるのは、朝餉ができた6時頃です。
同じ家に暮らしながら、隠れ家生活を満喫する。
そのうち、空間ごと隠れ家の家庭内別居となるやもしれませんね。
2021年12月18日
<<参考までに>>
2017年4月30日投稿記事、「隠れ家」には、
「今日のタイトルは、「隠れ家」です。
藤沢周平の町ものにお茶屋が登場します。
危ない関係の男女の密会の場所がお茶屋でした。
カフェではそんな具合にはいかないまでも、
ゆっくりと気の合ったものどおしが、きままな時間を過ごすには絶好の場所です。」
と書いています。
2019年1月9日投稿記事、「隠れ家(Part2)」には、
「理想を忘れたわけではありません。
「隠れ家」は存在するところに意義があります。
あそこに行けば気ままな時間が過ごせる、また行きたいとお客さんは思ってくれます。
お客さんにとって、限られた時間とお金です。
地方は、限られた人口です。
どの店も生き残りたい。
私たちは、他の店のお客様を奪うことはしたくない、共存共栄です。」
と書いています。
この頃は必死でした。
理想と現実の狭間で日々悩んでいました。
何とかなるもので、口コミだけでお客さんは増えていきました。
一組だけがまったりと過ごす。
それ以上、増えることはありませんでした。