酔い日は佳い日

日々の食卓、晩酌事情。by こたりん

至福の宴。

2017-12-20 | 旨かった話
友人Tのお招きに与る。

呼ばれた先は、市内では知る人ぞ知る老舗居酒屋。とかく良いものを出すと評判なのである。


開口一番は刺身。良いネタばかり。
本当に旨い中トロを堪能。辛口の燗酒と実にいい感じ。


なんとなく気になって頼んでみた生ハムとセロリのサラダ。
へえ、どうやって食うんだ?と、とりあえずセロリにハムを巻いて、添えつけのマヨをつけてガブリ。
不思議な相性。案外うまい。飽きない味だった。





ホッケのフライに牡蠣のバター焼き。北海の美味、全開って感じ。やれ、旨いのなんの。

で、行儀悪いけど、こんなことやらせてもらった。


良い刺身はメシとも食べたい。小さなゴハンをもらって、即席海鮮丼を自作した(笑)
至福の旨さ。酒もがぶがぶ。

と、丁度良い頃合いで、〆のあら汁。いろいろ入ってて、さすが老舗居酒屋の味。


めでタイ。

やっぱ、いい店はいいねえ。
へんな日本語だが、真理である(笑)


で、飲み直しはいつものバーへ。


昨夜はこんな感じで。




逃避めし

2017-12-18 | こしらえた話。
今やらなきゃならないことがあるのに、なぜか違うことに没頭してしまう。
たとえば、試験勉強をすべき時に、なぜか部屋の掃除を始めたり。
ありますよね、そういうの。

この言葉を言ったのは、漫画家の吉田戦車さん(「伝染るんです」などで有名。私も大ファン)。
彼は締め切りに追われているときほど、台所に立ちたくなるということで、そんなときに作った料理を本にしてしまった。かなり自虐的である(笑)

かく言う自分の日曜日。
やばいな。仕事しなきゃ。今日丸一日かかるな。

というのに、


なぜか昆布の佃煮を作る。

出汁を取った昆布を捨てずに、洗って冷凍しておいたものを使う。
全然、今やらなくてもいいのに、昆布がだんだん貯まってきたのが近頃気になっていたもので。
さっと炒めたら、酒・みりん・砂糖・醤油を加えて、ゆっくり味を含ませる。

ゆっくり? おいおい、そんなヒマあんのかよ(笑)

で、その後、ちょっとは仕事をすすめたのだが・・・
無事、仕事を完遂したとき、夜、なにも食べるものがなかったらひもじいだろうな。

そんなことが心配になって、いそいそと仕込んだ高野豆腐と鶏ゴボウの煮物。



ほんと、なんででしょうね。
ついでに、靴磨きを一足(笑)。よほど逃避したいんだろうね。


で、日付が変わった頃、はれて晩御飯。
先の画像がその時の酒肴となった。

なんで、食べることには、こんなにまじめになれるんだろう。
逃避することは、まずない。

サバ好き限定?

2017-12-17 | こしらえた話。
また水煮缶メニュー。

サバ缶は、どうも匂いがねえ、どうも脂がねえ。
ああそうですか。残念ですね(笑)


いきなり昆布を敷いてもいいんだけどね。
別件で昆布だしを取ることがあったので、それを利用して。

大根を煮て、やわらかくなったところへ酒と塩を入れ調味。豆腐と水煮(汁は不要)を投入し温まったら出来上がり。というお気楽メニュー。

昆布出汁にサバ水煮の風味が加わって、きわめて独特なサバ湯豆腐のできあがり。
これを粗びき黒コショウで食べる。別に取りポン酢でも食べるという二刀流。

サバ好き、というかサバ缶好き御用達ってとこかな。


ここのところ呑みすぎな日々。


こんなメニューで体をいたわっております(笑)

おろしで缶つま

2017-12-16 | こしらえた話。
缶つまは、とにかく手をかけないというのが定義。
焼くだけ、とか、混ぜるだけなど、かけ てもひと手間。工程が三つも四つもあるのは、それは立派な料理だ(笑)

そこらへんでは、びみょーなのがこれ。


名前はまだない。

レシピをそのままにネーミングすると、「サバ水煮をレンジであたためて、大根おろしと盛り付けてポン酢をかけて食べる」というもの。

ちなみに、サバのレンチンはアツアツにするのでなく、人肌に温める程度で。

なーんだ、「サバ缶おろしポン酢」でいいじゃんとも思うが、違うんだな。ポン酢でなく生酢と醤油の方がだんぜん旨い。絵面的に耐えられないので撮ってないが、上からマヨネーズをかけてもよい。
この時期は、ぬる勘にいいんだな、これ。

なーんだ、結局お酒の話かいと言われそうだが、だって、これツマミですから。
缶つま。あまりに日常的に使ってると、たまに語源を忘れる(笑)


以下、蛇足



書きはじめ「かんつま」を変換したら「燗妻」と出た。
なんか、いい感じ。夫婦の温かな食卓をイメージできる。
女性蔑視だと言われちゃうかな。

日本酒でアクアパッツァ。

2017-12-15 | こしらえた話。
アクアパッツァで日本酒、というタイトルでもいいんだけど・・・



まずは、日本酒WEBメディア SAKETIMESに私の連載が掲載されました。
ワインでなく日本酒を使ったアクアパッツァは、ゆったりと美味しい、やさしいテイスト。
旨みある純米酒と良い相性です。

ご一読を。

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