酔い日は佳い日

日々の食卓、晩酌事情。by こたりん

刺身で晩酌 酒は奥の松

2015-10-07 | 酒風景
イクラの一夜漬けを共に楽しもうとTを招く。

土産に持ってきてくれたのはデパ地下の刺身。


老舗の魚屋、今津の刺身だ。いつも間違いのない品を提供するので自分もいつも利用している店。
若大将とも知り合い(ついでにその親戚も知り合い)ということもあって贔屓。
数年前までは市場の中で対面販売もしていて、魚の旬や食べ方などを教わったもんだ。

酒は奥の松(福島)。生貯蔵・特別純米。Tが頂き物だというのをこっちに提供してくれた。
おっとりとした香りと旨味。やや控えめとも思うがその分テイストの違う数種の刺身のどれにも寄り添う。何しろ飲み飽きしないのが良い。

刺身のあとはイクラ丼の御開帳。
前日に漬けたばかりのイクラはフレッシュな旨さ。これまた酒と合うものだから、イクラ・酒・イクラ・酒・イクラ・たまにご飯・イクラ・酒・・・というまったりとした美味しい作業が延々と続くのだった。

Tの奴は昨日健康診断が終わったと手放しでイクラを頬張る。
自分はコレステロールが上がるたちなので、レンゲひとさじまで。
と言いながら少し食べ過ぎたかな。

食べきれないイクラは今日・明日あたりの分を残し、あとは冷凍保存。
サケの卵も絞られ塩で洗われ醤油に漬かり仕舞いにゃ凍らせられる。
ヒトの都合で壮絶な人生だ。