酔い日は佳い日

日々の食卓、晩酌事情。by こたりん

ついビビンバ

2015-04-30 | 旨かった話
神のお導きか、なぜかあの店の前を通る。なぜか昼時に。

で、食べてしまった。西萬さんのがっつり系ランチ。


蕎麦にしようと思っていたのに逆らいようのない縁。
実際、そんなに大盛りってこともないのだが、なにせ腹回りが気になるもので。

そういや前日は、たまに無性に食べたくなる
すがわらのラーメン。


馴染みなもんで、やっぱ旨いんだなコレが。

ま、摂食は5月からってことで。
良い節目じゃ(笑)

タコと果実と 酒は男山

2015-04-30 | 酒風景
新進気鋭の料理屋などがこれを紹介していて、
こりゃまた意外と思いきや食べてみれば大いに納得。
そんな肴がこれ。


タコとグレープフルーツ。
刺身を酸っぱい果肉、オリーブオイルで味わうという趣向だ。
食塩をごく少々。自分はバジルを振ったが、ミントを飾るとなお良いだろう。

考えてみれば刺身に柑橘系はよくあること。
柚子や酢橘、レモンも。それに比べればグレープフルーツはスゥイートな方だ。
ただ果肉はルビーより黄色の方が小料理としては見栄えが柔らかか。
しかしこの両者の相性の良さには納得する。

さらに、吟醸酒との縁も実に良い。


吟醸ではないが特別純米で晩酌。
木綿屋は名門酒会加盟の小売店のみで取り扱う男山(北海道)のブランドであるが
先の天気の良い日曜日蔵元で買い求めた。
香味のバランスが整ったさらりとした飲み口。蔵人の丁寧な仕事ぶりを感じさせる。
この名称についてはより深い説明が伴うが、別の機会に。

桜が満開になった昨日。
初夏さえ思わせるそんな日の宵に。

まずタコの旨みおをフレッシュな酸味でじっくりと味わう。
その余韻残るうちに酒を含んだ瞬間、口の中で鮮烈な春風が吹いた。