酔い日は佳い日

日々の食卓、晩酌事情。by こたりん

酒日和。

2012-09-19 | 酒風景
8月より暑いじゃないかという昨日は、夜になっても蒸し蒸し。

そんな日に限って、なぜか炭が赤々とした熱いに席を取る(そうか、熱いから店が空いてたのだろうか)。

いつもの炉端にて、女将が開口一番に勧める酒はこれ。


桃川(青森)のにごり原酒。20度という代物だ。
飲み口はもちろんとろりとしていて、まろやか。だか喉元では予想以上のキレを発揮。うむ、面白い酒だ。

そんな酒には甘味のある刺身を。イカか貝かってところに


活ホッキ。
しこしこと旨い~。ベストチョイスかも。

ふと酒棚を見ると、見慣れた酒の見慣れぬラベル。


薩摩の芋焼酎、島美人の黒麹版、黒島美人だ。

なんと、うかつであった。島美人は自分が旭川で流行らせたと自負するほど(何軒かのお店に教えたら、美味しいってんでその店の定番になった程度だけど)の、推しの一品。
それに黒があったとは。近頃の、九州地酒の旅(お店での机上の話)は、どうも大分辺りで長逗留していたものだから、見過ごしていたのだった。

ふくよか、深いといった熟成感は期待通り。ショットで確認後、ボトルを押えたのだった。後日も楽しめる幸せ。


ブログでは、普段は酒そのものよりも、呑むことに言及したい自分だが、昨日は何と二つものニュースを得て大満足なもので、こんな展開に。