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秋の生息調査

2019年10月31日 | 農業日誌(無農薬)

▲ダルマガエル保護田での調査の様子

10月30日(水)
世羅町小谷のダルマガエル保護田で
絶滅危惧種「ダルマガエル」の
秋の生息調査を実施しました。
春にはオタマジャクシの放流を行い
秋に成長の様子を確かめるため
この調査を実施しています。

参加者は
世羅東小学校4年生の生徒さん22名
ならびに引率の先生。
広島市安佐動物公園のスタッフの皆さん。
そして
伊尾・小谷たえクラブのメンバーを含めた
総勢40名です。

圃場は既に
稲刈りが終わって一週間以上経過しており
また最近の朝晩の低温でカエルは
冬眠状態にある可能性がありました。

大人数で圃場を調査しましたが
案の定、体長の短いツチガエルや
アマガエルは見られるものの
ダルマガエルは捕獲できませんでした。

そこでトラクターを使って
少しだけ土をおこしてみました。
そうすると
すぐに大きなダルマガエルを捕獲。
中国新聞さんの取材にも
無事対応することができました。


▲中国新聞さんの取材の様子

毎年のことではありますが
天候や気温の不安定要因と合わせ
稲刈り直後の調査という
日程調整の難しさを感じます。

ともあれ
ダルマガエル米の収穫は
昨年の日照不足による不作から脱し
約3トンと大幅に改善しました。
ダルマガエルに感謝です。

▼捕獲したダルマガエル(4~5歳程度か?)


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