エコでピースな市民のひろば

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麦のはなし

2014年01月19日 | 食日誌
広島のソウルフードといえば
お好み焼き。
土曜日や日曜日のお昼は
百円玉を握ってお好み焼き屋さんへ
が小学生の頃の定番でした。
そのころの街中には
子供の足で歩いて5分以内の場所に
複数のお好み焼き屋さんが
ありました。

お好み焼きのメイン具材は
“そば”または“うどん”です。
ちなみに
注文の際には麺以外に
豚肉や玉子もチョイスできます。
「肉・たま・そば・いか天」が
定番の注文スタイルです。

さて
メイン具材の麺ですが
原材料は小麦ですね。
ここからは少し小麦のお話しをします。


国内の小麦は
北海道が大産地です。
細々とですが
地元、広島県でも栽培している農家は
たくさんあります。
ダルマガエル米の産地では
機械を使わず
人力種まきにこだわっています。
◎広島県世羅町小麦種まき(YouTube)
↓↓↓


平成23年のデータでは
輸入された小麦5,568,000トン
国産小麦742,000トン
輸入量は実に7.5倍に上ります。



一様に小麦と言っても
硬質、中間質、軟質、デュラムなど
用途によって以下のように
分類されます。



ところで
全粒粉(ぜんりゅうふん)を
ご存知でしょうか。
一般的な小麦粉は
皮であるふすまと胚芽を取り除いて
胚乳だけを取り出し製粉します。
胚乳には
デンプン、たんぱく質が
含まれています。
お米でいうところの
「白米」の状態ですね。

植物のエネルギー源は
その芽にあります。
子孫を残し拡げるためのエネルギーが
たっぷりと詰まっています。

昨今、玄米食が見直されています。
それは
いわゆる栄養価の基準では測れない
芽の持つパワーやエネルギーの循環が
人体のなかで行われるため
体質改善や体温上昇等の
効果があるんですね。
したがって
小麦についても
まるごと全部いただく
全粒粉をおすすめしたいですね。


さて
広島市内にその名も「麦」という
お好み焼き屋さんがあります。


このお店では
「全粒麺」という名称のそばを
メニューの中に入れています。
全粒粉の麺はふすまの影響でしょうか
少し灰色がかっています。
一般的な麺と異なり
豊かな風味が特長ですね。

店主さんは笑顔のステキな女性です。
とても丁寧に焼き上げてくれます。

その昔
割烹着を着た
「オバちゃんのお好み焼き屋」に
親しみと癒しを頂いていましたが
ここ「麦」は
優しい味と笑顔に癒されます。
女性客への配慮も行き届いています。
全粒麺にこだわるステキなお店「麦」
オススメします。

「お好み焼き 麦」
〒734-0013 広島市南区出島1-2-15
<電話番号>082-259-3633 .
<営業時間>
月・水・金 11:00~14:00 17:00~20:00
火・木・土 11:00~14:00 .
<定休日>日曜日