俺流俳句 「いちらくいちらく」

俳句で遊ぼ。

あなたも、優しくなれます。
          
          千秀

春暁

2018年02月12日 | 俳句

春暁や 清涼なるかな 雨上がり
(しゅんぎょうや せいりょうなるかな あめあがり)
19318 【季語】 春暁 【季節】 三春


春時雨 宿りの木から 雫落つ
(はるしぐれ やどりのきから しずくおつ)
19319 【季語】 春時雨 【季節】 三春


寒鴉 喉痛めしか ガアーと啼く
(かんがらす のどいためしか がぁーとなく)
19320 【季語】 寒鴉 【季節】 晩冬


春の怪 筋トレ設備 公園に
(はるのかい きんとれせつび こうえんに)
19321 【季語】 春 【季節】 三春


雨の中 中山寺の 梅見かな
(あめのなか なかやまでらの うめみかな)
19322 【季語】 梅見 【季節】 初春


羅漢様 雪被りても 風情あり
(らかんさま ゆきかぶりても ふぜいあり)
19323 【季語】 雪 【季節】 晩冬


雪間より 顔出す羅漢 せつなさが
(ゆきまより かおだすらかん せつなさが)
19324 【季語】 雪 【季節】 晩冬


春浅し 犬の散歩は 子犬ばかり
(はるあさし いぬのさんぽは こいぬばかり)
19325 【季語】 春浅し 【季節】 初春


飼い犬は 歩くより抱っこ 春浅し
(かいいぬは あるくよりだっこ はるあさし)
19326 【季語】 春浅し 【季節】 初春


鶺鴒の スイングジャンプ 春浅し
(せきれいの すいんぐじゃんぷ はるあさし)
19327 【季語】 春浅し 【季節】 初春


春浅し ベンチに残る 雨雫
(はるあさし べんちにのこる あめしずく)
19328 【季語】 春浅し 【季節】 初春


春浅し 時代物なら 鬼平よ
(はるあさし じだいものなら おにへいよ)
19329 【季語】 春浅し 【季節】 初春


下萌えを 踏めば足裏 いのち湧く
(したもえを ふめばあしうら いのちわく)
19330 【季語】 下萌え 【季節】 初春


雨上がり 晴れし夜空に 春の星
(あめあがり はれしよぞらに はるのほし)
19331 【季語】 春 【季節】 三春


春暁や 明けの明星 またたけり
(しゅんぎょうや あけのみょうじょう またたけり)
19332 【季語】 春暁 【季節】 三春


地球も 星の一つや 春の星
(ちきゅうも ほしのひとつや はるのほし)
19333 【季語】 春 【季節】 三春


教会の 窓から覗く 春の星
(きょうかいの まどからのぞく はるのほし)
19334 【季語】 春 【季節】 三春



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冴え返る

2018年02月12日 | 俳句暦


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