宿酔の 中で覚酔 夢朧
(しゅくすいの なかでかくすい ゆめおぼろ)
19365 【季語】 朧 【季節】 三春
宿酔(しゅくすい)=二日酔い。
覚酔(かくすい)=酔いが醒めること。
覚酔(かくすい)=酔いが醒めること。
上がらぬは 卯建ばかりや 亀の鳴く
(あがらぬは うだつばかりや かめのなく)
19366 【季語】 亀啼く 【季節】 三春
春の星 蹴散らして咲く LED
(はるのほし けちらしてさく LED)
19367 【季語】 春 【季節】 三春
紙風船 その生い立ちも 歴史あり
(かみふうせん そのおいたちも れきしあり)
19368 【季語】 紙風船 【季節】 三春
シャボン玉 虹色さえも 割れて消え
(しゃぼんだま にじいろさえも われてきえ)
19369 【季語】 シャボン玉 【季節】 三春
荒れ狂う 自然現象 山眠る
(あれくるう しぜんげんしょう やまねむる)
19370 【季語】 山眠る 【季節】 三冬
菜の花や 風を感じる 艶姿
(なのはなや かぜをかんじる あですがた)
19371 【季語】 菜の花 【季節】 晩春
旅に出て 窓を開ければ 春薫る
(たびにでて まどをあければ はるかおる)
19372 【季語】 春 【季節】 三春
春の旅 初めと終わり 寿司料理
(はるのたび はじめとおわり すしりょうり)
19373 【季語】 春 【季節】 三春
森の石松・・寿司食いねえ、、。
唇や ゆるすもあげるも 春宴
(くちびるや ゆるすもあげるも はるうたげ)
19374 【季語】 春 【季節】 三春
東風荒れて 古寺探訪も 荒れにけり
(こちあれて こじたんぼうも あれにけり)
19375 【季語】 東風 【季節】 三春
手水鉢 日脚伸びれば 柄杓濡れ
(ちょうずばち ひあしのびれば ひしゃくぬれ)
19376 【季語】 日脚伸ぶ 【季節】 晩冬
竹馬の 見えて下手さを 思い出し
(たけうまの みえてへたさを おもいだし)
19377 【季語】 竹馬 【季節】 三冬
一輪も 鮮やかなりし 雲南黄梅
(いちりんも あざやかなりし うんなんおうばい)
19378 【季語】 黄梅 【季節】 初春
黄梅=金梅=迎春花
晴れやかに 辛夷の莟 膨らみぬ
(はれやかに こぶしのつぼみ ふくらみぬ)
19379 【季語】 辛夷 【季節】 仲春
飲み騒ぎ 一夜明けても 寒明けず
(のみさわぎ いちやあけても かんあけず)
19380 【季語】 寒明け 【季節】 初春
貰い受く 冬服のボタン 掛け難く
(もらいうく ふゆふくのぼたん かけがたく)
19381 【季語】 冬 【季節】 三冬
春の月 三日月なるも 朧なり
(はるのつき みかづきなるも おぼろなり)
19382 【季語】 朧 【季節】 三春
小川には 春のメダカが ちらほらり
(おがわには はるのめだかが ちらほらり)
19383 【季語】 春 【季節】 三春
羽生羽生 聡太の時代 若き春
(はぶはにゅう そうたのじだい わかきはる)
19384 【季語】 春 【季節】 三春